申込フォーム

2021年度東日本大震災・被災地障害者作業所等
製品販売事業のご案内

 北海道大会にご参加の皆さま、本ウェブサイトにアクセスいただき、ありがとうございます。
 日頃より東日本大震災復興支援委員会への事業運営につきまして、多大なご理解とご協力を賜り、心より厚く御礼申しあげます。
 さて、全国大会・学術集会の風物詩になっておりました「被災地障害者作業所等製品販売事業」の物販ですが、この度、全面オンライン開催という運びになったことを受け、対面販売を見合わせることになりました。当物販事業は、「語りながら売る」(商品の代理販売ではなく、現地に想いを馳せられるように販売する)ことをモットーに掲げ、これまで商品紹介、パンフレット、スライドショー作成および上映等を試行錯誤取り組んでまいりました。ブースが開店すれば、たくさんの皆さまが商品を手に取り、耳を傾けていただきました。そして何より構成員間での「懐かしい交流の場」ともなり、まさに“縁”をつなぎ、“縁”を育む機会であったように思えます。
 残念ながら、例年と同じような対応は適いませんが、それでも「同じ時間を共有していること」を感じる一助になればと思い、この度、大会運営委員の皆さまのご理解・ご協力を得て、全国大会・学術集会ウェブサイト内で被災地の障害福祉サービス事業所や商品をご紹介いただけることになりました。この場を借りて、大会運営委員の皆さまに改めて感謝申しあげます。被災当時、「知らないことは起きていないことではない」という言葉に出逢いましたが、本ウェブサイトにアクセスくださった皆さまにおかれましては、この10年が経過したなかにおいても“現に起こっていることを知りたい”と思ってくださっている証左ですので、そのことには感謝しかありません。本当にありがとうございます。
 その後の歩みとこれから。ウェブサイトという限られたなかでの情報ですが、少しでも感じられるものがあれば嬉しいです。なお、商品購入には、幾つかの手間を要してしまいますが、もしよろしければ、ご検討いただければ幸いに存じます。

東日本大震災復興支援委員会 委員長 菅野直樹

【岩手県】

1.あすなろホーム

全国大会で定番となっている北限のゆずや藻塩をつかったお菓子のほかにも、おススメがたくさんあります。あすなろホームの作り手の気持ちが、皆さまのもとにお届けするお菓子からも感じられることと思います。

2.朋友館

子どもから大人まで楽しめる「どん菓子」。小腹がすいたときに黒糖くるみ、お酒のおともに黒こしょうアーモンドはとってもおススメです。

3.星雲工房

岩手県陸前高田市にある八木澤商店のお味噌を使ったオリジナル「味噌パン」、「味噌クッキー」。
お味噌の風味とともに優しい甘さのあるどこか懐かしさを感じるお菓子が人気商品です。

【宮城県】

1.きらら女川

全国大会では毎年早々に売り切れるさんまかりんとうをはじめ、定番のお菓子のほか、さんまパンやさんまパイなどの商品も!
その他わかめなども取り揃えています。オンラインならではの豊富な品ぞろえをご覧ください!

2.工房地球村

地元山元町特産のイチゴを使ったお菓子やジャムは道の駅でも売り切れるほどの人気商品です。地球村のメンバーが描いたイチゴやリンゴがデザインされた手ぬぐいやハンカチ、バスボムも販売しています。

【福島県】
1.コーヒータイム

「いそがず、あせらず、あきらめず」をモットーにしているコーヒータイムは、2006年4月に福島県浪江町に産声を上げました。しかし、2011年3月の東日本大震災で全町避難を強いられ離散。スタッフ自身も被災・避難生活を送りながら方々へ避難した利用者の声を聞き、同年10月避難先の二本松市で就労継続支援B型事業所として事業を再開しました。避難事業所の再開という前例のないものでしたが、現在では同地になくてはならない事業所として存在しています。実は、来年4月にはサテライトとして、再び郷里・浪江町に事業所を構えることも具体的に動き出しました(!)。今後のコーヒータイムにも是非、注目してください。
なかでも、事業所のオリジナル商品「つながりのボールペン」は、“さをり織り”の糸を使ってメンバーが一つひとつ丁寧にまいて制作しています。手作りだけに、同じものは二度と出来ません。ただ一つだけのボールペンとのつながり、ボールペンを通してコーヒータイム、そして福島とのつながりを感じていただけたら嬉しいです。
HP上にはありませんが、名物・なみえ焼そばも店頭ショップでは販売中。他にも裏メニューがあるかも? お気軽にお問合せ、ご用命いただければ嬉しいです。