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第52回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会・第15回日本精神保健福祉士学会学術集会

プログラム:一覧

3日間のプログラム一覧を紹介します。 各プログラム名をクリックすると詳細へ移動します。

○6月16日(木) プレ企画・フリースペース

12:00-13:00 受付
13:00-15:00 プレ1 刑事司法との連携を考える 〜事例報告から弁護士との連携を探る〜
プレ2 精神保健福祉士の立脚点と実践を考える
〜精神保健福祉法、障害者総合支援法の改正を見据えて〜@
 前半テーマ:医療と福祉の連携による退院促進と地域生活支援
プレ3 地域を超えた精神保健福祉士のつながりと引き継いできたもの
〜「中四国精神保健福祉士大会」ってしっちょる?
15:00-15:30 休憩
15:30-17:30 プレ4 貧困問題を考える
〜子供の貧困の連鎖を断ち切る支援活動を通じて探る精神保健福祉士の視点
プレ5 精神保健福祉士の立脚点と実践を考える
〜精神保健福祉法、障害者総合支援法の改正を見据えて〜A
 後半テーマ:精神障害者の自己決定支援の課題
プレ6 話そう!創ろう!伝えよう!
〜PSWの魅力を再発見するために(新人向け企画)
17:30-18:00 休憩
18:00-20:00 フリースペース1 またまたやります!! 今日からはじめる事例検討 in 山口
フリースペース2 全国研修担当者会議〜研修運営の悩み・工夫・楽しさなど共有してみませんか?〜
フリースペース3 被害者支援……(語られにくいけれど)身近に存在すること知っていますか?

○6月17日(金) 第52回全国大会・第15回学術集会(1日目)

9:00-9:30 受付
9:30-10:00 開会式
10:00-10:15 休憩
10:15-11:15 基調講演 (テーマ)PSWの過去・現在・未来 〜精神保健福祉士をどう生きるか〜
(講師)石川到覚氏(大正大学名誉教授)
11:15-11:30 休憩
11:30-12:15 特別講演 (テーマ)精神保健福祉施策の動向
(講師)望月聡一郎(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課 心の健康支援室)
12:15-13:15 昼食
13:15-14:45 記念企画
(鼎談)
(テーマ)精神保健福祉士に期待される資性・姿勢・至誠
(鼎談者)
高木俊介氏(たかぎクリニック院長 精神科医)
原 昌平氏(読売新聞大阪本社編集委員・精神保健福祉士)
柏木一惠 (公益社団法人日本精神保健福祉士協会会長)
14:45-15:00 緊急企画 2016年熊本県熊本地方を震源とする地震に係る緊急企画
※当初ご案内したプログラムを変更し、緊急企画を行います。
15:00-15:30 休憩
15:30-18:00 市民公開
講座
(テーマ)映画づくりは人づくり 〜“ツレうつ”への想い〜
(講師)佐々部清氏(映画監督)
障害福祉
関連
映画上映
(内容)映画「幸せのありか」上映
総会 第4回定時総会
10:00-16:00 物品販売
18:00-18:30 移動
18:30-20:30 懇親会
(会場)展示見本市会場(1F)※海峡メッセ下関内

○6月18日(土) 第52回全国大会・第15回学術集会(2日目)

9:00-9:15 受付
9:15-11:45 1-@ 地域移行
1-A 専門職養成の取り組み
1-B メンタルヘルス
1-C 子供へのかかわり
1-D 技術を磨く
1-E 就労支援の諸相
11:45-12:45 昼食
12:45-15:15 2-@ 自殺対策・地域移行における連携の模索
2-A 人材育成とスーパービジョン
2-B 医療の課題に取り組む
2-C 多様な権利擁護の取り組み
2-D 多様な地域での取り組み
2-E 専門性を探る
12:05-12:45 ポスターセッション
15:15-15:30 休憩
15:30-16:00 大会報告
10:00-16:00 物品販売
16:00-16:30 閉会式

開催案内パンフレットに掲載した分科会のうち、次のテーマが入れ替えとなりました。ご了承ください。
 1−D 専門性を探る → 1−D 技術を磨く
 2−E 技術を磨く  → 2−E 専門性を探る


プログラム:詳細

○6月16日(木) プレ企画・フリースペース

プレ企画1.刑事司法との連携を考える 〜事例報告から弁護士との連携を探る〜

【時間】13:00〜15:00
【定員】280人
【形式】事例報告会及びシンポジウム
【実践報告・シンポジスト】
 山田真紀子(大阪地域生活定着センター/精神保健福祉士)
 小林良子 (一般社団法人社会支援ネット・早稲田すぱいく/社会福祉士)※2016/5/18シンポジストが変更となりました。
 岡田卓司 (岡田法律事務所・山口県弁護士会/弁護士)
【進行・ファシリテーター】
 安田恵美 (國學院大学法学部 講師)
【司会】
 関口暁雄 (埼玉県済生会鴻巣病院 夢の実ハウス/精神保健福祉士)
【企画・オーガナイザー】
 大屋未輝 (さいがた医療センター/精神保健福祉士)

 近年、医療・保健・福祉の現場と刑事司法現場との連携に対する必要性が高まっています。
 特に、精神保健福祉士(以下、PSW)と同様、クライエントの権利支援を幅広く行う弁護士との連携は、刑事司法の施策に委ねることで止まらず、私たちPSWが自らの領域として捉え、積極的に提言することが求められています。
 そこで、既にこの領域の支援を行っている、PSW・社会福祉士・弁護士からの報告を通じて、今後、PSWが備えなくてはならない、弁護士との連携について考える機会となるよう企画しました。
 本プレ企画の特徴は、第一に地域生活定着センターから、精神障害者の支援が難航した体験を通じて、弁護士との連携に関する実践報告を行います。第二に、社会福祉士・保護司の経験を通じて、社会復帰が円滑に実現した実践報告及び、東京エリアの東京司法・福祉連絡協議会(東京精神保健福祉士協会・東京社会福祉士会・東京弁護士会)の連携に関する報告を行います。第三に、山口県の弁護士から、PSWや社会福祉士と連携した実践報告及び、山口県内の四会連携運営会議(山口県弁護士会・山口県精神保健福祉士協会・山口県社会福祉士会・山口県社会福祉協議会)の連携状況を通じて、これからのPSWが備えるべき視点について報告を行います。
 実践報告後は、シンポジウム形式による企画参加者との対話型のセッションを行うことにより、精神保健福祉領域と刑事司法の連携のこれからを探る企画の展開を想定しています。
 多くの参加者にとって有益となるよう、明日からの各現場での実践に活用していけるような企画を目指しています。

プレ企画2.精神保健福祉士の立脚点と実践を考える
 〜精神保健福祉法、障害者総合支援法の改正を見据えて〜@
 前半テーマ:医療と福祉の連携による退院促進と地域生活支援

【時間】13:00〜15:00
【定員】300人(予定)
【形式】シンポジウム
【シンポジスト】
 澤野文彦(退院促進委員会/沼津中央病院)
 栄セツコ(高齢精神障害者支援検討委員会/桃山学院大学)
 金川洋輔(相談支援政策提言委員会/地域生活支援センター サポートセンターきぬた)
 今村浩司(診療報酬・配置促進委員会/西南女学院大学)
【コーディネーター】
 宮部真弥子(本協会副会長/谷野呉山病院 脳と心の総合健康センター)
 水野拓二(本協会常任理事/鷹岡病院)

 退院促進・地域生活支援の充実は、精神障害者の社会的復権を支援する福祉専門職である我々精神保健福祉士の実践における中核的な課題です。
 精神保健福祉法の改正に伴い選任されている退院後生活環境相談員、退院支援委員会に参加する地域援助事業者も精神保健福祉士が多数を占めると思われます。また、地域移行支援、地域生活支援に関わり、多職種チームの連携や病院から地域生活への連携のかなめを様々な立場の精神保健福祉士が担っています。その精神保健福祉士一人ひとりが、専門性を発揮して実践を展開することで、ひとりでも多くの社会的入院患者の退院を実現し、既に高齢化しつつある方々が自分らしい生活を手に入れる可能性を広げられると考えます。
 本企画では、本協会の退院促進委員会、高齢精神障害者支援検討委員会、相談支援政策提言委員会、診療報酬・配置促進委員会の各委員会の今期の活動を踏まえ、退院促進と地域生活支援充実のための医療と福祉の連携に関する実践モデルについて、さらに、個別支援の知見を地域づくりに反映させるソーシャルワークの展開について話題提供を行っていただきます。併せて、このような精神保健福祉士の働きを報酬に反映させるためのエビデンス作りに関するポイントについても学ぶ機会にしたいと考えています。

プレ企画3.地域を超えた精神保健福祉士のつながりと引き継いできたもの
 〜「中四国精神保健福祉士大会」ってしっちょる?

【時間】13:00〜15:00
【定員】100人(予定)
【形式】座談会
【座長】富島喜揮(四国学院大学/香川県)
【助言者】梶元紗代(まきび病院/岡山県)
【登壇者】
 石田健一(児童心理療育センターみらい/島根県)
 丸田一郎(相談支援事業所ほっとねっと/愛媛県)
 梶元紗代(まきび病院/岡山県)
 内山温子(山口県精神保健福祉士協会 顧問/山口県)
 中川尚子(藍里病院/徳島県)
 上甲尚之(海辺の杜ホスピタル/高知県)
 松村健司(渡辺病院/鳥取県)
 岩田卓郎(友和病院/広島県)
 詫間佳子(しょうがい者生活支援センターふらっと/香川県)

 中四国地区9県の精神保健福祉士が1年に一度集う「中四国精神保健福祉士大会」(以下、中四国大会)は、1985年に、約30名の精神保健福祉士の仲間が集って始めた研修会ですが、現在では300名強の精神保健福祉士が集う大会にまで成長した歴史ある大会です。
 国家資格が誕生する以前より、精神保健福祉に従事する精神保健福祉士が、地域を超えて学びを深めようと取り組んできた、それも大会規定といったものもない任意の大会は全国的にも例がありません。
 座談会では、中四国大会を支えてきた、そして今まさに支えている中四国地区9県の精神保健福祉士に、「継承」をキーワードに、これまでの苦労話などを交えながら、つながることの大切さや地域を超えて学びあうことの意義などなど、ざっくばらんに語ってもらいます。
 多くの都道府県精神保健福祉士協会等や本協会の支部内では、中堅者の力量アップと組織を担う人材育成に苦慮していると聞き及びます。そこで座談会は、中四国地区の人達にしか伝わらない地方話や思い出話に終わらせるのではなく、これから地方において精神保健福祉士の力量の向上と社会的地位の向上を図りたい、本協会のブロックを会議レベルから研鑽・交流レベルに移行させたいなどの思いを抱いている方々のお役に立てるような内容を計画しています。

プレ企画4.貧困問題を考える 〜子供の貧困の連鎖を断ち切る支援活動を通じて探る精神保健福祉士の視点

【時間】15:30〜17:30
【定員】280人(予定)
【形式】シンポジウム形式            
【シンポジスト】
 荒巻智之(須恵町教育委員会/スクールソーシャルワーカー)
 荘保共子(NPO法人こどもの里 施設長)
 星 昌子(林道倫精神神経科病院/精神保健福祉士)
【コーディネーター】
 大西 良(長崎国際大学 講師/精神保健福祉士)

 豊かな国であるはずの日本で今問題視されている「貧困問題」。生活保護制度の見直しやホームレス対策、生活困窮者自立支援法の施行など、国もその対応について検討を重ねていますが、貧困を背景に発生する問題や悲しい事件は後を絶ちません。そして貧困は、精神障害を抱えて生活している方にも密接に関連し、貧困が招く負の連鎖は、その家族にも波及していきます。
 本企画では、まず、貧困問題が子供に及ぼす影響に焦点を当て、問題が問題を生み出し連鎖する貧困問題に対する精神保健福祉士の視点やかかわりの意義について、シンポジウム形式にて学んでいきたいと思います。そしてそこから、利用者を「生活者」として捉え、利用者の抱える生活問題に対し「人と環境の相互作用」を視点においた包括的アプローチを実践の特性とする精神保健福祉士として、貧困問題を個別のケースとしてだけではなく、社会問題として捉え解決していく術を、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

プレ企画5.精神保健福祉士の立脚点と実践を考える
 〜精神保健福祉法、障害者総合支援法の改正を見据えて〜A
 後半テーマ:精神障害者の自己決定支援の課題

【時間】15:30〜17:30
【定員】300人(予定)
【形式】シンポジウム
【シンポジスト】
 名雪和美(退院促進支援委員会/旭中央病院)
 有野哲章(相談支援政策提言委員会/蒼渓会 山梨県立あゆみの家)
 長谷川千種(クローバー運営委員会/昭和大学附属烏山病院)
 行實志都子(権利擁護委員会/神奈川県立保健福祉大学)
【コーディネーター】
 田村綾子(本協会副会長/聖学院大学)
 池谷 進(本協会常任理事/健康科学大学)

 日本では、「障害者の権利に関する条約」を批准した今もなお、精神障害のある人の自己決定(意思決定)支援のあり方には、精神科病院への非自発的入院制度が残存するなど課題が残されています。本シンポジウムは、本協会の権利擁護委員会、退院促進支援委員会、相談支援政策提言委員会、クローバー運営委員会の各委員会より、活動を通じた実践報告と話題提供をいただきます。その上で、当事者の権利とは何かを踏まえ、それを擁護する責務を担う精神保健福祉士の役割を多角的に検討する企画です。
 精神保健福祉法改正(2013年)で議論されながらも改正内容に盛り込まれなかった代弁者制度(意思決定支援)については、モデル事業の報告を通して精神保健福祉士(PSW)が医療機関や地域援助事業者など、それぞれの所属機関において担うべき役割を再考したいと思います。また、PSWは、2016年度より精神医療審査会への学識経験者としての参画が予定されていますが、そこでの視点について権利擁護の立場から考えます。
 さらに、これまでにも本協会内で議論を重ねている成年後見制度について、医療保護入院時の同意者になり得る成年後見人等による自己決定支援のあり方について取り上げ、成年後見制度の利用を支援する立場のPSWとして、あるいは成年後見人等としての実践を踏まえて法制度の改正への展望も含めた検討を行います。

プレ企画6.話そう!創ろう!伝えよう! 〜PSWの魅力を再発見するために(新人向け企画)

【時間】15:30〜17:30
【定員】60人(予定)
【形式】グループワーク
【コーディネーター】今村浩司(西南女学院大学 准教授/精神保健福祉士)

 精神保健福祉士として日々仕事に勤しんでおられる皆さんは、家族や友人に「精神保健福祉士ってどんな仕事?」と聞かれたことはありませんか? そのような質問をされたとき、自分の仕事や専門職としての役割を、きちんと伝えることができるでしょうか。入職したときに、「本人や家族に寄り添うことができる精神保健福祉士になりたい」「地域で自分らしく生活することをお手伝いしたい」など、それぞれが抱いていた理想や目標があると思います。しかし実際仕事をしていると、この自身の思いが現実との間で揺らぎ、「これでいいのかな?」「精神保健福祉士の専門性って何だろう?」と疑問に思いながらも、立ち止まって考える余裕や時間も無く、自分の気持ちを整理することなく日々を過ごしているのではないでしょうか。
 この企画では、おおむね経験年数5年以下の参加者同士で日々の業務の中での気づきや疑問、悩みを共有しながら、できていること、大切にしていることに着目し、「精神保健福祉士のPRポスターを作成する」ことを通じて改めて精神保健福祉士の魅力ややりがいを再発見していきたいと思います。精神保健福祉士として現場に立った時の自分に立ち返り、明日からの活力にしてもらえるような場になればと思います。

フリースペース1.またまたやります!! 今日からはじめる事例検討 in 山口

【時間】18:00〜20:00
【形式】グループワーク
企画担当者:山本綾子(三重県立こころの医療センター)

 埼玉大会プレ企画、福島大会フリースペースで実施した参加型事例検討会を山口でも開催します!! これまでの参加者の声や、現場での実践を通して、事例検討、ケア会議の方法を継続的に学ぶ場を求める声を多くいただきました。参加型事例検討会を通して、事例検討の方法を学ぶと同時にその面白さ、楽しさを一緒に体験しませんか?そして、一人ひとりが実践によって培った実践知と経験知を持ち合い、刺激しあうことでスキルアップを目指しましょう!
 たくさんのご参加お待ちしております☆

フリースペース2.全国研修担当者会議〜研修運営の悩み・工夫・楽しさなど共有してみませんか?〜

【時間】18:00〜20:00
【形式】グループワーク
企画担当者:村上貴栄(関西医科大学附属滝井病院)、一般社団法人大阪精神保健福祉士協会研修部

 都道府県協会ではそれぞれの特色を生かした協会独自の研修が行われています。それらの研修を運営していく中でうまくいかなかったこと、苦労している点も多くあると思います。
 必要と思ってやったけどコケてしまった研修、また独自の工夫でうまくいったこと、思いがけず面白かった、これは全国でやってほしいくらいだ、という研修があると思います。それら研修についての苦労や楽しさ、工夫などについて今大会の中で共有する時間を作ってみたいと考えています。また研修担当者だけでなく、こんな研修がほしいのになぜないんだ、などさまざまな意見もいただければと思います。「研修」を通して全国の皆さんと交流できればと思います。
※この企画は大阪精神保健福祉士協会研修部が中心となって行っています。多数のご協力、参加をお待ちしています。

フリースペース3.被害者支援……(語られにくいけれど)身近に存在すること知っていますか?

【時間】18:00〜20:00
【形式】グループワーク
企画担当者:大岡由佳(武庫川女子大学)
ファシリテーター:大塚淳子(帝京平成大学)

 受診や相談の対象に、DV・虐待・性犯罪・傷害や強盗、交通事故など被害に遭遇した方がいらっしゃいませんか?―――「被害者支援」と聞くと、<私は携わっていないなあ>と思ってしまう方が多いのではないでしょうか。しかし、皆さんが出会う方々を思い浮かべてみてください。精神保健福祉領域には実に様々な被害に遭遇された方がいらっしゃいます。かつて被害者の立場にいらした方が加害者になってしまう虐待連鎖の課題もあります。医療観察法事案では、重大な他害行為を行った精神障害者にとって家族は時に被害者家族にも加害者家族にもなり、支援に困難を覚えることがあります。人の心の傷(トラウマ)を理解し関わろうとする視点は、精神保健福祉士の支援の幅を広げるものと確信しています。意外と身近にいらっしゃる方々への支援を考えてみませんか?当日はミニレクチャーとフリーディスカッションの構成です。皆様の積極的なご参加、お待ちしております。

○6月17日(金) 第52回全国大会・第15回学術集会(1日目)

基調講演 (テーマ)PSWの過去・現在・未来 〜精神保健福祉士をどう生きるか〜

【時間】10:15〜11:15
【会場】イベントホール(4F)
【講師】石川到覚(大正大学 名誉教授)

 時の流れの中で、今も昔も変わらず精神保健福祉士に求められているものは何か。
 養成校で永年教育に携わっておられる講師から、国家資格化前後の違い、後輩に受け継いでもらいたいこと、未来に向かって大切にしてほしいことを語っていただく予定です。
 内面を磨き、精神保健福祉士としての生き方を考えるヒントになると思います。

特別講演 (テーマ)精神保健福祉施策の動向

【時間】11:30-12:15
【会場】イベントホール(4F)
【講師】望月聡一郎(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課 心の健康支援室)

記念企画(鼎談) 精神保健福祉士に期待される資性・姿勢・至誠

【時間】13:15〜15:0014:45 ※緊急企画のため、時間が変更となりました
【会場】イベントホール(4F)
【鼎談者】
 高木俊介(たかぎクリニック院長・精神科医)
 原 昌平(読売新聞大阪本社編集委員・精神保健福祉士)
 柏木一惠(公益社団法人日本精神保健福祉士協会 会長)

 医療、マスコミから見た精神保健福祉士についてお話を伺いながら、期待される資性・姿勢・至誠をテーマに、三者で語り合っていただきます。
 当企画がこの仕事の楽しさを再発見し元気になること、対象者のために挑戦していける精神保健福祉士としての将来像を考える機会になればと思います。

2016年熊本県熊本地方を震源とする地震に係る緊急企画

【時間】14:45-15:00
【会場】イベントホール(4F)

 2016年4月14日を初めとした熊本県熊本地方を震源とする地震により多くの方が被災されたことに対しまして、心よりお見舞い申しあげます。本協会としましても、翌15日に、被災地域の住民等への支援活動を行うため「2016年熊本県熊本地方を震源とする地震災害対策本部」を立ち上げています。
 今回、全国の精神保健福祉士が集う場である全国大会・学術集会にて、熊本で奮闘する仲間にエールを送るべく、当初ご案内したプログラムを急遽変更し、緊急企画を行います。

市民公開講座 (テーマ)映画づくりは人づくり 〜“ツレうつ”への想い〜

【時間】15:30〜18:00 【参加費】無料
【会場】イベントホール(4F)
【内容】映画「ツレがうつになりまして。」上映及び講演
【講師】佐々部 清(映画監督)

 映画「ツレがうつになりまして。」は、夫がうつ病になったことで様々な変化を受け入れ、成長していく夫婦を描いたストーリーです。映画に込めた思いや裏話、映画を通して見えた心の病気についての思いをお話しいただく予定にしています。

※字幕付きバリアフリー映画となっています。
※本講座は、全国大会・学術集会への参加有無に関わらず、どなたでもご参加が可能です。ただし満席の場合は、立ち見となる可能性がございます。

監督 佐々部 清 氏
佐々部監督は、下関出身。「チルソクの夏」「四日間の奇蹟」「カーテンコール」は地元下関を舞台にした作品。「半落ち」で日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞。

障害福祉関連映画上映 「幸せのありか」(2013年/ポーランド映画/107分 ※字幕版)

【時間】15:30〜17:30
【会場】国際会議場(10F)

  脳性麻痺の障害がある男性の幼少期から青年期までの悲喜こもごもを瑞々しく描き、2013年モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞するなど世界各地の映画祭で高く評価されたポーランド発のヒューマンドラマ。
 “自己決定”を尊重する精神保健福祉士必見の逸品です!

物品販売

【日時】6月17日(金)・18日(土)両日ともに10:00〜16:00
【会場】展示見本市会場(1F)

   皆さん、「おいでませ ふくふく市」に是非お立ち寄りください!!
 「おいでませ ふくふく市」では主に山口県内の福祉事業所が出店し、それぞれ趣向を凝らした商品を販売します。手作りのお菓子(クッキー、ラスク、シフォンケーキ等)、パン(今話題の塩パン等各種)やジャム。また雑貨・手工芸品(布・エコバック、アクセサリー、焼き物)といった素敵な品々が皆さんをお待ちしております。さらに東日本大震災被災地事業所物販コーナーや山口県の名産品、精神保健福祉関連書籍等の販売も行います。
 「おいでませ ふくふく市」ぶちええけぇ(^O^)/ 皆さんのご来場、心よりお待ちしております。

販売協力員(ボランティア)募集中(2016/4/18)◆

公益社団法人日本精神保健福祉士協会 第4回定時総会

【時間】15:30〜17:30
【会場】海峡ホール(9F)

 第2回定時総会で決議された定款変更に伴い、第4回定時総会より代議員による総会になります。
 本総会では、2015年度の事業報告・収支決算や2016・2017年度の役員選任などの議案の決議を諮ります。また、2016年度の事業計画・収支予算や新たな中期(5か年)ビジョン(中期ビジョン2020)などの報告も行います。
 代議員以外の構成員に議決権はありませんが、傍聴いただくことができます。
 総会を傍聴いただくにあたり、申込みや受付は行いませんので、当日は直接会場後方の傍聴席にお座りください。
 なお、議案書は5月中旬頃、本協会ウェブサイト(会員ページ)に掲載予定です。議案書の配布は行いませんので、傍聴される構成員は各自プリントアウトのうえご持参ください。

懇親会

【日時】6月17日(金)18:30〜20:30
【会場】展示見本市会場(1F)※海峡メッセ下関内
【参加費】8,000円/立食スタイル

  日本海・瀬戸内海・響灘と三方を海に囲まれた山口県は、様々な歴史浪漫・食文化にあふれています。
 懇親会では、それらを堪能していただけるよう、関門海峡の歴史浪漫を今に受け継ぐ海峡上臈絵巻からはじまり、高杉晋作も通った料亭・古串屋のふぐ刺し、今話題の山口県の地酒等もご用意させていただいております。
 全国からお集まりいただく皆さんにとって、古(いにしえ)や未来について語り合う。そんな浪漫あふれる懇親会になればと思っております。
 皆さんのご参加を心よりお待ちしております。

懇親会の詳細なご案内はこちら

○6月18日(土) 第52回全国大会・第15回学術集会(2日目)

分科会1  

【時間】9:15〜11:45

分科会1−@ 地域移行

【座長】市村 寧(千曲荘病院/長野県)、菅原 明美(万成病院/岡山県)

1 それでも地域移行支援をすすめるのか〜精神科病院死亡退院者から考える〜
〇青木 彩香・池 光(武蔵野中央病院)

2 社会的入院を解消して、本人希望の地域移行を実現した成年後見制度支援事例からの一考察
〇植木 是(東海学院大学)

3 主治医・看護師から退院困難と断言された患者の退院支援で起こったこと〜精神保健福祉士として走り続けること〜
〇松永 千絵・長澤 辰一郎・萩原 敦子(吉村病院)

4 当院における高齢長期入院者の現状と課題
〇山本 裕美子・川上 慶太・宮川 恵美・中島 健一・石倉 直美・宮部 真弥子(脳と心の総合健康センター)、谷野 亮爾(和敬会)

5 地域移行推進室の取り組み
〇宮木 莉加・和田 恭子・泉 憲介(八幡厚生病院)、三重野 芳美(サポートやはた相談支援センター)

6 福祉が関わることでの医療現場の変化
〇三好 恵里子(ワーナーホーム)

分科会1−A 専門職養成の取り組み

【座長】池谷 進(健康科学大学/山梨県)、横山 なおみ(旭川荘厚生専門学院/岡山県)

1 デイケアにおける精神保健福祉士実習の考察〜実習生の言葉から振り返る〜
〇村上 貴栄(関西医科大学附属滝井病院)

2 精神保健福祉援助実習における「分散型実習」の試み 第2報〜精神保健福祉援助実習に対する利用者の認識〜
〇森山 拓也・向井 智之・吉澤 豊・寺澤 美彦・坂野 憲司(日本福祉教育専門学校)、行成 裕一郎(エナジーハウス)

3 実習生の相談援助専門職としての内省を深化させていくために必要な実習指導プロセスにおける効果的アプローチ
〇木下 一雄(名寄市立大学)

4 実習指導ガイドラインの作成〜実習指導の均質化を目指した支部協会の取り組み〜
〇中村 倫也(静岡県立こころの医療センター)、深澤 美里(静岡県立こども病院)、海野 洋一郎(みどりの樹)、纐纈 久仁(三方原病院)、佐藤 大三(三島森田病院)、佐々木 正和(聖隷クリストファー大学)、森 恭子(障害福祉サービス事業所だんだん)

5 コミュニケーションへのアプローチから社会へ〜医療系専門学校の取り組みと学生の現状〜
〇戸次 誠・鈴木 和・宮江 真矢・肱岡 真衣子(京都医健専門学校)、前阪 千賀子(菅原クリニック・立命館大学大学院)

分科会1−B メンタルヘルス

【座長】小谷 尚子(徳島県立中央病院/徳島県)、吉川 敦( 西伯病院/鳥取県)

1 和歌山県精神医学ソーシャルワーカー協会会員の職場におけるメンタルヘルス向上に向けた調査
〇岩橋 千紗子・上野山 花菜・戸石 輝・炭井 準子・原見 美帆・川乗 賀也・磯崎 朱里(和歌山県精神医学ソーシャルワーカー協会)

2 岩手県精神保健福祉士会における援助要請意識とバーンアウトの関係について〜抑うつ症状を踏まえた予防的対策への考察〜
〇近藤 昭恵(岩手医科大学附属病院)、川乗 賀也(岩手県立大学)、佐々木 紀子・山崎 創(岩手医科大学)

3 精神保健医療福祉領域におけるソーシャルワーカーのストレスに関する研究
〇高木 善史(神奈川県立精神医療センター・筑波大学大学院)

4 精神保健教育プログラム開発のプロセス報告〜ユース・メンタルサポートセンターMIEの実践より〜
〇山本 綾子(三重県立こころの医療センター)

5 ろう・難聴者を対象にした州による精神保健事業〜Statewide Mental Health Modelの取り組みから〜
〇高山 亨太(ギャローデット大学)

分科会1−C 子供へのかかわり

【座長】栗原 活雄(陽和病院/東京都)、齊藤 由美 (川崎医療福祉大学 /岡山県)

1 SSWと社会資源〜豊島子どもWAKUWAKUネットワークの取り組み
〇天野 敬子(豊島子どもWAKUWAKUネットワーク)

2 こだわりの強い不登校児への学校復帰プログラムの実践〜関係機関との連携の有効性について〜
〇酒井 裕也・山下 亨(三重県立小児心療センターあすなろ学園)

3 被虐待児の地域移行支援における精神保健福祉士の視点と役割
〇山岡 功平(長生地域生活支援センター)

4 子どもの貧困にどう関わるか〜学習支援の取り組みから〜
〇只隈 康弘(みどり病院・すこやか診療所こころのケア外来)

5 学校・教育分野における精神保健福祉士の業務特性と業務指針〜スクールソーシャルワーカーへのグループ・インタビュー調査結果より〜
〇大西 良(長崎国際大学)、岩本 操・坂入 竜治(武蔵野大学)、赤畑 淳(帝京平成大学)、加藤 雅江(杏林大学病院)、栗原 活雄(陽和病院)、鈴木 あおい(NHK学園)、富澤 宏輔(大阪人間科学大学)、原見 美帆(関西学院大学大学院博士前期課程)、渡辺 由美子(南八幡メンタルサポートセンター)、田村 綾子(聖学院大学)、古屋 龍太(日本社会事業大学大学院)、西澤 利朗(目白大学)、茶屋道拓哉(九州看護福祉大学)

6 精神障害の親を持つ子どもの支援について〜子どもの語りから見えてきたこと〜
〇宮越 裕治(総合心療センターひなが/ささがわ通り 心・身クリニック)、和田 正子(水沢病院)、土田 幸子(鈴鹿医療科学大学)

分科会1−D 技術を磨く

【座長】今村 浩司(西南女学院大学/福岡県)、越智 あゆみ(県立広島大学/広島県)

1 べてぶくろの「当事者研究」〜自分自身で考え、仲間と共に生きていく〜
〇五十嵐 佐京(株式会社Mc Median べてぶくろ)

2 英国メリデン版訪問家族支援の日本導入に向けての有用性と課題
〇佐藤 純(京都ノートルダム女子大学)、大野 美子(愛知県健康福祉部)、伊藤 千尋(淑徳大学)

3 利用者の自尊感情の回復変化を中軸にした生活理解への取り組み〜真の個別支援の実現をめざして〜
〇村上 梢・大竹 智恵(つくし工房可部)、中村 卓治(広島文教女子大学)

4 リフレクティング・トークを用いた利用者・職員間の開かれた対話の試みT〜理論的背景と実践の枠組〜
〇矢原 隆行(広島国際大学)、石橋 沙央理(ふれんずサポートセンター)、光岡 美里・知花 絵美・三根 卓・森岡 知江・森野 秀也(呉やけやま病院)、佐藤 真由美(広島第一病院)、木島 彩(ほうゆう病院)、中村 あゆみ(ふたば病院)

5 リフレクティング・トークを用いた利用者・職員間の開かれた対話の試みU〜話題提供者の視点からの気づき〜
〇石橋 沙央理(ふれんずサポートセンター)、矢原 隆行(広島国際大学)、光岡 美里・知花 絵美・三根 卓・森岡 知江・森野 秀也(呉やけやま病院)、佐藤 真由美(広島第一病院)、木島 彩(ほうゆう病院)、中村 あゆみ(ふたば病院)

6 リフレクティング・トークを用いた利用者・職員間の開かれた対話の試みV〜ファシリテーターの視点から〜
〇光岡 美里・知花 絵美・三根 卓・森岡 知江・森野 秀也(呉やけやま病院)、矢原 隆行(広島国際大学)、石橋 沙央理(ふれんずサポートセンター)、佐藤 真由美(広島第一病院)、木島 彩(ほうゆう病院)、中村 あゆみ(ふたば病院)

分科会1−E 就労支援の諸相

【座長】渡辺 由美子(南八幡メンタルサポートセンター/千葉県)、西川 浩司(瑠璃の屋形/広島県)

1 職業リハビリテーションにおける自己決定〜ソーシャルワークとケアワークの視点から〜
〇山戸 隆也(大阪市障がい者就業・生活支援センター)

2 MINTにおけるエコロジカルソーシャルワークの実践
〇田中 聡一・松岡 広樹・高畑 輝子・鈴木 篤史・吉澤 久美子・岩上 洋一(じりつ)

3 リワークプログラムにおける精神保健福祉士の役割と意義
〇中垣 朝子・田村 智美(不知火クリニック)

4 リワークデイケアにおける精神保健福祉士の役割
〇大澤 美和(ひもろぎ心のクリニック)

5 ミルクティ 一杯から始まるソーシャルワーク〜言語的コミュニケーションが難しい統合失調症の方に対する援助関係構築のための試み〜
〇川満 将伸(株式会社NSP就労移行支援事業所ゴリラ)

分科会2


【時間】12:45〜15:15

分科会2−@ 自殺対策・地域移行における連携の模索

【座長】菅原小夜子((NPO)こころ/静岡県)、上山 由華(相談支援センター サマーハウス/鳥取県)

1 日本医科大学付属病院における自殺未遂者支援に関する取り組みの報告
〇大 靖史(日本医科大学精神医学教室)

2 自殺対策委員会活動報告〜他職種との連携を実現するために〜
〇吉野 比呂子・羽毛田 幸子(東京精神保健福祉士協会)、柳瀬 一正(東京都立墨東病院)、宮武 薫(都立東大和療育センター)、市川 明美(メンタルケア協議会)、松永 実千代(自殺対策支援センターライフリンク)、毛塚 和英(桜ヶ丘記念病院)、大 靖史(日本医科大学精神医学教室)、栗原 孝実(第二悠遊舎えどがわ)

3 都市部における地域移行支援〜自治体を超えた連携の効果と課題〜
〇田中 洋平・山下 敦子・木村 浩子(地域生活支援センターこかげ)、上野 容子(東京家政大学・地域生活支援センターこかげ)、岩崎 香(早稲田大学・地域生活支援センターこかげ)

4 介護領域の関係機関職員を対象とした精神障害者支援に関する研修の必要性
〇越智 あゆみ・金子 努・細羽 竜也(県立広島大学)

5 地域連携において「顔の見える関係」が与える影響〜グループホームに対するアンケート調査結果からの検討〜
〇五島 昌幸・山田 愛子・大平 尚子(道ノ尾病院)、武藤 翔太(明治大学大学院博士後期課程)

分科会2−A 人材育成とスーパービジョン

【座長】岩尾 貴(石川県 健康福祉部 障害保健福祉課/石川県)、中原 早苗(賀茂精神医療センター/広島県)

1 石川県精神保健福祉士会における人材育成について〜会員アンケート調査から考える〜
〇吉岡 夏紀(矢田野ファクトリー)、朝本 哲夫(金沢保護観察所)、安土 絵美(加賀こころの病院)、生田 克実(地域活動支援センターあるふぁ)、木下 真由美(公立能登総合病院)、木谷 昌平(七尾松原病院)、国下 淑代(岡部病院)、深田 尚子(岡部病院)、澤田 有香(石川県こころの健康センター)、嶋川 裕志・三池 一輝(地域活動支援センターピアサポートいしびき)、中村 久司(ワークプラザますいずみ)、中村 みづ穂(野々市こころのクリニック)、福村 碧(あっぷるはうす)、堀米 俊平(松原病院)、木村 誠(小松短期大学)

2 大阪精神保健福祉士協会におけるスーパービジョンへの取り組み〜スーパービジョンこれから普及プロジェクト第2報〜
〇富澤 宏輔(大阪人間科学大学)、森 克彦(浅香山病院アンダンテ就労ステーション)、金 文美(大阪保健福祉専門学校)、上田 幸輝(浅香山病院サポートハウスアンダンテ)、辻本 直子(有限会社オラシオン)、西川 孝(東成精神障害者を支える会サラダ倶楽部)

3 ピア・スーパービジョンによる人材育成についての考察〜『ケースワークの原則』の講読会を通して〜
〇望月 明広(横浜市神奈川区生活支援センター)、加藤 宏一郎(横浜市港北区生活支援センター)、鈴木 伸彦・安増 栄恵・平良 幸司(横浜市総合保健医療センター)

4 読書会の活動における参加者への効果について
〇浅沼 靖智(川越市社会福祉協議会)、坂入 竜治(武蔵野大学)

5 読書会の運営における効果的な要素と課題の抽出〜参加者へのフォーカス・グループ・インタビューより〜
〇坂入 竜治(武蔵野大学)、浅沼 靖智(川越市社会福祉協議会)

分科会2−B 医療の課題に取り組む

【座長】知名 純子(まるいクリニック/京都府)、河合 宏(たいようの丘ホスピタル/岡山県)

1 九州地方における精神保健福祉指標の比較考察の試み〜精神保健福祉資料(平成24年度6月30日調査)より〜
〇矢ヶ部 陽一(北九州市役所保健福祉局障害福祉課)

2 アルコール依存症治療病棟 短時間プログラムSHARPについての実践報告
〇上村 真実(林道倫精神科神経科病院)

3 「24時間テレビは家で観たいから、それまで入院」〜ケア会議を積み重ねるなかでの拡大ケアチームの形成と 本人のリカバリーの過程についての報告〜
〇上久保 真理子・新居 昭紀・佐々木 育実(ぴあクリニック)、新田 ゆかり(訪問看護ステーション不動平)、増田 喜信(三方原病院)

4 コメディカルスタッフで立ち上げ運営するACTチームの実践と可能性〜Q-ACTモデルの提唱〜
〇須田 竜太・倉知 延章(Q-ACT)

5 精神科診療所で行っているPSWによる有償相談の実際と課題について
〇奥山 宏一(せんげん通りクリニック)

分科会2−C 多様な権利擁護の取り組み

【座長】西川 健一(働き暮らし応援センターはっち/滋賀県)、河村 隆史(己斐ケ丘病院/広島県)

1 精神保健福祉士に期待される権利擁護機能とは〜大阪府精神科医療機関療養環境検討協議会活動を通して考える〜
〇萩原 敦子(吉村病院)

2 入り口支援における弁護士と精神保健福祉士の連携について〜東京精神保健福祉士協会司法ソーシャルワーク委員会の実践から〜
〇関原 育(ほっとすぺーす)、三木 良子(東京成徳大学)、洗 成子(愛誠病院)、浅沼 太郎(鎌倉福祉士事務所長楽庵)、佐藤 妙(合同会社こころスペース奏)、笹森 令温(東京総合福祉)、松永 美千代(自殺対策支援センターライフリンク)、羽毛田 幸子(東京精神保健福祉士協会)、佐藤 和子(武蔵野市福祉公社)、小林 桂子(株式会社日本教育クリエイト三幸福祉カレッジ)、吉澤 豊(日本福祉教育専門学校)

3 入院中に起こった経済的虐待事例への取り組み〜虐待対応マニュアル及び行政・司法機関との連携課題に関する考察〜
〇吉崎 亮(長野病院)

4 権利擁護としての居住サポート事業を推進するために〜三原市障害者住居確保支援会議事務局の精神保健福祉士としてできること〜
〇長谷部 隆一(地域生活支援センターさ・ポート)

5 意思決定支援について〜夢の実ハウスの支援から〜
〇藥澤 一恵・関口 暁雄(夢の実ハウス)

分科会2−D 多様な地域での取り組み

【座長】笹木 徳人(グループホームあらかき/沖縄県)、森脇 英人 (ビ・フレンディング/島根県)

1 精神障害者フットサルの普及を目指した取り組み〜清水エスパルスとの協働と今後の展開について〜
〇田中 幸子・山本 晃弘(溝口病院)、前林 勝弥(静岡市保健所)、中村 倫也・大塚 昭宏(静岡県立こころの医療センター)、齋藤 俊介(地域生活支援センターおさだ)

2 ニュージーランドにおける精神障害当事者運営サービスについて
〇新開 貴夫(熊本医療センター)

3 地域の中のベースキャンプ〜その人の生活に入り込まないショートケアでのかかわり〜
〇下河 芳子(竜雲メンタルクリニック)

4 「多職種共動」の歩み〜福島の復興知〜
〇菅野 直樹(福島赤十字病院)、菅野 正彦(桜ヶ丘病院)

5 環境を活かした施設での支援の取り組みの再考〜精神障害者の生活環境の特性を探る〜
〇松本 世良・重城 星紗(障害福祉サービス事業所ちばりよ〜)、岩崎 香(早稲田大学)、大島 千帆(日本社会事業大学)、木津 英昭(障害福祉サービス事業所こころの風元気村)

分科会2−E 専門性を探る

【座長】長坂 勝利(相談支援事業所 ゆりのき/群馬県)、高尾 由美子(出雲クリニック/島根県)

1 福島県における精神科医療の現場からもたらされた価値〜東日本大震災当時の精神保健福祉士としての体験を考察する〜
〇鈴木 和・戸次 誠(京都医健専門学校)、井島 弘恵(総武病院)

2 認知症疾患医療センターにソーシャルワーカーがいる意味
〇新田 怜小・水野 拓二・川島 茉己・寺田 朝子(鷹岡病院)

3 精神保健福祉士の成熟とその要件〜メンバー、先輩、仲間の存在とアイデンティティの変容から〜
〇谷本 和也(大西精神衛生研究所附属若葉)、齋中 康人(かまだメンタルクリニック)

4 自殺対策と生活困窮者自立支援事業における精神保健福祉士の役割〜東京都足立区での取り組みより〜
〇松永 実千代・佐藤 健太(自殺対策支援センターライフリンク)

5 有朋会における地域医療連携室の役割〜精神保健福祉士の私たちができること〜
〇菅野 由貴・大槻 花織・伊藤 智子(栗田病院)

6 T型糖尿病を併発するA氏とのかかわり〜自己決定支援におけるPSWのジレンマ〜
〇遠山 千絵美・長嶋 美里(信州上田医療センター)、宮ア まさ江(山口県立大学)

ポスターセッション


【時間】12:05〜12:45

日韓の精神保健福祉士の人権に関する意識
〇岩崎 香・呉 恩恵(早稲田大学)

多職種チームでの訪問支援において大切なこと
〇齊藤 由美(川崎医療福祉大学)