東日本大震災復興支援本部
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東北復興PSWにゅうす

創刊号 2012年9月15日発行 PDF形式・390KB 第2号 2012年11月15日発行 PDF形式・420KB
第3号 2013年1月15日発行 PDF形式・315KB 第4号 2013年3月15日発行  PDF形式・280KB
第5号 2013年5月15日発行 PDF形式・305KB 第6号 2013年7月15日発行 PDF形式・430KB
第7号 2013年9月15日発行 PDF形式・1,097KB 第8号 2013年11月15日発行 PDF形式・780KB
第9号 2014年1月15日発行 PDF形式・412KB 第10号 2014年3月15日発行New! PDF形式・420KB

「東北復興PSWにゅうす」の発刊に寄せて

 照りつける陽射しや湧き上がる入道雲、厳しい残暑が続いておりますが、皆様にはお元気でお過ごしでしょうか?東日本大震災から2度目の夏が過ぎようとしています。地域の復興や生活の再建に向けて官・民を問わず懸命の努力が続けられていることと思います。けれども今なお再生には程遠い状況にあり、地域・年代・所得その他の様々な条件によって生活再建の格差が広がり、さらに複雑で深刻な様相を呈する中、住民のメンタルヘルスの課題が顕在化してくるのではないかと危惧されます。

 そのような中、被災地で働く精神保健福祉士は日々過酷な現実に向き合いながら、業務を続けています。自らが被災されたPSWもいれば、震災後東北に就職されたPSWもいます。それぞれに専門職としての期待を背負い、迷いながら悩みながら目の前にいる人々への支援を展開しておられることと思います。

 復興支援本部は、今期活動の目的を「支える人を支える」こととしました。そしてその中心を東北6県の各支部に担っていただいています。その取り組みの一つとして、「東北復興PSWにゅうす」を発行することになりました。復興に向けた情報や取り組みを紹介するだけでなく、何よりも「東北の想い」「東北への想い」を伝える媒介でありたいと考えています。被災地に働くPSWが決して孤軍奮闘しなくていいように、無力感や孤立感に苛まれなくてもいいように、全国にあって東北への想いを持ち続けている仲間とつながっていることを実感できるように、このにゅうすが有効に働くことを期待しています。

 この東北復興PSWにゅうす発刊に際しまして、構成員の皆様に改めてのお願いをさせていただきます。現在復興支援本部は、支援活動に派遣する人材バンクへの登録(※1)、派遣者へのサポート、支援活動募金の受付などを担っています。すでに多くの皆様が登録してくださり、派遣の日を待たれています。しかしこの復興支援は限りなくゴールの見えない道程です。まだまだたくさんのご協力が必要です。ぜひとも被災地や被災地の人々、何より被災地で働くPSWに想いを寄せていただき、どのような形であっても関わり続けていただくことを心よりお願いしたいと思います。

社団法人日本精神保健福祉士協会 東日本大震災復興支援本部
本部長 柏木 一惠

※1:人材バンクの登録受付は、2012年10月4日に一旦終了とさせていただきました(終了のお知らせ)。


協会に寄せられた構成員からのメッセージ

PSW通信等を通じてお寄せいただき巻いた構成員の皆さまからのメッセージを掲載します。応援メッセージは随時募集していますので、ぜひ事務局までメールでお寄せください。