基幹研修V・更新研修 2019年度から新レポートでスタート!

 研修センターでは、これまでの研修事業のモニタリングや受講者・ブロック会議からのお声をもとに、レポート書式等の見直しを行いました。構成員の資質向上を目指している本協会では、ぜひとも皆さまに基幹研修をご活用いただき「(研修)認定精神保健福祉士」として、研鑽に励んでいただきたいと思います。
 ここでは見直しのポイントについてお知らせいたします。

変更点

【変更点1】わかりやすい「レポート記載要領」を作成しました。

【変更点2】「基幹研修V」のレポートが「事前提出」になりました。

【変更点3】「更新研修」のレポート名称をシラバスに合わせて変更しました。

 

基幹研修V

ポイント レポートは「事前提出」となります!

 これまでは研修当日にレポートを提出いただき、研修企画運営委員がその場で内容確認を行ってきました。しかしながら、倫理的配慮等の修正が必要なレポートが多くあったこと、受講者の皆さまにとっても指摘に応じて修正いただく時間が短く負担感があること等から、申込書と一緒に事前提出いただく仕組みに変更しました。事例を扱う場合は、なぜご本人の承諾が必要なのか等、「レポート記載要領」をよくご確認のうえでご作成ください。
 レポートでは【作成上の留意点】等を順守されているか確認いたします。

ポイント 「ピアスーパービジョンのためのレポート」で記述いただきたいこと

 精神保健福祉士の所属機関の特性を踏まえ、他職種との連携や多分野との協働のあり方、支援展開の過程におけるかかわりの視点・想い・考察が、倫理的配慮を伴って丁寧に記述されたレポートが必要です。

更新研修

自らの専門性の点検と実践課題の明確化、後進育成の役割などを、より意識していただく内容です。

ポイント 「スーパービジョンのためのレポート」で記述いただきたいこと

 精神保健福祉士として地域包括ケアの課題を他職種との連携や多分野と協働するなかで、どのように実践していったか、その考察が倫理的配慮を伴って丁寧に記述されたレポートが必要です(元「更新研修レポート@」)。

ポイント 「演習のためのレポート」で記述いただきたいこと

 精神保健福祉士の質の維持・向上等にどう努めてこられたか、ご自身の活動の振り返り、意識の変化などグループ内で共有できるように記述されたレポートが必要です。また、地域課題や実践課題の解決に向けた自身の取組み・工夫・考えなどについて記述してください(元「更新研修レポートA」)