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研修のお誘い

認定スーパーバイザーを目指しませんか

本研修は、私たちの専門性を高めるために不可欠である“スーパービジョン”を実践する「認定スーパーバイザー」を養成する目的で毎年1回開催しています。1年間の実践を試行し、その間講師がサポートを続けます。

これまでそれぞれの方法で精神保健福祉士の育成に携わってこられた方も本協会の考える「スーパーバイジー自身が気づくスーパービジョン」の基本と、契約、ゴール設定、展開方法について学んでみませんか。

本研修におけるスーパービジョンとは

教示や指摘よりも、スーパーバイザーがスーパーバイジーの力量とペースと自律性を尊重しながら、問い返しと吟味を繰り返し、専門職としての気づきを得て成長することを支えるプロセスです。

 

研修の全体像

年間スケジュール

● 受講前書類審査を経て、基礎編(3日間)を受講する。

● 基礎編の審査合格者は、実践編(約1年間)に進む。

● 実践編では、約1年間のSVを実施する。
  中間時点で、中間レポートを提出する。
  実践編における研修(1日/演習及び個別面談)を受講する。
  最終レポートを提出する。

●  レポート査読の合格をもって研修終了。

基礎編

基礎編は、3日間の集合研修であり、講義とグループ討議、モデル事例を用いた演習等にて構成しています。

日程:2025年8月1日(金)~3日(日)
会場:リファレンス西新宿大京ビル貸会議室新しいウインドウにて外部リンク(東京都新宿区)
定員:15名(定員になり次第締め切り。申し込みが8人未満の場合、中止することあり)

プログラム

2025年8月1日(金)
08:35 受付開始(25分)

09:00 開講式

09:10 オリエンテーション(10分)

09:20 説明:研修の全体像とねらい、自己紹介(受講動機等)(140分)

11:40 昼食(60分)

12:40 講座1「スーパービジョン概論」(80分)
     講師: 森山 拓也(城西国際大学)

14:00 講義のリフレクション(20分)

14:20 休憩(15分)

14:35 グループ討論1(60分)

15:35 休憩(10分)

15:45 講座2「ソーシャルワーカー論」(80分)
      講師: 村上 貴栄(京都光華女子大学)

17:05 講義のリフレクション(20分)

17:25 休憩(15分)

17:40 グループ討論2(60分)

18:40 翌日のオリエンテーション(-18:50)

8月2日(土)

09:00 講座3「ソーシャルワーク業務論」(80分)
      講師: 中村 雅代(刈谷病院)

10:20 講義のリフレクション(20分)

10:40 休憩(15分)

10:55 グループ討論3(60分)

11:55 昼食(60分)

12:55 講座4「スーパービジョン演習1」(210分)

16:25 課題説明:記録法を中心に(40分)

17:05 翌日のオリエンテーション(10分)(-17:15)

8月3日(日)

09:00 講座5「スーパービジョン演習2」(120分)

11:00 実践編に向けた課題説明(30分)

11:30 昼食(60分)

12:30 講座6「スーパービジョンの課題」(80分)
      講師:三重野 芳美(八幡厚生病院)

13:50 講義のリフレクション(20分)

14:10 休憩(15分)

14:25 グループ討論4(65分)

15:30 休憩(10分)

15:40 全体会(50分)

16:30 閉講式(15分)(-16:45)

※プログラムの一部変更する場合があります。

実践編

実践編は、(1)「スーパービジョン実践及びレポートの提出」と(2)「実践編における研修」で構成しています。
(1)では、受講者がスーパーバイジー(※)と1対1の関係によるスーパービジョン契約を結んだうえで、約1年にわたり6回程度のスーパービジョンを実践し、その内容をまとめたレポートを2回(1回目:中間レポート、2回目:最終レポート)、および中間レポート査読結果を受けたレポートを1回提出いただきます。
(2)は、中間レポートで提出した実践をもとにした「演習」、認定SVR養成委員会委員との「個別面談」で構成しています。

※スーパーバイジーは、基礎編で説明する方法により、受講者自身にお探しいただきます。スーパーバイジー探しは、基礎編受講後に開始してください。

日程:2026年2月15日(日)
会場:東京都内を予定

 

申込概要

受講要件(すべてに該当)

  1. 1.「認定精神保健福祉士」であり、必要な会費を納めていること
  2. 2.精神保健福祉分野におけるソーシャルワークの実務経験が10年以上であること
  3. 3.原則として、本協会認定スーパーバイザー若しくは認定スーパーバイザー養成委員会委員によるスーパービジョン(個別・グループ)を受けた経験を有すること
※上記3で求めるスーパービジョンは、対面を基本とし、契約のための面談を含めて最低4回以上(スーパービジョンは1回あたり90分程度)の実施があることとする(状況によってはオンラインも可とする。本協会のZoomアカウントの貸し出し希望者は、事務局へ相談のこと)。

<参考>すべて会員ページに掲載

 認定スーパーバイザー一覧
 認定スーパーバイザー養成委員会
 認定スーパーバイザー養成研修のためのスーパービジョン」契約書
   契約書書式(PDF/100KB)、契約書書式(WORD/21KB)

※会員ページのパスワードは、構成員マイページまたは研修センターだより「Start Line」毎号1頁にご案内あり。


 

 

申込書類(すべて必須)・提出先・締切等

4点の書類に、必要事項をご記入のうえ、「認定SVR養成研修係」まで郵送にてお送りください。

1:申込書と事前課題(2点)
 ・スーパービジョンの考察レポート等
 ・本研修参加の志望動機
 ・日常実践における課題レポート
提出書類1-1、2新しいウィンドウでリンク「(PDF/179KB)
提出書類1-1、2新しいウィンドウでリンク「(WORD/26KB)
※2枚あります
2:認定スーパーバイザー及び本協会都道府県支部長からの推薦書  提出書類2新しいウィンドウでリンク「(PDF/143KB)
提出書類2新しいウィンドウでリンク「(WORD/23KB)
3:精神保健福祉分野におけるソーシャルワークの経歴書  提出書類3新しいウィンドウでリンク「(PDF/86KB)
提出書類3新しいウィンドウでリンク「(WORD/22KB)
郵送先:「認定スーパーバイザー養成研修」係
〒160-0015 東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル7F 
公益社団法人日本精神保健福祉士協会
提出期限:5月18日(日)
データ抽出日:5月20日(火)

受講者名簿は、協会が保有する構成員データにて作成するため、変更がある方は「5月19日」までに「構成員マイページ」にて変更又は変更届をお送りください。また、送付先が「自宅」の方は、所属・勤務先が現在の情報で登録がなされているか確認してください。
 結果発送日:5月30日(金)
結果発送は、本協会からの郵便物と同じ送付先にお届けします。

<留意点>

  1. 1 認定スーパーバイザー及び都道府県支部長には、受講者が認定スーパーバイザーとして登録後、都道府県でのスーパービジョンに貢献されることを期待し、受講者推薦にご協力をお願いしています。単なる認定のための研修ではないことをご理解ください。推薦書書式に記載のある留意点もご確認ください。
  2. 2 推薦者となる認定スーパーバイザーは、原則として、「都道府県精神保健福祉士協会等においてスーパービジョンを行うこと」が責務の1つであるから、申込者と同じ都道府県支部又はブロック内に所属していることとします。
  3. 3 受講の可否は、認定スーパーバイザー養成委員会にて提出書類を審査し決定します。

 

 

必要な費用(金額はすべて税込)

支払時期に応じて郵便支払取扱票によりご請求します。
全額一括ではなく基礎編、実践編と段階を経ての請求です。

金額 内訳
受講料 23,000円 基礎編:15,000円、実践編:8,000円
査読料 10,000円 実践編のレポート査読に係る費用
登録料 15,000円 修了後、認定SVRに登録時に必要な費用

 

留意事項

実施形態

本研修(基礎編および実践編における研修)は対面研修です。ただし、感染症等の拡大状況によって、オンラインに切り替える場合があります。

修了要件

本研修では、各科目(講義及び演習)とも、15分の遅刻・早退がありますと修了になりません。

変更・取消

変更、取り消しは、各自保管の申込書(原本)を訂正のうえ、改めてFAXしてください。

その他

受講者名簿には、受講者全員の氏名・都道府県名を掲載いたします。勤務先名・勤務先所在地・TEL・FAXの掲載の可否は受講申込時にお知らせください。

 

認定スーパーバイザーへの登録

 実践編まで修了した方には、理事会への報告を経て、登録手続きを書面にて通知します。通知を受けられた方は、所定の手続き(申請書等の提出、登録料の納入)を行うことで、認定スーパーバイザーとなることができます。

認定SVRの更新

認定スーパーバイザー登録後は、5年ごとの更新制となります。更新には、生涯研修制度基本要綱における認定精神保健福祉士の認定を更新し続けるとともに、認定スーパーバイザー養成研修実施要領における1~3のいずれかと4の受講および報告書の提出が必要です。

1.都道府県精神保健福祉士協会等でスーパービジョンを実践する
2.認定SVR養成研修の実施への協力に務める
3.次の研修のいずれかで講師を行う
(1)本協会主催による研修
(2)都道府県協会主催の精神保健福祉に関する研修等
(3)精神保健福祉分野の発展や構成員の資質向上に関わる研修等
4.認定スーパーバイザー更新研修は、5年度に1回以上受講しなければならない。



問合せ先

公益社団法人日本精神保健福祉士協会「認定スーパーバイザー養成研修」係
〒160-0015 東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル7F 公益社団法人日本精神保健福祉士協会
TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993

 

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