日時/2014年12月5日(金)〜6日(月)
会場/日本教育会館(東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2)
参加費/構成員:10,000円、非構成員:15,000円、学生会員:2,000円、学生:6,000円
主催/公益社団法人日本精神保健福祉士協会
※PDFファイルをご希望の方は、次をクリックしてください。 申込書:(203KB)、申込書:(48KB)
成年後見に関して、本協会が開催する研修は、課題別研修、養成研修、継続研修の三つであり、ここでお申込受付をしている研修は「課題別研修」です。
以下、三つの研修をご説明させていただきます。
一つ目は、権利擁護の手段である成年後見制度の理解を深め、制度が抱える課題を共有しながら、当事者にとってより良い制度利用を考える機会とする課題別研修(2日間)です。
二つ目は、成年後見人等として後見実務に就くことを考えている方が、理解すべき価値や知識、ソーシャルワークと成年後見の相違などについて学ぶ養成研修(4日間)です。養成研修修了者は本協会の認定成年後見人ネットワーク「クローバー」へ登録し、成年後見人等への受任へとつながります。昨今は、専門職による成年後見人等の不祥事も散見し、東京家庭裁判所などでは、成年後見人養成団体の研修修了・登録者以外の専門職は選任しない方針をとっており、この流れは全国へ波及することが想定されます。
三つ目は、「クローバー」登録者を対象にした継続研修(1日)です。現在のところ毎年度1回の参加を義務付けており、成年後見人等としての質の担保を念頭に倫理的課題の確認や成年後見制度に関する近年の動向を示し、成年後見実務に役立てていただくことを目的としています。今年度も養成研修の3日目(12月7日)に同会場にて継続研修を開催します。クローバー登録者の皆様には、別途、個別にご案内をお送りします(昨年度からプログラム変更あり)。
現場において、「こういう後見人がいればいいな」と思うことはないでしょうか? 他職種の成年後見人等に精神障害の理解や援助関係の工夫を促していくのも方法ですが、構成員の我々が、自らを資源として成年後見制度の適切な運用に貢献する方法もあります。受任まではできないという方は、せめて課題別研修を受け、制度の理解を深めていただきたいと考えます。成年後見人等に与えられる法的な権限をどのような状況で使うのか、いかに権限を使わずに見守ることができるのかなどが問われます。その根底には自己決定支援の取組みが脈々と続いています。研修への参加を心よりお待ちしています。
養成研修・課題別研修(12月5日) | ||
12:45 開講式(受付開始 12:15〜) 13:00 講義1「成年後見制度の概要」(90分) 講師:調整中 14:30 休憩(10分) 14:40 講義2「成年後見人の基礎知識(1)」(60分) 講師:齋藤敏靖(東京国際大学) 15:40 休憩(10分) 15:50 講義3「ソーシャルワーカーと成年後見人」(90分) 講師:齋藤憲磁(日本社会福祉士会)・山崎政俊(成年後見センター・リーガルサポート/司法書士) 講師兼コーディネーター:岩崎 香(早稲田大学人間科学学術院) 17:20 養成研修・課題別研修1日目終了(-17:35) ※終了後、懇親会を予定 |
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養成研修・課題別研修(12月6日) | ||
09:00 講義4「成年後見制度の現況」(60分)※東京家庭裁判所と調整中 10:00 休憩(10分) 10:10 講義5「成年後見人の基礎知識(2)」(90分) 講師:額田洋一(額田・井口弁護士事務所/弁護士) 11:40 昼休み(60分) 12:40 講義6「成年後見人の実務(1)」(90分) 講師:長谷川千種(昭和大学附属烏山病院) 14:10 休憩(10分) 14:20 講義7「成年後見人としての倫理」(60分) 講師:齋藤敏靖(東京国際大学) 15:20 休憩(10分) 15:30 演習1「事例研究(1)」(90分) 17:00 課題別研修閉講式(-17:15 養成研修2日目終了) |
※プログラムは変更になる場合があります。
養成研修、課題別研修あわせて100名(定員になり次第、締切)
参加費/構成員:10,000円、非構成員:15,000円、学生会員: 2,000円、学生:6,000円
オプション/懇親会費4,000円程度、昼食:1,050円
6.その他
公益社団法人日本精神保健福祉士協会「成年後見に関する研修」係
〒160-0015 東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル7F TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993 E-mail: