ごあいさつ
第48回社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会・第11回日本精神保健福祉士学会学術集会を熊本県で開催できますことを大変光栄に感じております。
大会テーマを「想いをつなごう くまもと大会 再生・創生・深化〜精神保健福祉士の原点と専門性の共有を求めて〜」とさせていただきました。
基調講演は、本協会会長の竹中秀彦氏に「精神保健福祉士の原点と専門性の共有を求めて」とのテーマでご講演いただき、記念講演は高次脳機能障碍「ぷらむ」熊本代表の一ノ瀬純二氏と当事者で歌手の一ノ瀬たけし氏をお迎えし、「僕を見て・・・・高次脳機能障碍と向き合いながら」というテーマで、ご家族と当事者の想いを語っていただくことで、当事者に寄り添うという姿勢を改めて見つめなおす機会になればと思っております。
そして、精神保健福祉士の現在の課題をタイムリーに取り入れたプレ企画、ならびに分科会を設定しました。さらに、全国大会・学術集会や懇親会を通じてローカルな趣向を凝らしておりますので、「くまもとワールド」を堪能していただければ幸いです。
さて、本全国大会・学術集会は、本来であれば、福島県での開催が予定されていましたが、東日本大震災によって、急遽熊本県で開催する運びとなりました。通常約2年間での準備期間を要する全国大会を1年間で成し遂げなければならないという重責を抱えながら、準備を進めてまいりました。このような未曾有の東日本大震災が起きた今だからこそ、熊本で皆さま一人ひとりの想いをつなげ、精神保健福祉士の原点を再確認し、専門性を共有することができる有意義な大会にしたいと考えています。
結びに、今全国大会・学術集会を開催するにあたり、全国の皆さま、県内関係機関の皆さま、他多くの皆さまから、ご支援・ご協力をいただきましたことを心より感謝申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
第48回社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会
第11回日本精神保健福祉士学会学術集会
全国大会・学術集会長 今野 えり子
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