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<2007/03/27>

精従懇、「退院支援施設」に対する緊急声明を公表

 精神保健医療福祉に従事する19団体が加盟する「精神保健従事者団体懇談会」では、3月24日(土)、東京都内において「精神障害者の地域移行をめぐって、街で暮らすとは」をテーマに「緊急シンポジウム」を開催しましたが、その最後に「退院支援施設」に関して次の「緊急声明」を決議し、公表しましたので、ご一読ください。

緊急声明 精神科病院敷地内「退院支援施設」に反対します


緊急声明の公表について

 私ども精神保健従事者団体懇談会は、下記のような団体です。

 これまで精神保健福祉に関する動向や構成団体の活動等について情報交換や意見交換を行い、時にはシンポジウムや国際フォーラムなども開催してきました。

 このたび、精神障害者の地域移行を巡って、緊急シンポジウム「精神障害者の地域移行をめぐって、街で暮らすとは」を開催しました。その結果、別紙のような「緊急声明」を公表し、「退院支援施設」の運用開始を凍結するよう関係者の皆さんに訴えることになりました。

 緊急声明の趣旨を皆さんにご理解いただき、精神障害者の真の地域移行が実現することを心から願っております。

精神保健従事者団体懇談会
(略称:精従懇)

【構成団体】※2007年3月26日現在
 国立精神医療施設長協議会、社団法人全国自治体病院協議会精神科特別部会、全国精神医療労働組合協議会、社会福祉法人全国精神障害者社会復帰施設協会、特定非営利活動法人全国精神障害者地域生活支援協議会、全国精神保健福祉センター長会、全国精神保健福祉相談員会、全国保健・医療・福祉心理職能協会、全日本自治団体労働組合衛生医療評議会、社団法人日本作業療法士協会、日本児童青年精神医学会、日本集団精神療法学会、社団法人日本精神保健福祉士協会、社団法人日本精神科看護技術協会、社団法人日本精神神経学会、日本精神保健看護学会、日本総合病院精神医学会、日本病院・地域精神医学会、日本臨床心理学会(以上19団体、50音順)

【代表幹事】※50音順
 伊藤 哲寛(社団法人日本精神神経学会)
 金杉 和夫(日本病院・地域精神医学会)
 香山 明美(社団法人日本作業療法士協会)

【事務局団体】
 社団法人日本精神保健福祉士協会


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