第20回認定スーパーバイザー養成研修(2024年度)
2024年度精神保健福祉士リーダー研修【公益財団法人社会福祉振興・試験センター福祉人材養成・研修助成事業】申請予定

 本研修は、私たちの専門性を高めるために不可欠である“スーパービジョン”を実践する「認定スーパーバイザー」を養成する目的で毎年1回開催しています。1年間の実践を試行し、その間講師がサポートを続けます。
 これまでそれぞれの方法で精神保健福祉士の育成に携わってこられた方も本協会の考える「スーパーバイジー自身が気づくスーパービジョン」の基本と、契約、ゴール設定、展開方法について学んでみませんか。
 ※2024年度の「聴講制度」募集はありません。

研修スケジュールの図

本研修におけるSVとは

 ■本研修におけるスーパービジョンとは
 教示や指摘よりも、スーパーバイザーがスーパーバイジーの力量とペースと自律性を尊重しながら、問い返しと吟味を繰り返し、専門職としての気づきを得て成長することを支えるプロセスです。

基礎編

日程:2024年8月2日(金) 〜4日(日)
会場:リファレンス西新宿大京ビル貸会議室(東京都)

プログラム

8月2日(金)

08:35 受付開始(15分) ※ご案内時から受付開始時間を10分早めました(5/25)

09:00 開講式

09:10 オリエンテーション(10分)

09:20 説明:研修の全体像とねらい、自己紹介(受講動機等)(140分)

11:40 昼食(60分)

12:40 講座1「スーパービジョン概論」(80分) 講師: 森山 拓也(城西国際大学)

14:00 講義のリフレクション(20分)

14:20 休憩(15分)

14:35 グループ討論1(60分)

15:35 休憩(10分)

15:45 講座2「ソーシャルワーカー論」(80分)  講師: 田村綾子(聖学院大学)

17:05 講義のリフレクション(20分)

17:25 休憩(15分)

17:40 グループ討論2(60分)

18:40 翌日のオリエンテーション(-18:50)

8月3日(土)

08:45 受付開始

09:00 講座3「ソーシャルワーク業務論」(80分)  講師: 廣江 仁(社会福祉法人養和会)

10:20 講義のリフレクション(20分)

10:40 休憩(15分)

10:55 グループ討論3(60分)

11:55 昼食(60分)

12:55 講座4「スーパービジョン演習1」(210分)

16:25 課題説明:記録法を中心に(40分)

17:05 翌日のオリエンテーション(10分)(-17:15)

8月4日(日)

08:45 受付開始

09:00 講座5「スーパービジョン演習2」(120分)

11:00 実践編に向けた課題説明(30分)

11:30 昼食(60分)

12:30 講座6「スーパービジョンの課題」(80分) 講師:今井 博康(北翔大学)

13:50 講義のリフレクション(20分)

14:10 休憩(15分)

14:25 グループ討論4(65分)

15:30 休憩(10分)

15:40 全体会(50分)

16:30 閉講式(15分)(-16:45)


※プログラムの一部変更する場合があります。




実践編

 実践編は、(1)「スーパービジョン実践及びレポートの提出」と(2)「実践編における研修」で構成しています。
 (1)では、受講者がスーパーバイジー(※)と1対1の関係によるスーパービジョン契約を結んだうえで、約1年にわたり6回程度のスーパービジョンを実践し、その内容をまとめたレポートを2回(1回目:中間レポート、2回目:最終レポート)、および中間レポート査読結果を受けたレポートを1回提出いただきます。
 (2)は、中間レポートで提出した実践をもとにした「演習」、認定SVR養成委員会委員との「個別面談」で構成しています。

※スーパーバイジーは、基礎編で説明する方法により、受講者自身にお探しいただきます。スーパーバイジー探しは、基礎編受講後に開始してください。


実践編における研修

日程:2025年2月16日(日)
会場:対面(東京都内)

プログラム

2025年2月16日(日)

09:30 受付開始

09:50 開講式(開講挨拶・オリエンテーション)

10:00 演習(120分)

12:00 昼食(45分)

12:45 個別面談1(70分)

13:55 休憩(5分)

14:00 個別面談2(70分)

15:10 休憩(5分)

15:15 個別面談3(70分)

16:25 休憩(5分)

16:30 個別面談4(70分)

17:40 研修終了


※プログラムは変更する場合があります。




開催概要

1.定員

 15人(定員になり次第締め切ります。なお、申し込みが8人に満たない際は、中止の場合あり)

2.受講要件

 次のすべてに該当すること

  1. 「認定精神保健福祉士」であり、必要な会費を納めていること
  2. 精神保健福祉分野におけるソーシャルワークの実務経験が10年以上であること
  3. 原則として、本協会認定スーパーバイザー若しくは認定スーパーバイザー養成委員会委員によるスーパービジョン(個別・グループ)を受けた経験を有すること

    • 上記3で求めるスーパービジョンは、対面を基本とし、契約のための面談を含めて最低4回以上(スーパービジョンは1回あたり90分程度)の実施があることとする(状況によってはオンラインも可とする。本協会のZoomアカウントの貸し出し希望者は、事務局へ相談のこと)。


    認定SVR一覧(会員ページ)
    認定SVR養成委員一覧(会員ページ)
    第20回認定SVR養成研修のためのSV契約書書式(会員ページ)
    ※会員ページのパスワードは、構成員マイページまたは研修センターだより「Start Line」毎号1頁にご案内あり。

3.申込時に提出するもの(すべて必須)

1-1 申込書+事前課題(その1)  @スーパービジョンの考察レポート等
1-2 事前課題(その2)  A本研修参加の志望動機、B日常実践における課題のレポート
2 認定SVR及び本協会支部長からの推薦書
3 精神保健福祉分野におけるソーシャルワークの経歴書
受講の可否は、認定スーパーバイザー養成委員会にて提出書類を審査し決定する。

 <留意事項>

  1. 認定SVR及び都道府県支部長には、受講者が認定SVRとして登録後、都道府県でのSVに貢献されることを期待し、受講者推薦にご協力をお願いしています。単なる認定のための研修ではないことをご理解ください。
  2. 推薦者となる認定スーパーバイザーは、原則として、「都道府県精神保健福祉士協会等においてスーパービジョンを行うこと」が責務の1つであるから、申込者と同じ都道府県支部又はブロック内に所属していることとします。
  3. 受講の可否は、認定スーパーバイザー養成委員会にて提出書類を審査し決定します。

4.申込方法

次の4点について、必要事項をご記入のうえ、「認定SVR養成研修係」まで郵送にてお送りください。
形式 提出書類1-1 提出書類1-2 提出書類2 提出書類3
PDF 受講申込書+事前課題(その1)
(179KB)
事前課題(その2)
(86KB)
推薦書
(137KB)
経歴書
(86KB)
WORD 受講申込書+事前課題(その1)
(26KB)
事前課題(その2)
(20KB)
推薦書
(23KB)
経歴書
(22KB)

5.費用

(1)受講に係る費用
区分 科目 金額 備考
必須 受講料 23,000円 (内訳)基礎編:15000円、実践編:8,000円
査読料 10,000円 実践編のレポート査読料
すべて税込です。
上記費用は、研修センターよりお支払いただく時期に応じて、郵便支払取扱票により請求いたします。全額一括ではなく、基礎編、実践編と段階を経て納入いただきます。
(2)修了後に係る費用
区分 科目 金額 備考
必須 登録料 15,000円 全プログラムを修了後、認定SVRとして登録するために必要な費用

6.締切

申込締切(必着) データ抽出日 結果発送日
5月19日(日) 5月21日(火) 5月31日(金)
結果発送は、本協会からの郵便物と同じ送付先にお届けします。
受講者名簿は、協会が保有する構成員データにて作成するため、変更がある方は「データ抽出日の前日」までに「構成員マイページ」で変更いただくか、変更届をお送りください。
また、送付先が「ご自宅」の方は、所属・勤務先が現在の情報で登録がなされているか確認してください。

7.遅刻・早退

 本研修では、各科目(講義及び演習)とも、15分の遅刻・早退がありますと修了になりません。

8.変更・参加取消

 変更、取り消しは、各自保管の申込書(原本)を訂正のうえ、改めてFAXしてください。

9.その他

 受講者名簿に受講者全員の氏名・都道府県名を掲載いたします。勤務先名・勤務先所在地・TEL・メールアドレスの掲載の可否は受講申込時にお知らせください。

認定スーパーバイザーへの登録

 実践編まで修了した方には、理事会への報告を経て、登録手続きを書面にて通知します。通知を受けられた方は、所定の手続き(申請書等の提出、登録料の納入)を行うことで、認定スーパーバイザーとなることができます。

認定SVRの更新

認定スーパーバイザー登録後は、5年ごとの更新制となります。更新には、生涯研修制度基本要綱における認定精神保健福祉士の認定を更新し続けるとともに、認定スーパーバイザー養成研修実施要領における1〜3のいずれかと4の受講および報告書の提出が必要です。

1.都道府県精神保健福祉士協会等でスーパービジョンを実践する

2.認定SVR養成研修の実施への協力に務める

3.次の研修のいずれかで講師を行う
(1)本協会主催による研修
(2)都道府県協会主催の精神保健福祉に関する研修等
(3)精神保健福祉分野の発展や構成員の資質向上に関わる研修等

4.認定スーパーバイザー更新研修は、5年度に1回以上受講しなければならない。

 

留意事項

【実施形態】
本研修(基礎編および実践編における研修)は対面研修です。ただし、感染症等の拡大状況によって、オンラインに切り替える場合があります。
【修了要件】
本研修では、各科目(講義及び演習)とも、15分の遅刻・早退がありますと修了になりません。
【変更取消】
変更、取り消しは、各自保管の申込書(原本)を訂正のうえ、改めてFAXしてください。
【その他】
受講者名簿に受講者全員の氏名・都道府県名を掲載いたします。勤務先名・勤務先所在地・TEL・メールアドレスの掲載の可否は受講申込時にお知らせください。


申込先

「認定スーパーバイザー養成研修」係
〒160-0015 東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル7F 公益社団法人日本精神保健福祉士協会
TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993