メンタルヘルスソーシャルワーク研修2024〜知識や技術を高めよう〜
地域とともに・未来を変える!ソーシャルアクションの第一歩を踏み出すために
※本研修は、日本学術振興会 科学研究費助成事業「JP22K01987(精神保健福祉士によるソーシャルアクション研修プログラム開発と普及啓発に関する研究)」の一環として、助成を受けて開催いたします。
ご受講のお誘い
本協会では「ソーシャルワーク研修」と題して、精神保健福祉に関するさまざまなテーマでの対面研修を行っていましたが、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、開催中止やオンラインによる研修開催などの変更を余儀なくしておりました。
このたび、約5年ぶりに会場に参集しての対面研修が開催できる運びとなりました。「メンタルヘルスソーシャルワーク研修」と名称を変更して臨む再出発の年となります。研修企画運営委員会等が総力を結集し、ソーシャルアクションをテーマに、研修企画と運営の準備を進めてまいりました。
本研修は、精神保健福祉士としての原点を振り返りながら、多職種連携・協働や組織マネジメント、ファンドレイジング(資金調達)など、ソーシャルアクションに必要なスキルの基本を学びます。また、講義で学んだ知識をもとに思考・行動し、演習で知識を技術へ転換できるよう、講義と演習を交互に行うプログラム構成にしています。
私たちだからこそできるアクションが必ずあります!「ソーシャルアクションってよく聞くけど、できているかわからない…」と悩んでいる方、「対面で同じ精神保健福祉士と一緒に学びたい!」という方、是非この機会にご参加ください!
(研修企画運営委員会)
日程及びプログラム等
日程 | 会場・方法 | 受付開始 | 締切・必着 | 受講証発送 |
---|---|---|---|---|
12月7日(土)〜8日(日) | 会場:ビジョンセンター浜松町 所在地:東京都港区浜松町2-8-14 浜松町TSビル アクセス:JR山手線・京浜東北線「浜松町駅」徒歩3分他 |
9/13 (金) |
10/27 (日) ↓ 定員に達したため 受付終了(10/7) |
11/1 (金) |
プログラム
【1日目】12月7日(土)
09:30(20分) 受付
09:50(10分) 開講式
10:00(45分) 講義1 ソーシャルワークにおけるソーシャルアクションとは―アクションの原点を紐解く―
講師:小沼 聖治(聖学院大学)
【講義内容】
ソーシャルワークにおけるソーシャルアクションの意義を振り返り、具体的な方法論を学ぶ。
10:45(10分) 休憩
10:55(60分) 演習1 ソーシャルワークにおけるソーシャルアクションとは―アクションの原点を紐解く―
担当:小沼 聖治(上掲)
【演習内容】
日頃の個別支援を振り返り、ソーシャルアクションの種を探す。
11:55(50分) 昼休み
12:45(45分) 講義2 地域の強みを見つけて、アクションへつなげるために
講師:波田野 隼也(mudtplow合同会社)
【講義内容】
受講者が所属する市区町村のストレングスと地域課題、活用できる社会資源を把握し分析する方法を学ぶ。
13:30(10分) 休憩
13:40(60分) 演習2 地域の強みを見つけて、アクションへつなげるために
担当:波田野 隼也(上掲)
【演習内容】
実際に各地域の強みと課題を整理し、関係者に対するプレゼンテーションの方法を検討する。
14:40(10分) 休憩
14:50(45分) 講義3 アクションの展開を支える職場環境づくりのために
担当:大歳 明子(合同会社ACT ひろしまリベルタ)
【講義内容】所属機関の管理者や同僚等にソーシャルアクションの意義を伝えるために必要な組織マネジメントを学ぶ。
15:35(10分) 休憩
15:45(60分) 演習3 アクションの展開を支える職場環境づくりのために
担当:大歳 明子(上掲)
【演習内容】
職場の理解を得るために、どこ・だれに? どのようなアプローチが有効なのかを分析する。
16:45(15分) 1日目 締め(―17:00)
【2日目】12月8日(日)
09:30(45分) 講義4 当事者を中心としたアクションチームづくりのために
講師:知名 純子(まるいクリニック)
【講義内容】チームアプローチの促進・阻害要因を理解し、仲間づくりのポイントを学ぶ。
10:15(10分) 休憩
10:25(60分) 演習4 当事者を中心としたアクションチームづくりのために
担当:知名 純子(上掲)
【演習内容】
地域の関係機関とコアチームをつくるとすれば、だれに?どのような?アプローチができるかを検討する。
11:25(10分) 休憩
11:35(50分) 講義5 地域と行政がタッグを組む―「協働創造」を目指して―
講師:小島 寛(合同会社HUGKUMI)
講師:伊藤 大士(大阪府こころの健康総合センター)
【講義内容】
行政機関と有機的な連携を深めるためのアプローチやアクションに向けたファンドレイジングの基本を学ぶ。
12:25(50分) 昼休み
13:15(60分) 演習5 地域と行政がタッグを組む―「協働創造」を目指して―
担当:小島 寛(上掲)
【演習内容】
行政職員と民間事業所等の支援者双方の立場を理解し、協働する力を高める方法を検討する。
14:15(10分) 休憩
14:25(45分) 講義6 持続可能なアクションシステムの構築のために
講師:白澤 珠理(相談支援事業所ドライブ)
【講義内容】
メンバーのモチベーションを高め、アクションを継続していくためのチームビルディングを学ぶ。
15:10(10分) 休憩
15:20(60分) 演習6 持続可能なアクションシステムの構築のために
担当:白澤 珠理(上掲)
【演習内容】
心理的安全性を高め、チームで培ったスキルや思いをどのように継承できるのかを検討する。
16:20(30分) 全体会
担当: 小沼 聖治(上掲)
16:50(10分) 閉講式(―17:00)
※プログラムの一部変更する場合があります。
開催概要
【対象】
1.本協会構成員 ※必要な会費納入済の方
2.非構成員 ※精神保健福祉士有資格者に限る
【受講料:税込】
1.本協会構成員 5,000円
2.非構成員 7,500円
※2日間通しての金額。受講料振込のご案内は、受講決定通知(11月1日(金)発送予定)に同封してお送りいたします。
【定員】
50人(先着順/定員になり次第受付終了)
【申込方法】
申込フォームの記載内容に同意のうえ、おひとりずつご入力ください。
定員に達したため受付を終了しました。お申込みありがとうございました。
(2024/10/7)
【変更・参加キャンセル】
- 原則として、研修に係る費用を送金後のご返金はいたしません。送金後受講キャンセルの場合は、研修資料等をお送りします。
- 申込内容の変更・受講キャンセルは、事務局まで必ずご連絡ください。
【その他】
- 2日間の全プログラムの受講が必要です。
- 受講者名簿には参加者全員のお名前を掲載いたしますが、勤務先名・勤務先所在地・TEL・FAXの掲載の可否は受講申込時にお知らせください。
- ソーシャルアクション研修プログラムの効果測定等を目的としたアンケートを受講前後に実施します。回答いただいた内容は、「精神保健福祉士によるソーシャルアクション研修プログラム開発と普及啓発に関する研究(日本学術振興会科学研究費助成事業JP22K01987)」の発表等に活用いたします。
- 本研修は機関誌「精神保健福祉」にて掲載予定です。
問合せ先
〒160-0015 東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル7F 公益社団法人日本精神保健福祉士協会
TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993
E-mail:kensyu▲jamhsw.or.jp ※▲を@へ変更して送信してください