公益財団法人社会福祉振興・試験センター 2019年度リーダー研修助成事業
第14回認定成年後見人養成研修(2019年度)
※本研修は、認定成年後見人ネットワーク「クローバー」登録者聴講制度の対象です。登録者には別途ご案内をいたしますので、今しばらくお待ちください。
参加のお誘い
成年後見人等として活動するために理解すべき価値や正しい知識、ソーシャルワーカーと成年後見人との相違などを学び、実践力を養います。
養成研修を修了すると、本協会の認定成年後見人ネットワーク「クローバー」への登録が可能です。昨今、専門職後見人等による不祥事が散見しており、家庭裁判所によっては、成年後見人養成団体の研修修了・登録者以外は選任しない方針をとっています。成年後見人等として、当事者の権利擁護に携わることを考えている方には、ぜひ受講して頂きたいと考えます。認定成年後見人ネットワーク「クローバー」は精神保健福祉士として自己決定支援を重視した後見活動ができるよう、継続研修などを通じ質の担保を行っています。
「興味はあるけど受任は心配」と思われる方は、まず課題別研修から受講して頂きたいと考えます。2015年度より養成研修を受講しやすくするため、課題別研修の修了履歴を翌年度に活かし、4日間の研修を2年かけて受講できる仕組みとしました。
養成研修は長丁場ですが、参加者からは「普段は聞けない専門的な講義を受け、認識を新たにした」等の感想を頂いています。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
プログラム
1日目
12:45 開講式(受付開始 12:15〜)
13:00 講義1「成年後見制度の概要」(90分)
14:30 休憩(10分)
14:40 講義2「成年後見人の基礎知識@」(60分)
15:40 休憩(10分)
15:50 講義3「成年後見制度による権利擁護」(90分)
17:20 1日目終了(-17:30)
※終了後、懇親会を予定
2日目
09:00 講義4「成年後見制度の現況」(60分)
10:00 休憩(10分)
10:10 講義5「成年後見人の基礎知識A」(90分)
11:40 昼休み(60分)
12:40 講義6「成年後見人の実務@」(90分)
14:10 休憩(10分)
14:20 講義7「成年後見人としての倫理」(60分)
15:20 休憩(10分)
15:30 演習1「事例研究@」(90分)
17:00 2日目終了(-17:15)
3日目
09:30 講義8「成年後見人の基礎知識B」(90分)
11:00 休憩(10分)
11:10 講義9「成年後見人の実務A」(90分)
12:40 昼休み(60分)
13:40 講義10「リスクマネジメント」(90分)
15:10 休憩(10分)
15:20 演習2「事例研究A」(120分)
17:20 まとめ(10分)
17:30 3日目終了(-17:45)
4日目
09:30 講義11「ソーシャルワーカーと成年後見人」(60分)
10:30 休憩(10分)
10:40 シンポジウム「意思決定支援についての『悩み』〜受任1年〜3年目の実情〜」(仮)」(90分)
12:10 昼休み(60分)
13:10 講義12「成年後見人の実務B」(60分)
14:10 休憩(10分)
14:20 演習3「事例研究B」・総括(120分)
16:20 休憩(10分)
16:30 総括・質疑応答(20分)
16:50 閉講式(-17:00)
※プログラム・講師ともに変更になる場合があります。
日程等一覧
日程 | 講師(敬称略)・会場 | 締切 必着 |
データ 抽出日 |
受講決定通知 投函予定日 |
---|---|---|---|---|
2020年 1月23日(木) 〜26日(日) |
講義1・2)亀井 真紀(桜丘法律事務所/弁護士) 講義3)稲岡 秀之(成年後見センター・リーガルサポート/司法書士) 講義4)實重 憲二(東京家庭裁判所 主任家庭裁判所調査官) 講義5)額田 洋一(額田・井口法律事務所/弁護士) 講義6)川井 邦浩(阪南病院★) 講義7)齋藤 敏靖(東京国際大学★) 講義8・9)八杖 友一(東京八丁堀法律事務所/弁護士) 講義10)齋藤 憲磁(日本社会福祉士会ぱあとなあ★) 講義11)安部 裕一(北九州成年後見センター★) 講義12)岡田 昌大こころのクリニック西尾★) シンポジウム) シンポジスト:関原 育((NPO)ほっとすぺーすWITH) シンポジスト:山口 雅弘鷹岡病院★) 進行:毛塚 和英(地域生活支援センター プラッツ★) ※講義12の講師は、当初のご案内から交代になりました。 |
12/8(日) | 12/10(火) | 12/18(水) |
LMJ東京研修センター 東京都文京区本郷1-11-14 アクセス:JR水道橋駅より徒歩約6分ほか |
★本協会クローバー運営委員
開催概要
1.定員
養成・課題別研修併せて100名(定員で締切)
2.受講要件
●養成研修(4日間:1/23-26)
- 研修認定精神保健福祉士以上(必要な会費の納入)
●養成研修(2回分けで修了:後半2日間/1/25-26) ※次の要件は2つとも満たしている方
- 2018年度課題別研修修了者 又は 2019年度課題別研修(福岡会場)修了者
- 研修認定精神保健福祉士以上(必要な会費の納入)
※後半2日間から先に受講することはできません
お知らせ/課題別研修修了履歴を活かせる仕組み
2019年度「課題別研修」修了者は、2020年度に開催する「養成研修」の後半2日間を修了することで、養成研修を修了したこととみなします。ただし、「養成研修」申込時には、養成研修の受講要件(基幹研修V修了、必要な会費を納めていること)を満たしている必要があります。
2020年度養成研修は、2020年度下半期の開催予定です。
(2019年度課題別研修開催案内へリンク)
3.研修に係る費用
【必須】
・受講料:20,000円(4日間)、10,000円(2日間)
・テキスト:2,300円(6-3でご案内の書籍。お持ちの方は購入不要。当日ご持参ください。)
【オプション(ご希望に応じてお申込みください)】
・懇親会費:4,400円程度
・弁当(1日):1,100円程度
※懇親会はお申込みが5人以下の場合、開催を見合わせます
4.お申込方法
- 「受講申込書」を個人毎にFAXのこと(原本保管)(受付は先着順)。
- 研修に係る費用は、受講決定通知と共に送付する払込書にて所定の期限までに送金のこと。
- 書式:申込書(ワード/75KB)、申込書(PDF/420KB)
5.変更・参加取消
- 変更、取り消しのご連絡は、各自保管の申込書(原本)を訂正して、改めてFAXのこと。
- 原則として受講決定通知送付後の参加取消・参加費のご返金はできません。ただし、参加費納付後の取消の場合は、研修終了後に当日資料を送付します。
6.「養成研修」の事前課題および指定テキスト
- 「事前課題」はレポートの提出です(必須)。事例とレポート様式は、受講決定通知と共に送付します。
<課題内容>事例を読んで、成年後見人としての支援方法を考える(参考文献の紹介有り) - レポートの提出期限/2019年1月13日(月祝)必着
- 養成研修受講者は購入必須の指定テキストあり。既にお持ちの方は申込書でお知らせください。
●「よくわかる成年後見制度活用ブック〜精神障害や認知症などのある人の意思決定支援のために」
中央法規出版 2018年10月発行/定価:2,080円(税抜)、研修特別価格:2,300円(税込)
7.その他
- 養成研修では、修了年度を含む3年度以内に認定成年後見人ネットワーク「クローバー」に登録することで認定成年後見人として活動することができます。また、登録者は、精神保健福祉士賠償責任保険に任意で加入できます。ただし、受任時は加入が必須です。
- 参加者名簿には、参加者全員のお名前・都道府県を掲載しますが、勤務先名、勤務先所在地・TEL・FAXの掲載の可否は申込書にてお知らせください。
- 宿泊のご用意はありません。
- 災害保険等は各自ご加入ください。
申込先
公益社団法人日本精神保健福祉士協会「認定成年後見人養成研修」係
〒160-0015 東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル7F TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993