ソーシャルワーク研修2018〜知識や技術を高めよう〜
2019年3月3日(日)、上智大学四ツ谷キャンパスにて開催

参加のお誘い

 皆さま、お待たせしました。「ソーシャルワーク研修2018」。

 本研修の開催も、今年で節目の10回目を迎えます。今年度は1年目からベテランまであらゆる経験年数の方にお勧めできる3テーマを企画しました。テーマは、『真の「連携」「協働」体制を生み出すために〜精神保健福祉士に求められる“伝える”力〜』、『ソーシャルワークアセスメントスキルを学ぶ〜クライエントの全人的理解をめざして〜』、『精神保健福祉士の思考過程を可視化する』の3本です。近年の社会情勢やニーズの多様化により、精神保健福祉士にはソーシャルワークを基盤とした、あらゆる生活福祉課題を地域包括的に対応していくことが求められます。

 今回は、精神保健福祉士としての「専門性」を再確認しながら、知識・技術を習得し、実践に活用できるスキルを身に着ける機会としていただければと思っております。また、全国の仲間と一緒に知識と技術を高めあい、ふれあいを通じて、明日からの鋭気を養う場となれば幸いです。今年も皆さんのご参加をお待ちしております。

テーマ

テーマ1
真の「連携」「協働」体制を生み出すために〜精神保健福祉士に求められる“伝える”力〜

テーマ2
ソーシャルワークアセスメントスキルを学ぶ〜クライエントの全人的理解をめざして〜

テーマ3
精神保健福祉士の思考過程を可視化する

プログラム

テーマ1
真の「連携」「協働」体制を生み出すために
〜精神保健福祉士に求められる“伝える”力〜

 地域におけるメンタルヘルスのニーズが多様化するなか、多職種連携は日常的かつ必然的な実践テーマといえます。多職種連携の重要性は感じながらも、同時にその難しさを痛感される日々ではないでしょうか。
 そこで、多職種連携における精神保健福祉士の役割を今一度考えていきたいと思います。当事者のニーズを実現するための「連携」を生み出す突破口として、「連携」の再考につながる講義や「発信力」を磨く演習を企画しております。ぜひ奮ってご参加いただければ幸いです。

★本協会研修企画運営委員会


09:50 開講式・オリエンテーション(10分)(受付開始 9:30〜)

10:00 講義1・演習1「精神保健福祉実践における連携・協働について」(150分)
      講師:吉池毅志(大阪人間科学大学)

12:30 昼休み(60分)

13:30 講義2「実践現場の連携・協働 −ミクロ・メゾ・マクロの視点から」(60分)
      講師:知名純子(まるいクリニック)★

14:30 休憩(10分)

14:40 演習2「鍛えよう伝える力」(120分)
      演習講師:小沼聖治(聖学院大学)★

16:40 まとめ・閉講式(−17:00)

<終了後、SW研修・全テーマ合同懇親会予定>



テーマ2
ソーシャルワークアセスメントスキルを学ぶ〜クライエントの全人的理解をめざして〜

 みなさんは、「アセスメント」に自信がありますか? ソーシャルワークを展開していくためには、クライエントとクライエントを取り巻く環境を含めた全人的理解が必要です。そのためには、効果的かつ質の高いアセスメントが求められます。本研修は、全人的理解に向けたアセスメントの具体な方法について演習を交えながら楽しく学べるプログラムとなっており、みなさんの明日への支援の自信に繋がる内容となっております。
 たくさんの方のご参加を心よりお待ちしています。

★本協会研修企画運営委員会


09:50 開講式・オリエンテーション(10分)(受付開始 9:30〜)

10:00 講義1・演習1「ソーシャルワークアセメントプロセスとはなにか」(120分)
      講師:田中和彦(日本福祉大学)★

12:00 昼休み(60分)

13:00 講義2「ソーシャルワークアセスメントのスキル」(50分)
      講師:田中和彦(上掲)★

13:50 休憩(10分)

14:00 演習2「仮説検証プロセスを体験しよう」(150分)
      演習講師:富岡賢吾(伊都の丘病院)★ ほか

16:30 まとめ・閉講式(−17:00)

終了後、SW研修・全テーマ合同懇親会予定>



テーマ3
精神保健福祉士の思考過程を可視化する

 みなさんがPSWとして働き始めた頃、面接場面に陪席させてもらう度に『先輩はこの瞬間に何を考えているのだろう?』『どうして今のような受け答えをしたのだろう?』と気になりませんでしたか?グループワークや日常の何気ない会話でも同じ思いに駆られ、質問したくてもその瞬間にはなかなかできなかったのではないでしょうか。『もしこの瞬時に頭の中を覗いて観察と思考やその専門性と理論が理解できれば、実践知が得られて専門職として成長できるのではないだろうか』この思いにきっと多くの方が共感されることでしょう。
 この研修は、その「可視化」を試み、共に学び合う場にしたいと考えています。

●本協会副会長 〇本協会常任理事 ☆副研修センター長 ★本協会研修企画運営委員会


09:50 開講式・オリエンテーション(10分)(受付開始 9:30〜)

10:00 講義1「精神保健福祉士の思考過程を可視化する意義」
      講師:上田幸輝(サポートハウスアンダンテ)★(30分)

10:30 演習1「思考過程を可視化してみよう」(60分)
      演習講師:上田幸輝(上掲)★、岡本秀行(川口市保健所)☆

11:30 休憩(10分)

11:40 講義2「ソーシャルワークの面接技術と記録の思考過程を可視化する意義」(30分)
      講師:尾形多佳士(さっぽろ香雪病院)○

12:10 昼休み(60分)

13:10 講義3「精神保健福祉士の実践知に学ぶソーシャルワーク」(45分)
      講師:田村綾子(聖学院大学)●

13:55 休憩(15分)

14:10 演習2「ソーシャルワークプロセスを可視化してみよう」(110分)
      演習講師:上田幸輝(上掲)★、岡本秀行(上掲)☆

16:00 休憩(10分)

16:10 まとめ(40分)
      講師:田村綾子(上掲)

16:50 閉講式(−17:00)

<終了後、SW研修・全テーマ合同懇親会予定>

※全テーマともにプログラム内容及び講師は変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※ソーシャルワーク研修2018のいずれかのテーマは、機関誌「精神保健福祉」にて報告予定です。



日程等一覧

日程 会場 締切 データ抽出日 結果投函日
2019年
3月3日(日)
上智大学 四ツ谷キャンパス外部リンク 6号館
(東京都千代田区紀尾井町7-1)
JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ッ谷駅から徒歩5分
1月20日(日) 1月22日(火) 1月29日(火)

★構成員の皆様へ/結果通知は本協会からの郵送物と同じ送付先にお届けします。また参加者名簿も、協会が保有している構成員データにて作成しますので、変更がある方は「データ抽出日の前日」までに変更届をお送りください。とくに送付先を「ご自宅」にされている方は、所属・勤務先データが古い場合がありますので、ご留意ください。

開催概要

1.定員

 各50名(先着順。定員になり次第締切)

2.費用

項目 構成員 非構成員 学生会員 学生
受講料 5000円 7500円 1000円 3000円
懇親会費(オプション) 4,000円    
 補足 ★上記費用区分は研修当日時点の立場を基準とします。
★懇親会は、ご希望によりお申込みください。 

3.対象

 次のいずれかに該当する方。
  1. 本協会構成員(必要な会費の納入)
  2. ソーシャルワーカー(非構成員)
  3. 精神保健福祉士をめざす学生

4.お申込方法

  1. 「受講申込書」を個人ごとに本協会までFAXしてください(原本保管のこと)。 「事前お伺い」は任意です。お出しになる方は申込書と共にFAXをお願いします。
  2. 研修に係る費用は、受講証と共に送付する払込書にて所定の期限までにご送金ください。
 チラシ  開催案内 PDF/550KB -
申込書 PDF/400KB WORD/120KB
事前お伺い(任意提出) PDF/100KB WORD/55KB

5.変更・受講取消

  1. 変更、取消のご連絡は、各自保管の申込書(原本)を訂正のうえ、改めてFAXしてください。
  2. 原則として受講証送付後の受講取消及び受講費のご返金はできません。受講費納入後の取消の場合は、研修終了後に当日資料を送付します。

6.その他

  1. 受講者名簿を作成します。名簿には受講者全員のお名前・都道府県名を掲載いたしますが、勤務先名・勤務先所在地・TEL・FAXの掲載の可否は申込書にてお知らせください。
  2. 本研修ではお弁当および宿泊のご用意はありません。
  3. 災害保険等は各自ご加入ください。

申込先

「ソーシャルワーク研修2018」係
〒160-0015 東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル7F
公益社団法人日本精神保健福祉士協会
TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993 E-mail:office@japsw.or.jp(アットマークを半角にしてください)