第14回認定スーパーバイザー養成研修(2018年度)
参加のお誘い
認定スーパーバイザー(SVR)養成研修は、私たちの専門性を高めるために不可欠である“スーパービジョン(SV)”を実践する認定SVRを養成する目的で毎年1回開催しています。1年間実践を試行し、その間少数の講師がサポートを続けます。
これまでそれぞれの方法で比較的経験の浅いPSWの育成に携わってこられた方も、本協会の考える「スーパーバイジ(SVE)ー自身が気づくSV」の基本と、契約、ゴール設定、展開方法について学んでみませんか。
基礎編
日程:2018年8月4日(土) 〜6日(月)
会場:大橋会館(東京都目黒区東山3-7-11/東急田園都市「池尻大橋駅」から徒歩3分)
会場集合型で、3日間研修を開催します。
実践編
2018年8月6日以降の約1年間
SVEと1対1の関係によるSVを契約し、約1年にわたりSVを実践し、中間レポートおよび最終レポートを提出いただきます。レポートの詳細は、基礎編終了時にご案内します。
実践編以降のプログラムの見直し(2018/06/22)
2018年度第3回臨時理事会(6/16)にて養成研修実施細則の改正が承認されたことを受け、実践編以降のプログラムをご案内します。
2018年度から、実践編「中間レポート審査」を「対面式個別審査及び演習」とし、1日ご参集いただくプログラムとなります。
また集合研修である「応用編」は開催せず、最終レポートの査読に合格することで認定SVRとしての登録が可能となります(その後の手続きは登録を参照)。
本研修におけるSVとは
教示や指摘だけではなかなか人は育ちません。SVRはSVEの力量とペースと自律性を尊重ながら、問い返しと吟味を繰り返し、専門職としての気づきを得ることを支えるプロセスです。
プログラム(基礎編)
8月4日(土)
09:00 受付開始
09:30 開講式
09:40 説明:研修の全体像とねらい(50分)
10:30 休憩(10分)
10:40 自己紹介(受講動機等)(60分)
11:40 昼食(60分)
12:40 講座1「スーパービジョン概論」(80分) 講師: 池沢 佳之(ハートクリニック)
14:00 講義のリフレクション(20分)
14:20 休憩(15分)
14:35 グループ討論1(60分)
15:35 休憩(10分)
15:45 講座2「ソーシャルワーカー論」(80分) 講師: 田村綾子(聖学院大学)
17:05 講義のリフレクション(20分)
17:25 休憩(15分)
17:40 グループ討論2(60分)
18:40 翌日のオリエンテーション(-18:50)
8月5日(日)
09:00 講座3「ソーシャルワーク業務論」(80分) 講師: 廣江 仁(社会福祉法人養和会)
10:20 講義のリフレクション(20分)
10:40 休憩(15分)
10:55 グループ討論3(60分)
11:55 昼食(60分)
12:55 講座4「スーパービジョン演習1」(210分)
16:25 課題説明:記録法を中心に(40分)
17:05 翌日のオリエンテーション(10分)
17:15 2日目終了
終了後に2時間程度の懇親会
8月6日(月)
09:00 講座5「スーパービジョン演習2」(120分)
11:00 実践編に向けた課題説明(30分)
11:30 昼食(60分)
12:30 講座6「スーパービジョンの課題」(80分) 講師:西銘 隆(田崎病院)
13:50 講義のリフレクション(20分)
14:10 休憩(15分)
14:25 グループ討論4(65分)
15:30 休憩(10分)
15:40 全体会(50分)
16:30 閉講式(15分)
16:45 3日目終了
※5日の懇親会は「第14回基礎編」「第13回応用編」「第12回認定SVR更新研修」受講者等との合同開催です。
※4日は上記プログラムのほか、「第12回認定スーパーバイザー更新研修」を、5日は「第13回応用編」を同時に開催しています。
※細かい注意事項は研修中に口頭でお伝えします。
開催概要
1.定員
15人(定員になり次第締め切ります。なお、お申し込みが8人に満たない場合は中止する場合があります。)
2.受講要件(すべてに該当)
- 「認定精神保健福祉士」であり、2017年度までの会費を納めていること。
- 精神保健福祉分野におけるソーシャルワークの実務経験が10年以上であること。
- 原則として、本協会認定SVRもしくは認定SVR養成研修講師によるSV(個別・グループ・ピア等)を受けた経験を有する者。
※ただし、当面の間、本協会認定SVRもしくは認定SVR養成研修講師との1時間以上の面談をもって要件を満たしたものとする。
※認定SVR及び認定SVR養成研修講師一覧(会員ページ)
※第14回認定SVR養成研修のためのSV契約書書式(会員ページ)
※会員ページのパスワードは、研修センターだより「Start LineNo.58(2018年5月15日発行)の1頁にご案内あり。
3.申込時に提出するもの(すべて必須)
- 事前課題(@研修参加の志望動機、A日常実践における課題、B過去のSV体験とその考察をレポートする)
- 認定SVR及び本協会支部長からの推薦書(本研修は、認定SVR及び支部長からの推薦が必要となる)
- 精神保健福祉分野におけるソーシャルワークの経歴書
受講の可否は、認定スーパーバイザー養成委員会にて提出書類を審査し決定する。
4.申込方法
- 「受講申込書」「推薦書」「経歴書」に必要事項をご記入のうえ、「認定SVR養成研修係」まで郵送にてお送りください。
- 基礎編の参加費等は、受講決定通知等と併せて郵便払込取扱票をお送りいたします。所定の期限までにご送金ください。
受講申込書(268KB) | 推薦書(153KB) | 経歴書(94KB) | |
WORD | 受講申込書(51KB) | 推薦書(40KB) | 経歴書(36KB) |
5.費用
(1)受講に係る費用
区分 | 科目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|---|
必須 | 受講料 | 23,000円 | (内訳)基礎編:15000円、1日研修:8,000円 |
査読料 | 10,000円 | 実践編のレポート査読料 | |
選択 | 昼食費(基礎編) | 3,240円 | 1,080円×3食(8/4、5、6) |
宿泊費(基礎編) 先着5名まで 禁煙室は取れない可能性有 |
21,450円 | A)大橋会館朝食付きシングル 7,150円×3泊(8/3in-8/6out) | |
19,500円 | B)大橋会館素泊まりシングル 6,500円×3泊(8/3in-8/6out) | ||
懇親会費(基礎編) | 4,400円 | 8/5の夕食兼 | |
昼食費(1日研修) | 1,080円 | 1,080円×1食 |
※すべて税込です。
※「必須」はすべての参加者にかかります。「選択」はご希望に応じてお申込みください。
※※会場付近には昼食を取れる場所やコンビニもあります。
※お支払いについては、研修センターより、お支払いただく時期に応じて、郵便支払取扱票によりご請求いたします。全額一括ではなく、基礎編、実践編と段階を経てのお支払いとなります。
(2)終了後に係る費用
区分 | 科目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|---|
必須 | 登録料 | 15,000円 | 全プログラムを修了後、認定SVRとして登録するために必要な費用 |
6.締切
2018年6月28日(木)必着受講決定通知等は、7月6日(金)までに発送します。内容をご確認のうえ、研修当日にご持参ください。
7.遅刻・早退
本研修では、各科目(講義及び演習)とも、15分の遅刻・早退がありますと修了になりません。8.変更・参加取消
変更、取り消しは、各自保管の申込書(原本)を訂正のうえ、改めてFAXしてください。9.その他
- 参加者名簿(お名前、勤務先名、勤務先所在地(TEL/FAX))を配布する予定です。本名簿には、参加者全員のお名前・都道府県名を掲載させていただきますが、勤務先名および勤務先所在地、TEL・FAXにつきましては、掲載の可否を受講申込書にてお知らせください。
- 大橋会館のご宿泊を先着5人までご用意しています。部屋数を超えた場合は、ご自身でご手配ください。
- 災害保険等は各自ご加入ください。
登録
すべてのプログラムを修了した方には、理事会への報告を経て、登録手続きを書面にて通知します。通知を受けられた方は、所定の手続き(申請書等の提出、登録料の納入)を行うことで、認定SVRとなることができます。
認定SVRの更新
認定スーパーバイザー登録後は、5年ごとの更新制となります。更新には、生涯研修制度基本要綱における認定精神保健福祉士の認定を更新し続けるとともに、次の1〜3のいずれかと4の受講および報告書の提出が必要です。
1.都道府県精神保健福祉士協会等でスーパービジョンを実践する
2.認定SVR養成研修の実施への協力に務める
3.次の研修のいずれかで講師を行う
(1)本協会主催による研修
(2)都道府県協会主催の精神保健福祉に関する研修等
(3)精神保健福祉分野の発展や構成員の資質向上に関わる研修等
4.認定スーパーバイザー更新研修は、5年度に1回以上受講しなければならない。
申込先
「認定スーパーバイザー養成研修」係
〒160-0015 東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル7F 公益社団法人日本精神保健福祉士協会
TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993