日時 | 2012年9月22日(土)、23日(日) |
会場 | 昭和女子大学(東京都世田谷区太子堂1−7) |
参加費 | 構成員 1日につき: 5,000円、非構成員 1日につき: 7,500円、学生 1日につき: 3,000円 ※学生のうち「学生会員」は1日につき1,000円 ※テーマ1は2日間のため上記費用の倍になります |
懇親会費(9/22) | 5,000円(オプション) |
定員 | テーマ1 100名(医療機関勤務の方、地域生活支援に関わる方各50名) テーマ2、3 各50名 |
※PDFファイルをご希望の方は、次をクリックしてください。 開催案内・申込書:(744KB)、申込書:(120KB)
「法律や制度改正の内容が、よく分からない・・・」「家族支援に必要な知識や技術、クライエントとの面接に必要な技術って、所属機関や専門領域で異なるの?」「権利擁護の視点に立った実践を積み重ねているのか自信がない・・・」
そんな疑問や不安と向き合いながら、精神保健福祉士としてクライエントとの支援に携わっている方は少なくないのではないでしょうか。しかし、新たな知識や技術を得ずに実践を積み重ねていては、クライエントに不利益をもたらすことに繋がるかもしれません。
そんな皆さんのお役に立てるのが、『ソーシャルワーク研修2012』です。
今年度の『ソーシャルワーク研修2012』では、精神科医療機関に勤務する精神保健福祉士と地域の障害福祉サービス事業所や相談支援事業所等に勤務する精神保健福祉士が権利擁護、家族支援、新たな法制度、そして高齢精神障害者の支援について共に学び、これまでの実践を互いに理解する機会といたしました。また、認知症の方の支援や面接技術を学べる機会も設けております。お好きなコースを選択してご参加ください。
精神保健福祉士をめざす学生さんの受講も大歓迎!全国からお集まりのソーシャルワーカーの皆さんとの情報交換をしながら、勉強の秋のひと時を一緒に過ごしませんか?たくさんのご参加を心よりお待ちしております。
テーマ1:「医療」と「地域」の有機的な連携とは?〜「医療」と「地域」、それぞれの精神保健福祉士の価値・倫理を考える〜
私たち精神保健福祉士は、所属機関に関係なく共通の価値・倫理や技術を有して日々現場で実践を展開しているはずですが、今回はあえて「医療」と「地域」それぞれに所属する精神保健福祉士の価値・倫理を意識し合える研修の内容にしたいと思います。「医療」は「地域」のことを、「地域」は「医療」のことをより知り合える機会にし、クライエントの利益を優先した有機的な連携の在り方について考えを深め、日々の実践に反映させていきたいと思います。
9月22日(土) |
10:15 開講式・オリエンテーション(受付開始 9:45〜) 10:30 講義1「権利擁護について考える〜身近に潜む権利侵害〜」(90分) 講師:夏目宏明(社会福祉法人ウエルフェアコスモス 地域密着型介護老人福祉施設 コスモス苑) 12:00 昼休み・移動(60分) 13:00 演習1★(60分) 14:00 休憩・移動(15分) 14:15 講義2「家族支援を考える〜精神保健福祉士に求められる家族支援〜」(90分) 講師:伊藤千尋(淑徳大学) 15:45 休憩・移動(15分) 16:00 演習2★(60分) 17:00 翌日のオリエンテーション(〜17:30)<懇親会予定> |
9月23日(日) |
09:30 講義3「精神保健福祉法とその関連福祉法の流れ」【選択制】☆(80分) (1)「医療機関」の精神保健福祉士に知ってほしい「地域」との連携と法制度のポイント 講師:元井昭紀(南空知地域生活支援センターりら) (2)「地域」の精神保健福祉士に知ってほしい「医療領域」の法制度と支援のポイント 講師:岩尾 貴(石川県障害保健福祉課) 10:50 休憩・移動(15分) 11:05 講義4「高齢精神障害者へのかかわりとその課題」(60分) 講師:柏木一惠(浅香山病院) 12:05 昼休み・移動(60分) 13:05 演習3(180分)※高齢精神障害者支援の事例 16:05 閉講式(〜16:30) |
全体で定員100名の研修です。
★初日の演習1、2は医療と地域で分かれて行います。
☆講義3は選択制です。医療機関勤務の方は(1)、地域(医療機関以外)勤務の方は(2)をお薦めします。
テーマ2:認知症の人の支援に関わる精神保健福祉士〜退院支援・地域連携パスを活用して〜
精神科に入院している認知症の人を新たな「社会的入院」としないためには、精神科病院と地域の支援機関が連携して、退院に向けた支援を行い、本人が地域で望む暮らしを実現するための支援体制を整えることが必要です。昨年度、本協会が開発した「退院支援・地域連携パス」を活用して、日ごろのかかわりを点検し、支援のあり方や精神科病院と地域の支援機関の連携について、考える機会としたいと思います。
9月22日(土) |
09:30 開講式・オリエンテーション(受付開始 9:15〜) 09:40 講義・演習:認知症の人の理解と生活の捉え方(140分) 講師:東 裕紀(社会福祉法人鶴寿会 サンライフたきの里) 12:00 昼休み(60分) 13:00 講義:「退院支援・地域連携パス」の活用方法について(60分) 講師:三溝園子(昭和大学附属烏山病院)、東 裕紀 14:00 休憩(10分) 14:10 演習:精神科病院と地域の支援機関との連携について 〜「退院支援・地域連携パス」を活用して〜(140分) 16:30 閉講式(〜16:45)<懇親会予定> |
テーマ3:相談面接技法を学ぶ〜かかわりのはじまりから、その後の面接場面まで〜【申込み受付終了】
「面接に必要な技術って?」と日々の業務の中で不安になることはありませんか?「面接」は相談関係の中ではなくてはならず、その技術は研鑽を続けていく必要があることです。本研修では、出会い・かかわりのはじまりの場面であるインテークから、その後の面接が継続していく流れの中で、専門的力量を持って相談に応じるための基本的な視点と技術を、講義だけではなく、演習の時間で体験することにより学びます。
9月23日(日) |
10:00 開講式・オリエンテーション(受付開始 9:45〜) 10:15 講義1 個別面接技法〜インテークに関連して〜(105分) 講師:藤田さかえ(久里浜医療センター) 12:00 昼休み(60分) 13:00 演習1 インテークから主訴を引き出すかかわりへ(75分) 14:15 休憩(15分) 14:30 講義2 個別面接技法〜面接の基本・具体的なスキルを学ぶ〜(60分) 講師:藤田さかえ 15:30 休憩(10分) 15:40 演習2 面接の基本と具体的スキルの習得(60分) 16:40 講評(10分) 16:50 閉講式(〜17:00) |
※全テーマともにプログラム内容及び講師は、変更となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
テーマ1 100名(医療機関勤務の方、地域生活支援に関わる方各50名)
テーマ2、3 各50名
構成員 1日につき: 5,000円
非構成員 1日につき: 7,500円
学生 1日につき: 3,000円
※学生のうち「学生会員」は1日につき1,000円
※テーマ1は2日間のため上記費用の倍になります
懇親会費(9/22): 5,000円(オプション)
※懇親会は、ご希望によりお申込みください。
※本研修ではお弁当のご用意はございません。