開催案内

厚生労働省障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)

課題別研修/ソーシャルインクルージョンを目指して
〜医療観察制度における地域処遇推進のための支援者研修〜

[名古屋]
日 程/2010年2月12日(金)-13日(土)
会 場/愛知県産業労働センター・ウインクあいち 12F会議室
      (愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
 [岡山]
 日 程/2010年2月22日(月)-23日(火)
 会 場/岡山国際交流センター2F国際会議場
       (岡山県岡山市奉還町2丁目2番1号)

参加費/無料
定 員/各会場100名 (各会場とも定員になり次第締切)
申込締切/名古屋 2010年1月15日(金)必着1月22日(金)まで延長、岡 山 2010年1月29日(金)必着

※PDFファイルをご希望の方は、次をクリックしてください。開催案内PDFファイル(530KB) 申込書PDFファイル(260KB)、申込書Wordファイル(160KB)


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■研修のお誘い

 心神喪失者等医療観察法が施行され早4年が経過します。法施行から2009年3月31日までの間に、地方裁判所の審判による入院決定者数は799人、通院決定者数は242人となっています。また、退院許可決定により通院に移行している対象者も増え続けており、「地域社会における処遇」のあり方が重要な課題となっています。

 社団法人日本精神保健福祉士協会は、今年度、厚生労働省より「障害者保健福祉推進事業」の補助金を受けて、「心神喪失者等医療観察制度における地域処遇体制基盤構築に係る調査研究事業」に取り組んでいます。本事業では、特に医療観察法上の地域処遇中から、通常の地域精神保健福祉支援体制と重なり合いながら支援が提供されることを目指して、円滑で効果的な連携システムの在り方を提示することを目的としています。

 医療観察制度対象者の社会復帰促進の観点や、誰も排除しない地域社会の創設(ソーシャルインクルージョン)の観点からは、対象者の主体性を基本とした地域生活支援の在り方がこの制度全体に大きな影響を与えると言っても過言ではありません。しかしながら、医療観察制度自体やその運用状況が精神保健医療福祉領域の関係者に十分に周知されていないことも否定できません。

 このため、本研修は広く医療観察制度における地域処遇の実際を学ぶ機会を提供することを目的に開催いたします。関心のある皆様のご参加をお待ちしております。


■日程/プログラム(敬称略)

1日目/名古屋2月12日(金)・岡山2月22日(月)
10:00 開講式・オリエンテーション
10:15 講義-1「地域処遇対象者の生活支援の在り方」(60分)
      名古屋会場 講師:桑原 寛 (神奈川県精神保健福祉センター所長)
      岡 山会場 講師:川副 泰成(国保旭中央病院院長補佐)
11:15 休憩(10分)
11:25 講義-2「医療観察制度における処遇の実際と課題〜医療観察法地域処遇体制強化事業を中心に〜」(45分)
      名古屋・岡山会場 講師:新川 智之
            (厚生労働省社会・援護局精神・障害保健課医療観察法医療体制整備室指導係長)
12:10 昼食・休憩(60分)
13:10 実践報告-1「地域処遇対象者の支援の実際と課題」(80分)
     (1) 指定通院医療機関の精神保健福祉士の立場から(40分)
         名古屋会場 講師:久野 利春(大阪府立精神医療センター)
         岡山会場   講師:谷本 章広(岡山県精神医療センター)
     (2) 障害福祉サービス事業所の立場から(40分)
         名古屋会場 講師:荒川 浩平(社会福祉法人もえの会 萠作業所)
         岡 山会場 講師:脊戸 京子(社会福祉法人椿会 地域生活支援センターあんセンター長)
14:30 休憩 (20分)
14:50 グループ演習-1「参加者として考える地域処遇の課題と展望」(120分)
16:50 オリエンテーション(〜17:00終了)
2日目/名古屋2月13日(土)・岡山2月23日(火)
09:30 オリエンテーション
09:40 実践報告-2「道東地区におけるダブル・マネジャー・システムによる実践」(130分)<休憩10分>
     (1) 社会復帰調整官によるシステムマネジメント(60分)
         名古屋・岡山会場 講師:江口 義則(釧路保護観察所)
10:40 休憩(10分)
10:50 (2) 相談支援専門員によるケアマネジメント(60分)
         名古屋・岡山会場 講師:佐々木 寛(地域生活支援センター・ハート釧路)
11:50 (3) 質疑応答(10分)
12:00 昼食・休憩(60分)
13:00 講義-3「社会復帰調整官による支援の現状と課題」(60分) 
      名古屋・岡山会場 講師:調整中(法務省保護局総務課精神保健観察企画官室、予定)
14:00 休憩(15分)
14:15 グループ演習-2「事例研究」(120分)
16:15 全体会・閉講式 (〜16:30終了)

※調整中の講師は、確定次第掲載していきます。

■開催概要

1.定 員

 各会場100名 (定員になり次第、締め切らせていただきます)

2.参加費

 無料

3.対 象

精神保健福祉士および医療観察法に関与するソーシャルワーカー、その他本テーマに関心のある方なら、どなたでもご参加いただけます。

4.申込方法

  1. お申込みは、別添の「受講申込書」に必要事項をご記入のうえ、参加者1人ごとに本協会「ソーシャルインクルージョンを目指して」の運営担当・へるす出版事業部 研修センターまでFAXにてお申し込みください(なお、原本は必ず各自保管してください)。
  2. 「申込み」締切は、
    名古屋2010年1月15日(金)1月22日(金)まで延長・岡山2010年1月29日(金)必着
     *「受講申込書」をFAXする際は、参加希望会場がチェックされているかどうか再度ご確認ください。
  3. 受講決定通知ハガキ等は、申込み締切り後、順次ご指定の送付先にお送りいたします。
    お送りするハガキは「受講決定通知書」であると同時に、受講番号入り「参加証」も兼ねておりますので、内容をご確認のうえ、研修当日、必ず会場受付にご提示ください。

    * 受講決定通知ハガキ送付後の参加取消しは原則として認められません。但し、やむを得ない事情により希望会場の変更、参加取消し等をされる場合は、お手元の申込書原本を訂正のうえ、改めて前記運営担当・へるす出版事業部 研修センターまでFAXにてお知らせください。

5.その他

  1. 本研修受講を申し込まれた方の参加者名簿(お名前、勤務先機関名、勤務先所在地(TEL/FAX))を配布する予定です。本名簿には参加者全員のお名前を掲載させていただきますが、勤務先機関名および勤務先所在地については、掲載の可否を「受講申込書」の所定欄にチェックを入れてお知らせください。
  2. 災害保険等については各自のご判断で対処してください。

6.会場までの交通案内

愛知県産業労働センター・ウインクあいち 12F会議室
[名古屋市中村区名駅4-4-38 tel.052-571-6131代]
<会場までの交通のご案内>
JR名古屋駅(桜通口、広小路口)より徒歩約2分/名鉄名古屋駅より徒歩約2分

岡山国際交流センター 2F国際会議場
[岡山市奉還町2-2-1 tel.086-256-2905代]
<会場までの交通のご案内>
JR岡山駅(西口)より徒歩3分

8.個人情報の取り扱いについて

 本協会の個人情報方針および規程に基づき、個人情報の取得・利用を適切に行います。本研修申し込みで得た個人情報は、本研修実施に伴う書類発送、研修評価に伴う調査に用い、この利用目的の範囲を超えて取り扱うことはありません。この範囲を超えて利用する場合は、本人の同意を得た上で行います。


<企画内容等に関する問合せ>

<主催>社団法人日本精神保健福祉士協会
160-0015 東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッド7F  TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993 E-mail:office@jamhsw.or.jp 

<参加要件等に関する問合せ>

<運営担当>株式会社へるす出版事業部 研修センター
164-0001 東京都中野区中野3-37-9 ウエストインビル2F  TEL.03-5342-4325 FAX.03-5342-4326 E-mail: pswforum@herusu-shuppan.co.jp


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