独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
[京都] 日 程/2009年11月9(月)、10日(火) 会 場/京都テルサ 西館3F (京都市南区東九条下殿田町70番地 (九条新町下ル)) |
[横浜] 日 程/2009年11月26(木)-27日(金) 会 場/横浜シンポジア 9Fメインカンファレンスホール (横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル9F) |
資料代/1,000円
定 員/各会場100名 (各会場とも定員になり次第締切)
申込締切/京都 2009年10月16日(金)必着→締切延長10月23日(金)まで、横浜 2009年10月30日(金)必着
※PDFファイルをご希望の方は、次をクリックしてください。開催案内:(670KB) 申込書:(260KB)、申込書:(160KB)
近年、司法領域における障害者への福祉的支援や司法と福祉の連携の重要性が認識され制度化、事業化が図られています。具体的には、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療および観察等に関する法律」に基づく社会復帰調整官の配置や審判での参与員の関与が挙げられます。また近年は、「監獄法」の改正による「刑事収容施設および被収容者等の処遇に関する法律」の施行に伴う矯正施設へのソーシャルワーカーの配置、そして「高齢・障害受刑者の地域生活定着支援」の創設に伴う更生保護施設への福祉スタッフの配置や地域生活定着支援センターへのソーシャルワーカー等の配置などが進められています。
しかし、こうした法制度等に基づく支援を要する障害者への対応は始まったばかりであり、その支援体制やノウハウの確立、そして法制度そのものの周知もまだまだ十分とは言えません。本協会では、このことを精神保健福祉領域の課題と認識し、触法精神障害者に対して精神保健福祉士等が各自の立場で参画できる支援のあり方を学ぶことを目的として、独立行政法人福祉医療機構の助成による課題別研修を開催いたします。
司法領域にあって二つの異なる目的・内容を持つ制度・施策の理解の促進と、それぞれの対象となる人々の地域生活移行・定着支援の体制整備のあり方、生活支援や危機介入にあって求められる知識や技術の習得の場として、本研修をぜひご活用ください。関心のある皆様のご参加をお待ちしております。
1日目/京都11月9日(月)・横浜11月26日(木) |
10:00 開講式・オリエンテーション 10:30 講義-1「罪を犯した障害者の地域生活支援について」(90分) 京都会場 講師:山本 譲司(作家・NPO法人ライフサポートネットワーク理事長) 横浜会場 講師:田島 良昭(社会福祉法人南高愛隣会理事長) 12:00 昼食・休憩 (60分) 13:00 講義-2「各立場からの実践における現状と課題」(120分) ※横浜会場は講師都合により講義は(2)(3)(1)の順 (1) 医療観察制度における地域処遇の現状と課題 京都会場 講師:植松 俊典(京都保護観察所社会復帰調整官) 横浜会場 講師:八木眞佐彦(東京保護観察所社会復帰調整官) (2) 矯正施設におけるソーシャルワークの現状と課題 京都会場 講師:梶原 由美(播磨社会復帰促進センター社会復帰促進部) 横浜会場 講師:村田 瞳(八王子医療刑務所) (3) 触法精神障害者の地域生活移行支援の現状と課題 京都会場 講師:杉村 多代(援護寮まち) 横浜会場 講師:関口 暁雄(埼玉県精神保健福祉センター生活支援担当) 15:00 休憩 (20分) 15:20 演習-1 (100分) 17:00 オリエンテーション(〜17:10終了) |
2日目/京都11月10日(火)・横浜11月27日(金) |
09:00 オリエンテーション 09:05 実践報告(120分) (1) 医療観察法指定医療機関の精神保健福祉士として 京都会場 講師:常増 健二(国立病院機構菊池病院) 横浜会場 講師:澤 恭弘(国立精神・神経センター病院) (2) 精神保健参与員の立場から 京都会場 講師:柏木 一恵(浅香山病院) 横浜会場 講師:伊東 秀幸 (田園調布学園大学) (3) 罪を犯した障害者への弁護活動の実際 京都会場 講師:辻川 圭乃(辻川法律事務所弁護士) 横浜会場 講師:川島 志保(川島法律事務所弁護士) 11:05 休憩(15分) 11:20 講義-3「刑与者への地域生活定着支援に係る諸制度について(法務省行政説明)」(40分) <休憩5分> 京都会場 講師:正木 恵子(法務省大津保護観察所統括保護観察官) 横浜会場 講師:前川 洋平(法務省保護局観察課係長) 12:05 講義-4「医療観察法地域処遇体制強化事業等について(厚生労働省行政説明)」(40分) 京都・横浜会場 講師:新川 智之(厚生労働省精神・障害保健課医療観察法医療体制整備推進室係長) 12:45 昼食・休憩(60分) 13:45 演習-2「事例研究」(120分) 15:45 全体会 (25分) 16:10 閉講式(〜16:40終了) |
※ ※調整中の講師は、確定次第掲載していきます。
各会場100名 (定員になり次第、締め切らせていただきます)
資料代 1,000円(当日受付にてお支払ください。ご希望の方には領収証を発行します)
精神保健福祉士および刑務所や少年院からの出所者支援や医療観察法に関与するソーシャルワーカー、その他本テーマに関心のある方なら、どなたでもご参加いただけます。
* 受講決定通知ハガキ送付後の参加取消しは原則として認められません。但し、やむを得ない事情により希望会場の変更、参加取消し等をされる場合は、お手元の申込書原本を訂正のうえ、改めて前記運営担当・へるす出版事業部 研修センターまでFAXにてお知らせください。
京都テルサ 西館3F(京都府民総合交流プラザ内)
[京都市南区東九条下殿田町70番地(九条新町下ル)tel.075-692-3400代]
<会場までの交通のご案内>
JR京都駅(八条口西口)より南へ徒歩約10分/近鉄東寺駅より東へ徒歩約5分
地下鉄九条駅4番出口より西へ徒歩約5分/市バス九条車庫南へすぐ
横浜シンポジア9F メインカンフアレンスホール
[横浜市中区山下町2番地 tel.045-671-7151代]
<会場までの交通のご案内>
みなとみらい線「日本大通り」駅下車 3番出口より徒歩約5分/JR関内駅・石川駅より徒歩約15分
本協会の個人情報方針および規程に基づき、個人情報の取得・利用を適切に行います。本研修申し込みで得た個人情報は、本研修実施に伴う書類発送、研修評価に伴う調査に用い、この利用目的の範囲を超えて取り扱うことはありません。この範囲を超えて利用する場合は、本人の同意を得た上で行います。
<主催>社団法人 日本精神保健福祉士協会
160-0015東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッド7F TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993 E-mail:
<運営担当> 株式会社 へるす出版事業部 研修センター
164-0001 東京都中野区中野3-37-9 ウエストインビル2F TEL.03-5342-4325 FAX.03-5342-4326 E-mail:
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