本協会は、2008年度、発達障害のある人やその家族の支援や啓発活動を行っている「日本発達障害ネットワーク(通称JDDネット)」に加盟しました。
JDDネットは、毎年実施している年次大会に併せて、昨年から加盟団体主催による研修会を同時開催しています。本協会も、この研修会に「発達障害者支援と精神保健福祉士」をテーマに主催者として参加することとしました。そこで、第5回年次大会の概要と本協会主催の研修をお知らせします。
大会メインテーマ/発達障害:共に生きる豊かな明日〜理解の段階から、個性尊重の社会の実現を目指して〜
第2回研修会・本協会主催研修テーマ/発達障害者支援と精神保健福祉士
日 時/2009年12月12日(土)、13日(日)※研修会は12日、年次大会は13日に開催されます。
会 場/成蹊大学(東京都武蔵野市吉祥寺北町3−3−1/JR中央線・京王井の頭線 吉祥寺駅より路線バス5分)
参加費/構成員:6,000円 非構成員:9,000円 当事者・家族:5,000円
定 員/100人
JDDネット第5回年次大会 JDDネット第5回年次大会では、1日目(12日)に研修会、2日目(13日)に本大会という構成で実施します。 12日は、研修会(本協会、特別支援教育士資格認定協会、日本作業療法士協会による3研修)と懇親会を開催します。 13日の本大会は、7つの会場を使い、講演、自主企画、専門家向企画/ワークショップ、当事者団体企画、行政動向・制度、本人トーク/バラエティー、ビギナー向けプログラムを予定しています。また、JDDネット加盟の団体ブースも設ける予定です。講演では、田中康雄氏(JDDネット代表)をはじめ、発達障害と司法の動向について辻川圭乃弁護士、最新の発達障害に関する医療動向について山末英典氏(東京大学)や国会議員をお招きした討論等を予定しています。また、厚生労働省や文部科学省をお招きした行政トーク、野沢和弘氏(毎日新聞)と田中正博氏(NPO法人全国地域生活支援ネットワーク代表理事)の鼎談や上野一彦先生を交えた本人トーク等を予定しています。またビギナー向けには、特別支援教育、発達障害者支援、就労、疑似体験を予定する等、多彩なプログラムを贅沢に用意しています。 〜日本発達障害ネットワーク第5回年次大会のご案内はこちら(JDDネットWEBへリンク)〜 |
※PDFファイルをご希望の方は、次をクリックしてください。 開催案内:(450KB)、申込書:(180KB)、申込書:(100KB)
自閉症等の特有な発達障害を有する障害児者への支援の必要性の認識は高まっています。一方、障害特性を理解したかかわり方や自己決定を尊重しつつ、その方の望む暮らしを実現するため、いかなる施策を活用し、機関・職種と連携すれば良いか実践に課題を抱えて悩む精神保健福祉士も少なくありません。本研修では、日本発達障害ネットワーク年次大会の場を活用し、発達障害者支援に関わる精神保健福祉士の基礎的知識を学びます。
第2回研修会/2009年12月12日(土) |
09:45 開講式(受付開始:9:30〜) 10:00 講義「発達障害者支援〜支援ニーズと今日的な課題」(120分) 講師 柴田 珠里(横浜市発達障害者支援センター) 12:00 昼休み(60分) 13:00 講義「支援の実際1〜学齢期の課題と支援」(105分) 講師 緒方よしみ(福岡市発達障がい者支援センター) 14:45 休憩(15分) 15:00 講義「支援の実際2〜働くことの課題と支援」(105分) 講師 千田 若菜(ながやまメンタルクリニック) 16:45 閉講式(〜17:00) |
100名(定員になり次第、締切ります)
[参加費] 研修会・年次大会(2日参加)構成員:6,000円、非構成員9,000円、当事者・家族:5,000円
★研修会(12日)のみの参加も金額は同じです。年次大会(13日)のみに参加の場合は、JDDネットへ直接お申し込みください。申込方法は10月上旬に本協会WEBを通じてご案内します。
(事前申込=3,000円)
[オプション] 懇親会費 5,000円(12日開催)
※参加費は、全ての方にかかります。オプションは、ご希望に応じてお申込みください。
12日に開催する懇親会は事前申込制です。本協会のほか、JDDネットやJDDネット加盟団体の役員、同時開催している特別支援教育士資格認定協会、日本作業療法士協会の研修受講者などの参加が見込まれます。さまざまな立場の方々との交流の機会ですので、ぜひご参加ください。
本協会の個人情報方針および規程に基づき、個人情報の取得・利用を適切に行います。本研修申し込みで得た個人情報は、本研修実施に伴う書類発送、研修評価に伴う調査に用い、この利用目的の範囲を超えて取り扱うことはありません。この範囲を超えて利用する場合は、本人の同意を得た上で行います。
■日本発達障害ネットワーク概要紹介(日本発達障害ネットワーク年報2008より抜粋・加工)
代 表 田中康雄(北海道大学大学院教授) 発 足 2005年12月3日 ミッション わが国において発達障害を代表する全国組織として、従来制度の谷間に置かれ支援の対象となっていなかった、あるいは適切な支援を受けられなかった、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害等の発達障害のある人およびその家族に対する支援を行うとともに、発達障害に関わる専門家・支援者等の発展や、発達障害に関する社会一般の理解向上、福祉の増進に寄与すること。構成団体 正会員17、エリア会員44、サポート会員22。正会員の内訳は、当事者団体8、学会3、職能団体6、エリア会員は、北海道から鹿児島県まで23都道府県にまたがっている。(2008年12月現在) ※会員は、正会員(全国団体)、エリア会員(地方団体)の2種類で、その他賛助を目的としたサポート会員(個人/団体)がある。 事 務 局 〒105-0013 東京都港区浜松町1-20-2 村瀬ビル3F |