平成20年度障害者保健福祉推進事業補助金事業
本協会は今年度、厚生労働省より「障害者保健福祉推進事業」の補助金を受けて、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」(以下「医療観察法」という。)における地域処遇推進のための関係機関連携の現状と課題をフィールドスタディで検証することに取り組んでおります。
医療観察法が施行され3年が経過する中、医療観察法対象者の社会復帰の促進の観点から、入院処遇から通院処遇への円滑な移行や、通院処遇中の地域支援体制の確保はますます重要な課題となっています。しかしながら、地域における支援システムは、様々な要因から十分に機能しているとは言い難く、このような状況を踏まえ、本事業では、まず、地域内における精神保健福祉センター、保健所、市町村等の公的機関と精神障害者を対象とする福祉サービス事業者、指定通院施設等の連携のあり方について、フィールドスタディを通じて現状を把握し、円滑で効果的な連携システムのあり方を報告書にまとめる予定です。
今回は、本事業内容の報告および、医療観察法の地域処遇に携わる支援関係者の研修を目途に、以下のプログラムを企画しました。
関心のある皆様のご参加をお待ちしています。
[日 時]2009年3月10日(火) 9時30分〜17時20分(開場・受付開始:9時00分)
[場 所]TKP代々木ビジネスセンター 1号館 2階(東京都渋谷区)
[日 時]2009年3月13日(金) 10時00分〜17時50分(開場・受付開始:9時30分)
[場 所]京都テルサ 西館 3階(京都府京都市)
東京会場 | 京都会場 | プログラム内容 |
9:30 9:35 9:45 ↓ 10:45 11:00 ↓ 12:30 13:30 ↓ 14:50 15:00 ↓ 15:30 15:45 ↓ 17:15 17:20 |
10:00 10:05 10:15 ↓ 11:15 11:30 ↓ 13:00 14:00 ↓ 15:20 15:30 ↓ 16:00 16:15 ↓ 17:45 17:50 |
開会・開会挨拶(受付開始 東京9:00/京都9:30) 事業趣旨説明 講義1「医療観察法における処遇の実情と課題−主に入院・通院医療について」(60分) <講師>厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課 (依頼中) 講義2「社会復帰調整官による支援の現状と課題」(90分) <講師>法務省保護局総務課精神保健観察企画官室または社会復帰調整官(依頼中) 休憩・昼食(60分) 実践報告「医療観察法における地域処遇の関係機関連携のシステムについて」(80分) <広域支援の立場から、小圏域の立場または通院医療機関の立場から>(講師依頼中) 補助金事業概要報告 <社団法人日本精神保健福祉士協会> (30分) <報告者>清水美由紀、ほか (予定) 講義や報告等を受けてグループで意見交換 (90分) 閉会 |
※データをご希望の方は、次をクリックしてください。 開催案内(PDF:666KB)、受講申込書:PDFファイル(171KB)、WORDファイル(158KB)
各会場100名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
精神保健福祉士の資格の有無にかかわりなく、関心のある方はどなたでもご参加いただけます。
無料
社団法人日本精神保健福祉士協会
〒160-0015 東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル7F TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993 E-mail:office@jamhsw.or.jp
株式会社へるす出版事業部
〒164-0001 東京都中野区中野2-2-3 TEL.03-5342-4325 FAX.03-3380-8627 E-mail:pswforum@herusu-shuppan.co.jp
お問い合わせについては、企画内容等は本協会研修センターへ、参加要件等は株式会社へるす出版事業部研修係までお願いいたします。