研修

第6回研鑽コース研修
PSWとしての専門性を点検し自己覚知を図る

日 時/2007年9月15日(土)12:30〜17日(月)13:00
会 場/いわて県民情報交流センター(アイーナ)(岩手県盛岡市盛岡駅西通1−7−1)
参加費/15,000円
主 催/社団法人日本精神保健福祉士協会

※PDFファイルをご希望の方は、次をクリックしてください。 開催案内(1300KB)、申込書(240KB)


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■研修のねらい

 日々、日常業務に多忙を極めている中堅者の方々に、自己の実践を点検し、さらなる専門性の深化と向上を図る機会として、研鑚コース研修のご案内をいたします。自分の業務だけではなく、指導者としての役割を求められ悪戦苦闘しておられる方も、3日間、職場を離れ、全国の仲間と集いそして出会い、事例を通して原則を振りかえったり、最新の知識や動向についての情報を収集したりして、日常実践の点検と自分磨きをしませんか。皆さんのご参加を心よりお待ちしております。

■日程/プログラム

9月15日(土)/1日目
12:00
12:30
13:00

14:30
14:40

16:10
16:20
17:50
18:30

受付開始
開講式・オリエンテーション
講義1「中堅PSWに求められるもの(1)〜業務管理・協働を中心に〜」
    講師:木下 了丞(常任理事/株式会社麻生飯塚病院(福岡県))
休憩(10分)
講義2「精神保健福祉医療を巡る制度・施策の動向」
    講師:大塚 淳子(常任理事(東京都))
休憩(10分)
グループワーク1「自己紹介、日常業務における実践課題」
1日目終了
懇親会(〜20:30)

9月16日(日)/2日目
09:00

10:30
10:45

12:15
13:15
17:05
17:20
講義3「PSWの役割〜今後の課題と展望〜」
    講師:伊東 秀幸(常任理事/田園調布学園大学(神奈川県))
休憩(15分)
講義4「中堅PSWに求められるもの(2)〜スーパービジョン スーパーバイザーの役割を中心に〜」
    講師:佐々木敏明(理事/聖隷クリストファー大学(静岡県))
昼食(60分)
グループワーク2「事例検討」
休憩(15分)
全体会(〜18:00)
9月17日(月)/3日目
09:00

10:30
10:40
12:10
講義5「PSWの価値・倫理・視点」
    講師:柏木 昭(名誉会長/聖学院大学大学院(埼玉県))
休憩(10分)
グループワークV「研修全体のまとめ−PSWに求められる役割と今後の課題について検討する」
閉講式(〜13:00)

■講義紹介

 講義1 中堅PSWに求められるもの(1)〜業務管理・協働を中心に〜

木下 了丞(常任理事/株式会社麻生 飯塚病院(福岡県))

 皆さんの立ち位置はどこですか?精神保健福祉士として業務を行っていくうちに、いつのまにか初任者からは外れ、かといって熟練者というには気恥ずかしいような、役割はいろいろと増えてきているのに何となくぼんやりとした自分の立場。専門職として、また、ひとりの社会人としての自分を再発見してほしい。そんな、少し元気が出るような講義にしていきたい。


 講義2 精神保健福祉医療を巡る制度・施策の動向

大塚 淳子(常務理事(東京都))

 激変続きの保健・医療・福祉法制度。申請主義の我が国では生活に関る法制度を知らないことが即ち不利益となる。法制度の動向を知るにも、制定や改正の裏側のコンテクストも併せて知らないと、一連の動向とその政策的意味合いや影響が掴めない。精神保健福祉士としての視点で保健・医療・福祉政策動向を理解することができるようにが、ねらい。


 講義3 PSWの役割〜今後の課題と展望〜

伊東 秀幸(常任理事/田園調布学園大学(神奈川県))

 現在、社会福祉士の資格制度が検討されている中で、精神保健福祉士の資格についても検討されようとしています。精神保健福祉士の専門性や役割について、将来を見据えた議論が必要でしょう。国民の信頼に応えられるような役割を担えるように、精神保健福祉士に求められる機関や所属を超えた地域活動や政策提言などの実践について一緒に考えたいと思います。


 講義4 中堅PSWに求められるもの(2)〜スーパービジョン スーパーバイザーの役割を中心に〜

佐々木敏明(聖隷クリストファー大学(静岡県))

 スーパービジョンを通してバイジーがクライエントとのかかわりについて体得するとき、バイザーもまた、自らの専門性やクライエントとのかかわりをふり返り、反省することが求められる。
 機関・組織の中間にある中堅PSWのスーパーバイザーとしての悩みや実践上の様々な課題を取り上げ、いかに対処すべきかを探ることを目的とする。


 講義5 PSWの価値・倫理・視点

柏木 昭(名誉会長/聖学院大学 大学院(埼玉県))

 ソーシャルワークの専門性志向と生活者志向の異同を検討することを通し、PSWに特有の「場」に立って、実践理論を「かかわりの経験知」に求める視点の意義について確認する。特に価値については専門性志向において強調される客観性と、かかわりにおける主観性の統合を図り、利用者と援助者の相互主体的関係を明確化し、倫理について言及したい。


■開催概要

1.定員

 40名(定員になり次第締め切ります)
 ※申込み締切り日までに20名に満たない場合は、開催できないことがありますことを申し添えます。

2.研修に係る費用 ※共通経費は、全ての方にかかります。オプションは、ご希望に応じてお申込みください。

[共通経費] 参加費 15,000円(消費税込)

[オプション] 昼食費   1,050円(消費税込)/懇親会費 5,000円(消費税込)
※共通経費は、全ての方にかかります。オプションは、ご希望に応じてお申込みください。

3.対象

 受講日において、次の要件をすべて満たす方。

  1. 本協会構成員(正会員・準会員)であること。
  2. 精神保健福祉士であり、次のどちらかの条件を満たすこと(※準会員はこの限りではありません)。
     1)本協会(任意団体からの入会を含む)に入会後5年以上経過する者(2002年9月末までの入会者が対象)
     2)精神保健福祉士国家資格取得の後5年以上経過している者(2002年9月末までの登録者が対象)
  3. 下記の研修もしくは講習のいずれかを修了していること
     「本協会主催の基礎コース研修(旧初任者研修)」「厚生労働大臣指定の精神保健福祉士現任者講習」
  4. 2007年度までの会費を納入していること。
  5. 非構成員の方は、本協会に入会されることを条件に、受講をお受けします。
※構成員の種別について(定款第2章第5条第1項第1号及び第2号)
1)正会員 精神保健福祉士法(平成9年法律第131号)第28条の規定により精神保健福祉士の登録を受けた者及び大学等で精神保健福祉士の養成及び研究に従事する者(注)であって、本協会の目的に賛同して入会した者。
2)準会員 本協会設立以前から、精神病院その他の施設において精神障害者の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行う業務に従事する者であって総会が別に定める基準によって入会したもの。
(注)第1回通常総会(2004/11/28)で承認された「構成員規則」にて制限を設けたため、「精神保健福祉士の登録を受けた者」以外の方はご入会いただけないこととなりました。

4.お申込方法

  1. お申し込みは、「受講申込書」に必要事項をご記入のうえ、個人ごとに本協会「第6回研鑽コース研修係」までFAXにてお送りください(原本は必ず保管してください)。
  2. 研修に係る費用は、受講決定通知と共に送付する払込書にて所定の期限までにご送金ください。
  3. 「申込み」の締め切り 2007年8月17日(金)必着
    1. 原則として受講決定通知送付後の参加取り消し及び参加費のご返金はできません。ただし、取り消しの場合には、研修終了後に資料をお送りいたします。
    2. 変更、取り消しのご連絡につきましては、各自が保管されている申込書(原本)を訂正のうえ、改めて「第6回研鑽コース研修係」までFAXにてお送りください。
    3. 受講決定通知等は、一括して2007年8月24日(金)までにお手元に届くようお送りします。内容をご確認のうえ、研修当日にご持参ください。

5.参加に関しての注意事項

  1. 本研修には「事前課題」として次のレポートをご作成いただきます。
     a)参加動機、自分の実践上の課題
     b)PSWの価値と視点に関する課題(事例を読んで)
    (レポートは、演習討論や皆さんの振り返りなどに活用するもので、皆さんを評価するものではありません。自己研鑽の1プログラムとお考えください。)
  2. 事例とレポート様式は、受講決定通知と一緒に送付します。このレポート提出が参加の条件となります。
  3. レポートの提出/2007年9月3日(月)必着
  4. その他、最終日のグループワークVで、研修に参加してのまとめをする時間を設けています。そこで、個人のまとめのレポートを作成し、研修終了時にご提出いただきます。

6.その他

  1. 参加者名簿(お名前、勤務先名、勤務先所在地(TEL/FAX))を配布する予定です。本名簿には、参加者全員のお名前を掲載させていただきますが、勤務先名および勤務先所在地につきましては、掲載の可否を受講申込書にてお知らせください。
  2. ご宿泊は、参加される方々自身でご手配ください。会場周辺には宿泊施設がたくさんあります。そのいくつかをご案内します。(下記情報はインターネットで収集したものです。詳しくは各ホテルにお問い合わせください)
    ホテルメトロポリタン(シングル \8,662円〜) アクセス:盛岡駅より徒歩約1分
      岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 TEL:019-625-1211 FAX:019-625-1210
    R&Bホテル盛岡駅前(シングル \5,000円〜) アクセス:盛岡駅より徒歩約2分
      岩手県盛岡市盛岡駅前通9−4 TEL019-653-3838 FAX019-653-3307
    ホテル ルイズ(シングル \5,480円〜) アクセス:盛岡駅より徒歩約3分
      岩手県盛岡市盛岡駅前通7-15  TEL 019-625-2611 FAX 019-625-2673
    ホテル東日本(シングル \8,400円〜) アクセス:盛岡駅より徒歩約7分
      岩手県盛岡市大通3丁目3−18 TEL019-625-2131(代) FAX019-626-9092
  3. 災害保険等は各自ご加入ください。
  4. いわて県民情報交流センター(アイーナ)会場までの交通案内
    ・東北自動車道盛岡ICから車で8分
    ・JR盛岡駅から徒歩4分
  5. 受講者からのメッセージ

<参加申込み先>

社団法人日本精神保健福祉士協会 「第6回研鑽コース研修」係
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-11-4 TSKビル7F-B
TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993 E-mail:office@jamhsw.or.jp


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