権利擁護啓発ツールのご紹介について


 「権利擁護」という言葉が当たりまえに使われるようになり、誰もが人権や権利を大切にしなければならないということはいうまでないことと認識しています。しかし人権や権利という言葉の意味やそれを擁護する活動の概念は大変広くなおかつ深いものであり、一概に纏めきれるものではありません。
 (公社)日本精神保健福祉士協会権利擁護委員会では「権利擁護という文化」が私たちの支援のなかでしっかりと根付き、侵されやすい権利を守る活動を展開することはもちろんのこと、様々な方が自らの生活を幸せで豊かなものとする権利を遂行するための支援はどのようあるべきか考えることが重要であると、シンポジウムや研修会等を通して謳ってきました。
 人権や権利を守ることは揺ぎ無く私たちの日々の実践の根底にあるものだということを常に意識し、様々な人々が自らの権利を堂々と主張でき、豊かな生活を送れるようになること、地域の人々が人権を大切に思う社会を作ることが私たちソーシャルワーカーの使命のひとつではないでしょうか。
 精神保健福祉士が「権利擁護」について研修を受ける機会も多くなりましたが、私たち権利擁護委員会では、人権や権利、そして様々な人々の「いのちと暮らし」を考えるため、精神保健福祉士としての権利擁護啓発ツールを作成しました。本ツールは、1 専門職向け、2 一般向け、3 学生向けの三部の構成であり、それぞれに解説をつけております。
 もちろん啓発には様々な方法があることですし、必要に応じてアレンジを加えていただき、何かの機会にぜひご活用いたきたいと思います。
本ツールの活用を通して、メンタルヘルスや権利擁護、人権などが多くの方が少しでも身近に感じることができ、創意と工夫にあふれた「権利擁護文化」を作り上げていく一助となれば幸いです。

公益社団法人日本精神保健福祉士協会


【みんなで考える精神障害と権利 データダウンロード】

パワーポイント(.ppt) PDF(.pdf) 手元資料用PDF(.pdf)
データ説明 スライド
説明用ノート入り
スライドのみ
説明用ノートなし
スライド、説明用ノート同時掲載
専門職向け ダウンロード
3MB
ダウンロード
818KB
ダウンロード
3MB
一般向け ダウンロード
12.3MB
ダウンロード
2.1MB
ダウンロード
4.8MB
学生向け ダウンロード
12.3MB
ダウンロード
1.2MB
ダウンロード
1.7MB

※2015年8月1日より、内容を一部変更して公開しています。

【同時にご活用ください】

みんなで考える 精神障害と権利(2011年2月発行)


2012・2013年度 精神保健福祉部 権利擁護委員会

部長(副会長) 宮部 真弥子 (谷野呉山病院 脳と心の総合健康センター/富山県)
委員長 金成 透 (所沢慈光病院/埼玉県)
委員 福井 康江 (岩手県こころのケアセンター/岩手県)
鈴木 篤史 (ふれんだむ/埼玉県)
木津 英昭 (こころの元気村/千葉県)
三木 良子 (東洋大学/東京都)
金井 緑 (横浜市立みなと赤十字病院/神奈川県)
関口 美穂 (しののめハウス/大阪府)
壬生 明日香 (ふくしま心のケアセンター/福島県)
岩ア 香織 (富士病院/福島県)
     (2014年3月現在)

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