【6月8日(木)】自主企画1、2、3/14:30〜17:45 | |||
自主企画1 (レセプションホール) |
基調報告とパネルディスカッション <テーマ>「障害者自立支援法」を考える−医療と福祉の連携を見すえて− |
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基調報告者: | 池末美穂子氏(マインドはちおうじ) | ||
シンポジスト: | 森 隆夫氏(愛知県精神病院協会理事) 増子恵子氏(生活訓練施設守牧) 交渉中(行政関係) |
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司 会: | 瀧 誠 氏(愛知淑徳大学) | ||
「障害者自立支援法」による改革のねらいは、障害者の福祉サ−ビスを「一元化」、障害者がもっと「働ける社会」にしていく、地域の限られた社会資源を活用できる「規制緩和」の促進、公平なサ−ビス利用のための「手続き基準の透明化・明確化」を図る、増大する福祉サ−ビスなどの費用を皆で負担し支えあう仕組みの強化を図ると掲げられた。そのために利用したサ−ビスの量や所得に応じた「公平な負担」を求め、国の「財政責任の明確化」を図っていくとしたものである。 「障害者自立支援法」の最大の争点は、これまで利用者の負担は収入に応じて支払う「応能負担」であったが、収入に関係なく自己負担を義務づける「応益負担」へと転換することであった。 「応能負担」では大半の在宅生活者が無料で受けてきた福祉サ−ビスが、「応益負担」になったことで新たな負担が生じてくる。障害者からは「そもそもトイレに行く、食事をする、外出するなど日常の行為に支援が必要な障害者に、そのサ−ビスは益だから利用料を負担しろというのは納得がいかない」という声が多く聞こえる。2003年、障害者支援に利用者がサ−ビスを選択する「支援費制度」を導入した。そこでは在宅サ−ビスなどの需要が急増して国の補助金が大幅に不足した。そして制度は財源不足に陥ることになった。これは裏を返せばそれだけサ−ビスが必要だったわけである。 これからの障害者に対するサ−ビスのあり方を考えていくとき、いま現場ではどのような問題が生じているのか、また障害者サ−ビスの充実につながっているのか、それぞれの現場の立場からの声を聞くこととする。 14:30〜14:40 オリエンテーション 14:40〜15:00 基調報告「自立支援法のポイント、生活実態について」 15:10〜16:20 シンポジウム 16:30〜17:45 <かたろまい、つなごまい>意見交換 |
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自主企画2 (224会議室) |
事例検討(社団法人日本精神保健福祉士協会権利擁護委員会 共同企画) <テーマ>生活支援のための法律相談−地域生活を充実させるために− |
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講 師: | 熊田 均 弁護士(愛知県弁護士会) 矢野和雄 弁護士(愛知県弁護士会) |
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コーディネーター: | 大曽根 寛氏(放送大学) 岩崎 香氏(権利擁護委員会委員長・順天堂大学) |
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このところ高齢者や障害者をめぐった相続上の不利益、財産・金銭のごまかし、不当な契約による精神的・経済的な損害、当然受けることのできる利益を受けられないで放置される不利益などの報道を目にしたり、耳にすることが多くなった。今までは、家族や親族・地域・病院などが包括的に保護してきた障害者の利益を、障害者自身が守っていかなければならない世の中になってきたからか?支援なき障害者の生活は、あらゆる場面でトラブルが発生する可能性がある。障害者の自立には、生活支援とともに、障害者の生活を取りまく法律の仕組みについての知識が欠かせない。実際に起きている問題を取り上げ、対処方法を検討していく。 14:30〜14:40 オリエンテーション 14:40〜16:00 「財産に関する」事例検討 16:10〜17:30 「生活に関する」事例検討 17:30〜17:45 まとめ |
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自主企画3 (222/223会議室) |
ワークショップ <テーマ>ソーシャルワーカーの記録 |
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講 師: | 大谷京子 氏(日本福祉大学) | ||
我々ソーシャルワーカーが毎日行なう業務の一つに「記録を残すこと」がある。しかし、その様式・方法に定まったものはなく、また専門教育の過程においても記録について十分に取り上げられていないのが現状である。そこで、ソーシャルワーカーの記録について、何のために記録するのか、何を記録するのか、どのように記録するのかをポイントに、5年未満のソーシャルワーカーを対象としたワークショップを開催する。記録について学ぶことは、福祉を再確認して我々の業務を見直すことにつながると同時に、我々の実践を実証的に検証し、さらなる発展をめざすことができると考えられる。 対象 : 5年未満のソーシャルワーカー 定員 : 約50名 内容 : 講義と演習(記録の目的・種類に関する講義、面接のロールプレイを見て実際に記録するなどの演習を行なう。また、参加者の意見をもとに記録を書くための工夫を導き出す。) |
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【6月9日(金)】 |
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開会式 9:30〜10:15 (センチュリーホール) |
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基調講演 10:30〜11:45 (センチュリーホール) |
<テーマ>「あたらしい地平をめざして−PSWの50年とこれから−」 | ||
講師: | 窪田 暁子(中部学院大学) | ||
第3回通常総会 13:00〜15:00 (センチュリーホール) |
※ 本協会の通常総会ですので、構成員は必ずご出席ください。 ※ 事前に送付する「第3回通常総会議案書」をご持参ください。 ※ 構成員は、必ず「Membership Card(会員証)」及び「会章(会員バッチ)」をご持参ください。 |
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分科会1 | (1)医療機関における精神保健福祉士の役割A 司会:鶴田弘行(刈谷病院)/柏木一惠(浅香山病院) (1)−1 精神障害のある人々の生活問題と精神科入院 ○風間康子(YMCA福祉専門学校) (1)−2 精神科診療所における精神保健福祉士(PSW)の役割 〜16年間の実践を通して〜 ○西尾芳州 (1)−3 一般病院内にある精神科の現状と課題 〜職場復帰から家庭復帰そして〜 ○宮田 仁(NTT東日本伊豆病院) (1)−4 精神保健福祉士の役割についての考察 〜心身合併症センターでの取り組みからみえてきたもの〜 ○川瀬愛紀子・久留 崇・小栗和美・木下了丞(麻生飯塚病院) (1)−5 支援者主体に偏りがちな関わりについて考える ○国府田まゆみ・菅野美和・花村智紀・松本直行(栗田病院) (1)−6 成田赤十字病院における地域連携ケース検討会議について ○奥山宏一(成田赤十字病院) (2)医療機関における精神保健福祉士の役割B 司会:中神洋二(南豊田病院)/小関清之(木の実町診療所) (2)−1 精神科救急・急性期病棟での実践報告 〜PSWの視点から〜 ○佐野朝子・青木大輔・杉山智子・大川 恵・澤野文彦・ 日野黎子(沼津中央病院) (2)−2 病棟でのグループ活動やプログラム活動を実施して見えてきたこと ○郷原真知子・田村真実子・佃 正信・藤澤由美・佐藤江梨子・佐川芳朗・ 塩入雄佑・橋本祐子(関西青少年サナトリューム) (2)−3 情報伝達技術を使って気楽に社会体験したことの効果 〜ホームページ作成グループ「Hozmedia(ホヅメディア)」〜 ○吉川知恵・城田晴夫・永野惣一・樹所小百合・遠田 諭・西川典芳・ 穂積 登(医療法人社団慶竹会 ほづみクリニック デイケア) (2)−4 精神科医療が地域に理解されるためのPSWの役割 ○土志田 務(南伊豆病院) (2)−5 病院における精神保健福祉士の今日的課題〜インタヴュー調査による検討〜 ○岩本 操(武蔵野大学)松本直樹(井之頭病院)高井綾子(虹のセンター25) (3)地域の中での協働、地域づくり 司会:円谷俊夫(愛知県精神保健福祉センター) 柴山久義(静岡県中部健康福祉センター) (3)−1 名古屋市北区における地域ネットワークづくり活動の展開 ○新井康弘・小山裕子(こころとくらしのサポートセンターなないろ) 佐野知枝(作業所 どんぐりの家)鈴木陽子(楠第一病院) 大村真理(北メンタル・クリニック) (3)−2 明石市におけるソーシャルアクションの展開(第2報) ○徳田 篤(長田むつみ会)阪田憲二郎(神戸学院大学) 青木聖久(日本福祉大学)足立麻子・笠井俊吾(サポートセンター西明石) 佐藤江梨子・橋本祐子(関西青少年サナトリュ―ム) 河野康政・矢根秀憲(かもめクリニック) (3)−3 民生児童委員の精神障害者に対する意識調査について ○伊藤陽子(川口会病院)鈴木裕子・原田正美・藤田 尚・荻原真由巳 (菊川市立総合病院) (3)−4 地域生活を行なっている精神障害者の金銭・貴重品管理について ○中川さゆり(地域生活支援センタープラザ)岩崎 香(順天堂大学) 伊東秀幸(田園調布学園大学)上野容子(東京家政大学) 坂本智代枝(大正大学)金成 透(鈴木慈光病院) 三澤孝夫・澤 恭弘(国立精神・神経センター武蔵病院) 宮崎まさ江(長野大学)伊藤亜希子(東京武蔵野病院) (3)−5 多機関が参加して行うピアサポーター養成講座の取り組みと課題 ○村上貴栄(関西医科大学附属滝井病院精神医療総合センター) 村井彩乃(医療法人加洋会 加護野神経クリニック) 出口珠紀(社会福祉法人明日葉 小規模通所授産施設まんまる) 中居綾子(社会福祉法人明日葉 小規模通所授産施設すみれカンパニー) (4)行政の中での精神保健福祉士の活動 司会:本田英夫(名古屋市千種保健所)/池末美穂子(マインドはちおうじ) (4)−1 半田市における精神障害者地域生活支援の現状と課題 ○前山憲一(半田市福祉部福祉課) (4)−2 東海村での活動報告 ○中野正人(東海村社会福祉課) (4)−3 精神衛生法における精神衛生相談所の機能に関する考察 〜活動実態の検討から〜 ○末田邦子(金城学院大学) (4)−4 精神障害者ホームヘルプサービスの課題 〜「精神障害者ホームヘルパーフォローアップ研修」から〜 ○船ア初美(愛知県一宮保健所稲沢支所) 渥美浩子(NPO法人地域精神保健福祉支援ネットワーク駒来の家、 日本福祉大学) (4)−5 「社会的ひきこもり」問題と地域精神保健福祉活動の課題 ○長谷川俊雄(愛知県立大学) (5)社会復帰施設などの取り組みA 司会:三浦博幸(社会福祉法人愛恵協会 援護寮あい) 廣江 仁(就労支援センターMEW) (5)−1 援護寮たまこヒルズにおけるリハビリテーションの成果と課題 ○樫山菜穂・古賀博紀・黒田和代・遠藤智仁・宮田 清・加藤恵愛・ 中村哲郎・塩入祐世(援護寮たまこヒルズ) (5)−2 施設利用者の施設生活の充実を目指した施設環境づくり 〜PEAP(ピープ:Professional Environmental Assessment Protocol)を使った取り組み〜 ○木津英昭(生活訓練施設 こころの風 元気村) (5)−3 当事者活動とエンパワーメント・アプローチ ○佐々木哲二郎(NPO法人ウイングかべ、IWAD環境福祉専門学校) (5)−4 それぞれの自立 〜自分らしく生きる〜 ○山本幸博・大澤 滋・下村洋介(小規模通所授産施設ジョイント・ほっと) (5)−5 地域生活支援センターを拠点とした地域ネットワークづくりの取り組み ○中本明子(地域生活支援センターむ〜ぶ) 森 克彦(地域生活支援センターアンダンテ) 川井邦弘(地域生活支援センターゆい)豊坂民雄(堺市西保健センター) 藤井達也(大阪府立大学)辻井誠人(大阪人間科学大学) 栄 セツコ(桃山学院大学) (6)養成と卒後教育A 司会:雲川伸正(西山クリニック)/田村綾子(丹沢病院) (6)−1 養成教育機関における「精神保健福祉援助実習」の開講実態とその課題 〜開講環境および機関=実習生のマッチング過程に関する調査から〜 ○松宮透(川崎医療福祉大学)河村順子(川崎医科大学付属病院) (6)−2 実習生・実習指導者・実習担当教員の三者で作り上げる実習の過程 〜実習報告会の実践より〜 ○村上佳子(愛媛医療福祉専門学校) (6)−3 静岡県精神保健福祉士協会が実施してきた研修からみえてきたもの ○澤野文彦(沼津中央病院)菅原小夜子(榛原総合病院) 溝口正浩(三島心療内科クリニック)松本多加弘(ポコ・ア・ポコ) 原田まゆみ(静岡市こころの健康センター)三谷美貴子(伊豆函南病院) 柴山久義(中部健康福祉センター)原田正美(菊川市立総合病院) (6)−4 新人PSWに伝えたいこと 〜石橋病院医療相談室新人研修プログラムを通して〜 ○清水恵理・小河原大輔・宮腰恵子(医療法人北仁会 石橋病院) (6)−5 あなたの心は満たされていますか?〜ES(PSW)満足を高める取り組み〜 ○岡部正文(米山自在館)遠山由紀子・池田貴夫・西川弘美・ 中野志穂・渡辺鮎子(柏崎厚生病院) (7)精神障害者の権利擁護 司会:杉本 寛(さざなみ 憩の家)/伊東秀幸(田園調布学園大学) (7)−1 精神医療審査会における精神保健福祉士の役割 ○篠原由利子(平安女学院大学人間社会学部福祉臨床学科) (7)−2 精神科医療における精神保健福祉士の担う権利擁護活動 〜千葉県内精神科病院に勤務するPSW調査を中心に〜 ○四方田 清(千葉県精神保健福祉センター) (7)−3 司法分野における精神保健福祉士としての新たな課題 〜社会復帰調整官業務を通じて見えてきたこと〜 ○垣内佐智子(高知保護観察所) (7)−4 日本史における精神障害者の呼称についての考察 ○高橋健太(支援センターコスモールいこま)辻井誠人(大阪人間科学大学) (7)−5 精神障害者施設コンフリクト発生における地域性 ○野村恭代(日本福祉大学大学院) (8)自由演題A 司会:瀧 誠(愛知淑徳大学)/大塚淳子(常務理事) (8)−1 地域に根ざした園芸介在療法・園芸福祉の試み ○齋藤義明(NPO法人グリーン・ピープル・スポット) (8)−2 PSWの専門価値と個人が持つ価値の実践への影響について ○木下英奈(耕房“輝”) (8)−3 精神障害者福祉のアセスメント 〜わかることが援助のはじまり〜 研究会活動を通して ○鈴木 宏・伊澤紀明(刈谷病院) 最上祐代・辻川幸博・佐伯知加子(京ヶ峰岡田病院) 大村真理(北メンタル・クリニック)土居浩子(かきつばたワークス) (8)−4 PSWの専門性インタビュー調査報告 〜価値に焦点を当てて〜 ○大谷京子(日本福祉大学) (8)−5 ロサンゼルス郡ロングビーチ市のビレッジにおける地域生活支援 ○樋渡 敏(メンタルヘルスサポートセンター無心寮) |
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語ろまい分科会1 | 今回の愛知大会では「語ろまい分科会T・U」を企画しました。名古屋弁の「語ろまい」は、語り合うという意味です。われわれの実践や思いを語り合い、つないでいこうという目的でこの分科会を設けました。 「語ろまい分科会」では小グループに分かれて、テーマについて語り合い、意見や考えを交し合うことを目的としています。お互いの意見を尊重し、批判しない、結論を無理に出そうとしないで、全国の仲間たちと日頃の実践を通して得たことや感じたこと、悩み等を語り合いながら議論を深めたいと思います。 |
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<テーマ>「5年未満のPSWの悩み」 今、職場では… 戸惑いと混乱、あきらめ、自己嫌悪、自信喪失、孤立感などで自分はPSWとして不適格、役に立たないと考え、出口のない悩みの中でもがき、退職を考えている人もいるかもしれません。 学校で、社会福祉や精神保健福祉における精神保健福祉士の役割、精神障害者の生活状況、医療福祉の実態などについて学び、そして、遅れている精神保健福祉の現状を変え、当事者や家族が幸せに暮らすことができる社会をつくらなくてはと、熱い想いを胸に就職したと思います。 就職した現場や地域は矛盾に満ちており、学校で学んだ価値や理念を実践できるほど甘くないことを知り、また、自らの知識の無さや援助技術の未熟さに気付かされます。 今、職場で・・・戸惑いと混乱、・・・。 この分科会は、参加者一人ひとりが抱えている悩みを素直に語ることで、元気と勇気をもらう場になることを願って企画しました。PSWとしての自身と誇りを取り戻し、今までとは異なった視点で業務を見直す自分を発見できると思います。 ※参加方法及び分科会の進め方 1グループ15名定員で4グループの予定(経験年数5年未満)。事前にお申し込みをされた方を優先として、定員を超えた場合には、当日の参加受付はいたしません。進行としては、話題提供者を1名あらかじめ決めさせていただき、話題提供の後でグループ討論に入ります。 最後に4グループが集まり、各グループから報告(代表者)をしていただきます。途中の休憩等はグループ内で決めてください。なお、原則として他分科会への移動はご遠慮ください。 コメンテーター : 田中研一(刈谷病院) |
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懇親会 18:00〜20:00 (白鳥ホール) 大会と同じ会場です |
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【6月10日(土)】 9:30〜11:45 |
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分科会2 | (9)高齢精神障害者の支援を考える 司会:村居 巌(愛知医科大学病院)/東 裕紀(サンライフたきの里) (9)−1 シングル・システム・デザインによる効果測定 〜PTSD(心的外傷後ストレス障害)によるアルコール依存高齢者に対する EMDR(眼球運動脱感作用・再処理法)の介入〜 ○青木 正(社会福祉法人 恒寿会 ホームヘルプサービスセンター恒寿苑) (9)−2 PSWが見た認知症病棟 〜一年間の揺らぎと今後の取り組み〜 ○後藤綾子(鈴鹿厚生病院) (9)−3 認知症高齢者の介護家族の抑うつ状態について ○古谷真理子・赤松洋子(桜ヶ丘記念病院 医療福祉部) 藤澤大介(桜ヶ丘記念病院 診療部) (9)−4 重度認知症患者デイケアにおける精神保健福祉士の役割について ○増本由美子(草津病院 重度認知症患者デイケア あじさい) (9)−5 高齢精神障害者世帯の退院支援 ○玉腰聡樹・池戸悦子(桶狭間病院) 小柳久美子(指定居宅介護支援事業所かなえて) 佐々木純代(名古屋市社会福祉協議会 緑区介護保険事業所) (10)退院促進支援について 司会:伊藤 要(東春病院)/小出保廣(堺市こころの健康センター) (10)−1 デイケア・社会復帰施設等が無い医療機関での 長期在院患者退院促進の取組み ○赤崎恵美(十和田市立中央病院) (10)−2 退院促進支援事業の可能性と今後の課題 〜英国の中間ケア(Intermediate Care)を手がかりにして〜 ○金子 努(県立広島大学) (10)−3 地域生活支援室の活動について 〜「退院支援活動」の取り組み〜 ○西山美智子(医療法人社団三愛会 三船病院) (10)−4 退院促進支援事業実施状況アンケート調査の結果 〜長期社会的入院者の退院促進のために精神保健福祉士(PSW)は 何をすべきか1〜 ○野路康洋(守谷市保健センター)菱沼信一(宮城県精神医療センター) 澤野文彦(沼津中央病院)山田恭子(松沢病院)小野仁彦(船橋北病院) 山口多希代(駒木野病院)今野正裕(南埼玉病院) 山田麻貴・三橋良子(生田病院) (10)−5 退院促進支援事業アンケート調査結果から見えてきたもの 〜長期社会的入院者の退院促進のために精神保健福祉士(PSW)は 何をすべきか2〜 ○菱沼信一(宮城県精神医療センター)野路康洋(守谷市保健センター) 澤野文彦(沼津中央病院)山田恭子(松沢病院)小野仁彦(船橋北病院) 山口多希代(駒木野病院)今野正裕(南埼玉病院) 山田麻貴・三橋良子(生田病院) (10)−6 退院促進支援事業を通じて地域との連携を考える ○駒野敬行(浅香山病院)森 克彦(地域生活支援センターアンダンテ) 比良美千代・佐古真紀・山本めぐみ(浅香山病院) (11)それぞれの立場から就労支援を考える 司会:渥美浩子(NPO法人地域精神保健福祉支援ネットワーク駒来の家) 佐藤三四郎(埼玉県立精神保健福祉センター) (11)−1 グループワークとしての就労準備プログラムの実践 〜プロジェクトJ(1)〜 ○木下清美・山ア勢津子・原井香奈(浅香山病院A館デイケア) 森 克彦・佐藤美沙子・清水一葉(地域生活支援センターアンダンテ) 小塚裕喜・中崎千恵・中尾達美(地域生活訓練施設アンダンテ) (11)−2 グループワークとしての就労準備プログラム 〜プロジェクトJの実践(2)〜 ○森 克彦・佐藤美沙子・清水一葉(地域生活支援センターアンダンテ) 木下清美・原井香奈・山ア勢津子(浅香山病院A館デイケア) 小塚裕喜・中崎千恵・中尾達美(地域生活訓練施設アンダンテ) (11)−3 2時間から始める就労支援 〜地域の中小工場と小規模作業所の連携〜 ○大野亜紀子・安藤里恵子・荒川浩平(小規模通所授産施設萠作業所) 岡田和史(金城学院大学人間科学部)長谷川 忍(AJU自立の家) (11)−4 ハートピアきつれ川10年間の歩み 〜入所授産施設と障害者能力開発訓練事業の取り組み〜 ○小野さゆり・加藤宏昭・小林一成(ハートピアきつれ川授産施設) (11)−5 企業における精神保健福祉活動 ○田村綾子(日立製作所神奈川工場健康管理センター) (11)−6 当事者がリードする就労支援 〜協働就労支援システムづくりを通して〜 ○三木良子・廣江 仁・島津屋賢子(就労支援センターMEW) (12)社会復帰施設などの取り組みB 司会:樋渡 敏(メンタルヘルスサポートセンター無心寮) 宮部真弥子(医療法人社団和敬会 生活支援センター) (12)−1 実践から見た社会復帰施設と医療機関との適切な距離 〜「患者」から「生活者」への移行を支える中で〜 ○小濱裕美・三浦博幸・山崎尚樹・永井絵理子・伊奈祐香 (社会福祉法人愛恵協会 援護寮あい) (12)−2 生活支援センター山中の実践 〜平成16年度の活動内容を踏まえて〜 ○蛭川俊紀・大木基史・末崎みゆき(社会福祉法人愛恵協会 生活支援センター山中) (12)−3 保健福祉事務所と地域生活支援センターの共催による家族教室の試み ○雨宮由美(鎌倉市地域生活支援センターとらいむ) 星野美保・小池小夜子(鎌倉保健福祉事務所) 長谷川俊雄(愛知県立大学) (12)−4 地域生活支援センターにおけるグループ活動「自分らしさを模索して」 ○畑山真一・古東千富・石田香緒里・藤岡政夫 (淡路精神障害者生活支援センター) (12)−5 PSWが地域へ発信する循環型啓発普及実践 〜サポートセンター西明石における日々の実践と、 3年間実施した市民講座から見えてきた目の付け所〜 ○青木聖久(日本福祉大学) 足立麻子・笠井俊吾・汐口淳子(サポートセンター西明石) (13)養成と卒後養育B 司会:長谷川俊雄(愛知県立大学)/木下了丞(麻生飯塚病院) (13)−1 精神保健福祉現場実習における学生の不安と気分の変化 ○大西 良・辻丸秀策・大岡由佳・福山裕夫(久留米大学) 橋本みきえ(西九州大学) (13)−2 精神保健福祉実習指導におけるグループ学習についての一考察 ○安藤寛美・大場義貴・天野 薫(中部学院大学) (13)−3 グループスーパービジョンをより効果的に受けるための課題 〜スーパーバイジーの視点から その2〜 ○森山拓也・村山斉加喜・金本亜紀・野田綾子(復光会総武病院) 薬師寺あかり(国立精神・神経センター国府台病院) 青木葉子(手賀沼病院)高野小絵子・望月裕子(船橋北病院) 日比谷佳織(同和会千葉病院)荒田 寛(龍谷大学) (13)−4 卒後教育としてのスーパーヴィジョンのあり方 〜よりよい実践とスーパーヴァイザーの葛藤〜 ○花澤佳代(北海道医療大学) (13)−5 英国ソーシャルケアワーカー実務規約(GSCC)にみる 社会福祉専門職のあり方〜ワーカー編・雇用者編・当事者参加〜 ○藤原正子(福島学院大学) (14)生活支援からみた権利擁護を考える 司会:梅村仁志(社会復帰施設アーム)/富島喜揮(四国学院大学) (14)−1 PSWからみた、成年後見制度 ○都築哲翁・芝田友吾(秋津鴻池病院) (14)−2 公的保証人制度確立に向けた協働 〜中間報告〜 ○若月奈美・川上信行・吉川知恵・中村好孝・田中洋平 (うるおいの里 千草ハイム) (14)−3 精神保健福祉士の専門性と裁量をめぐって 〜権利擁護と侵害の関係を考える〜 ○岩崎 香(順天堂大学) (14)−4 かかわりの中で自己決定の尊重がどのような意味を持つのか ○岡安 努(生活訓練施設まつかぜハイツ) (14)−5 医療機関における金銭、貴重品管理のあり方について 〜権利擁護委員会の取り組みから考察する〜 ○金成 透(鈴木慈光病院)伊藤亜希子(東京武蔵野病院) 伊東秀幸(田園調布学園大学)岩崎 香(順天堂大学) 上野容子(東京家政大学)坂本智代枝(大正大学) 三澤孝夫・澤 恭弘(国立精神・神経センター武蔵病院) 中川さゆり(地域生活支援センタープラザ)宮崎まさ江(長野大学) (15)自由演題B 司会:吉田みゆき(同朋大学)/荒田 寛(龍谷大学) (15)−1 クライエントの対人関係パターンに介入した事例 ○向井智之(日本福祉教育専門学校) (15)−2 精神保健福祉士の対象者を捉える視点について 〜今、改めて生活史把握の必要を問う〜 ○高山京子(社会福祉法人憩の郷 地域生活支援センターキャンバス) (15)−3 精神障害の母をもつ子どもの揺らぎ ○周防美智子(大津市子ども家庭相談室) (15)−4 わが国における精神障害者社会復帰論の展開 〜ソーシャルワークの視点から〜(院外作業その4) ○相川章子(聖学院大学)平林恵美(目白大学) (15)−5 県協会及び支部の組織化プロセスと今後の課題について 〜兵庫県精神保健福祉士協会組織運営部の取り組み〜 ○宮本浩司(加茂病院)真鍋祐子(はなみずき作業所) 太田和美(東加古川病院)東 龍太郎(姫路市保健所)瀬尾 学(鎌倉荘) (16)自由演題C 司会:小久保裕美(東海学園大学)/木太直人(財団法人聖マリアンナ会) (16)−1 地域におけるスクールソーシャルワークの試み 〜不登校・ひきこもり研究所の活動を通して〜 ○天野敬子(不登校・ひきこもり研究所) (16)−2 精神保健福祉ボランティア養成講座参加者の、精神障害者に対する 意識の変化について〜講座受講者へのアンケート調査結果を中心に〜 ○大場義貴(中部学院大学、 NPO法人遠州精神保健福祉をすすめる市民の会) (16)−3 重篤な精神障害がある当事者における「リカヴァリ」の普及 〜手記の分析を中心に〜 ○東田全央 (16)−4 薬物依存症者を抱える家族の回復・ 全国薬物依存症者家族連合会の取り組み ○林 隆雄(全国薬物依存症者家族連合会) 雲川伸正・内藤千昭・石上里美(西山クリニック) (16)−5 シンナー依存症母子の援助(医療・保健・福祉の連携)を とおして見えてきたもの ○石上里美・雲川伸正・内藤千昭・北本明日香・西永しおり・米澤史子 (西山クリニック) |
(PDF形式/700KB) | |
語ろまい分科会2 9:30〜11:45 |
今回の愛知大会では「語ろまい分科会1・2」を企画しました。名古屋弁の「語ろまい」は、語り合いましょうという意味です。われわれの実践や思いを語り合い、つないでいこうという目的でこの分科会を設けました。「語ろまい分科会」では小グループに分かれて、テーマについて語り合い、意見や考えを交し合うことを目的としています。お互いの意見を尊重し、批判しない、結論を無理に出そうとしないで、全国の仲間たちと日頃の実践を通して得たことや感じたこと、悩み等を本音で語り合いながら議論を深めたいと思います。 | (PDF形式/160KB) | |
<テーマ>「全国の仲間に語りたいこと」 様々な困難を抱えながら様々な場所ではたらいているPSWに自分の実践について語ってもらう分科会です。自分の仕事をもっと知ってほしいと願う人の参加、大歓迎です。チーム医療、やってみてわかったPSWの立役割について話したい人、精神保健医療福祉、独り言をいうことに疲れ、自分の所属機関や経験年数で分けないで、広く意見交流ができるように考えています。本音で語り合いたいPSWの参加をお待ちしています。 ※参加方法及び分科会の進め方 1グループ15名定員で4グループの予定。事前にお申し込みをされた方を優先として、定員を超えた場合は、当日の参加受付はいたしません。進行としては、話題提供者を1名あらかじめ決めさせていただき、話題提供の後でグループ討論に入ります。 最後に4グループが集まり、各グループから報告(代表者)をしていただきます。途中の休憩等はグループ内で決めてください。なお、原則として他分科会への移動はご遠慮ください。 担当者:宮沢和志(社会福祉法人憩の郷) コメンテーター:大塚淳子(常務理事) |
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特別講演 12:45〜13:45 (白鳥ホール) |
<テーマ>「今後の社会福祉専門職制度のあり方について」 | (PDF形式/130KB) | |
講師: | 厚生労働省 社会・援護局(依頼中) | ||
記念講演 14:00〜15:15 (白鳥ホール) |
<テーマ>「自分の可能性を求めて」 |
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講師: | 成田真由美氏(パラリンピック金メダリスト) | ||
中学生の時に横断性脊髄炎を発症し下半身麻痺となり、以後、車椅子生活を余儀なくされる。その後も心臓病、高血圧症などで20回以上の入退院を繰り返した。さらに23歳の時、運転していた車が追突事故に巻き込まれ、頚椎を損傷。その後遺症で左手が麻痺し、体温の調整機能も利かなくなり、障害が増えてしまった。
23歳の時、同じ身体障害者スポーツクラブに通っていた仲間から、水泳大会のリレーのメンバーが足りないので、やってみないかと誘われたのをきっかけに水泳を始める。 パラリンピックにはアトランタ(1996年)、シドニー(2000年)、アテネ(2004年)と3大会連続出場し、合計20個(金15個、銀3個、銅2個)のメダルを獲得。アテネでは、出場した6つの個人種目全てと団体戦のフリーリレーで優勝し7冠、6つの世界新記録、1つの大会新記録を樹立した。50m自由形と100m自由形は3連覇を達成。 <主な文献> 「私、泳げなかったのに」神奈川新聞社(1997年) 「あしたにトライ−車いすの金メダル」アリス館(1997年) 「夢への前進(ストローク)」講談社(2001年)など |
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閉会式 15:30〜 (白鳥ホール) |