<2009/08/11>
熊本県精神保健福祉士協会(今野えりこ会長/城ヶ崎病院)では、日本学校ソーシャルワーク学会及び社団法人熊本県社会福祉士会の3団体主催により、「教育と福祉のコラボレーション〜子どもと家庭、そして学校のエンパワメント〜」をテーマに「スクールソーシャルワーカー九州沖縄大会inくまもと」を開催いたします。
つきましては、本協会構成員をはじめとした関係者の皆様にもご案内させていただきますので、関心のある方々には是非ともご参加いただければ幸いです。詳しくは下記をご覧ください。
スクールソーシャルワーカー九州沖縄大会inくまもと
教育と福祉のコラボレーション
〜子どもと家庭、そして学校のエンパワメント〜
2008年度、文部科学省「スクールソーシャルワーカー活用事業」にて、九州・沖縄県内にもスクールソーシャルワーカー(SSWr)が配置され、現場から大きな評価を頂きました。また子どもたちの置かれている環境の厳しさも改めて浮き彫りになりました。今年度もSSWrは学校現場と協働し、課題に挑戦している子ども、家族、地域のエンパワメント力を高め、少しでも子どもが安心した生活を送れる環境づくりを目指して実践に取り組んでいます。
今年度は、国の急激な事業形態の変化による事業枠縮小への戸惑い、そして現場からさらに高まるニーズに対し、限られた状況の中でどれだけ期待に応えられるかが問われているように感じています。今大会では様々な立場から教育と福祉のコラボレーション、エンパワメントをテーマに、子どもたちの最善の利益のための実践とSSW活動の定着についてみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
多くの方々のご参加を心よりお待ちしています。
[期 日]
2009年8月29日(土) 10:00〜16:40 (受付9:00〜)
[会 場]
熊本交通センターホテル 3階 大ホール
[主 催]
日本学校ソーシャルワーク学会、熊本県精神保健福祉士協会、社団法人熊本県社会福祉士会
[後 援](順不同)
熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、社団法人日本精神保健福祉士協会、社団法人日本社会福祉士会、熊本県臨床心理士会、社団法人熊本県精神科病院協会、特定非営利活動法人日本スクールソーシャルワーク協会、登校拒否・不登校に学ぶフレンズネットワークくまもと
[プログラム]
時 間 | 内 容 |
09:00〜10:00 | 受付 |
10:00〜10:10 | 開会挨拶 |
10:10〜11:40 | 基調講演「教育現場の課題とスクールソーシャルワーカーに期待するもの」 [講演者] 柿塚 純男(崇城大学総合教育教授、前熊本県教育長) |
11:40〜12:00 | 現状報告「熊本県スクールソーシャルワーカー配置事業の現状」 [報告者] 熊本県教育庁 義務教育課 |
12:00〜13:00 | 休憩 |
13:00〜14:20 | 実践報告「各県での実践から」 [報告者] 奥村 賢一(福岡県 福岡市教育委員会スクールソーシャルワーカー) 宮崎 かおり(長崎県 佐世保市青少年教育センタースクールソーシャルワーカー) |
14:20〜14:35 | 休憩 |
14:35〜16:40 | シンポジウム「子どもたちの最善の利益のために〜それぞれの立場からの提言〜」 [シンポジスト] 春木 進(熊本日日新聞社 編集委員室長) 満田 文恵(福岡市立野芥小学校 校長) 岩井 佑美(熊本県教育委員会スクールソーシャルワーカー) [コーディネーター] 門田 光司(福岡県立大学人間社会学部 教授) |
16:40 | 閉会 |
17:30〜20:00 | 情報交流会 |
[対象者]
主催団体会員、教育関係者、児童福祉関係者
[定 員]
250名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
[参加費]
主催団体会員:1,000円(資料代)
教育・児童福祉関係者:2,000円(資料代を含む)
[情報交流会]
会 費:5,000円
場 所:熊本交通センターホテル 6階 菊の間
[昼 食]
熊本交通センター地下街やくまもと阪神など、近くの飲食店をご利用ください。会場での持ち込み飲食も可能です。
[会場アクセス]
熊本交通センターホテル/熊本県熊本市桜町3-10 TEL.096-326-8828
○阿蘇くまもと空港〜空港連絡リムジンバス(所要時間約50分)、タクシー(所要時間約40分)
○熊本駅〜路線バス(所要時間約10分)交通センター下車、市電(所要時間約10分)辛島町下車 徒歩約2分
○九州自動車道 植木ICから乗用車(所要時間約40分)、熊本ICから乗用車(所要時間約40分)、益城熊本空港ICから乗用車(所要時間約30分)
[申込方法]
チラシ裏面の「参加申し込み」(PDF:344KB)に必要事項をご記入のうえFAXにてお送りいただくか、次の必要事項をEメールでお送りください。
<Eメールの必要事項>
1)氏名 2)所属・連絡先 3)会員の有無(会員:SSW学会・熊本PSW・熊本CSW/複数会員の方はいずれか一つに○)、非会員(教育関係・児童福祉) 4)大会(参加・不参加) 5)情報交流会(参加・不参加)
[締切日]
2009年8月21日(金)まで
[申し込み・問い合わせ先]
九州ルーテル学院大学 岩永
(TEL・FAX)096-343-2095 (Eメール)azuki12sw@yahoo.co.jp(専用)
2007年度 「問題を抱える子ども等の自立支援事業」として、SSWrを2教育事務所に各1名を配置
2008年度 文部科学省「スクールソーシャルワーカー活用事業」にて、県内全圏域に16名のSSWrを配置
2009年度 国庫補助事業へ移行し、12名のSSWrを配置
子どもたちの最善の利益のために、学校、家庭、関係機関等との連携を機動的に図り、いじめや不登校問題をはじめ諸問題に取り組み、各関係者と協働しながら子どもを取り巻く環境を改善し、本人の課題に挑戦する力を高めていくように援助する専門職です。