機関誌「精神保健福祉」

通巻58号 Vol.35 No.2(2004年6月25日発行)


巻頭言 社団法人化をみんなで喜ぼう/高橋 一

特集 法人化と協会40年の歩み

 [法人化をめぐって]
  社団法人設立に伴う組織運営および事業展開における今後の課題 −事務的側面から/坪松 真吾
  法人化後の協会の役割と課題−自らの実践を通して考える/竹中 秀彦

 [協会40年の歩み]
  40年前の追想−日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会設立のころ/森井 利夫
  協会存続の危機−衝撃と再出発/西澤 利朗
  協会再編への道のり/谷中 輝雄
  協会の主体性の確立と資格化/大野 和男
  協会名称変更から法人化へ/木太 直人

 [協会を支えた人びと――事務局活動を担った人びと] 
  協会の躍動期から混乱期のなかで−皆で築いた道程渡辺 朝子
  組織再生への挑戦からの学び/寺谷 隆子・田村 文栄・世良 洋子
  精神保健研究所という組織と多くの事務局員に支えられて/松永 宏子
  協会事務局を担って−耕房“輝”との共同事務所時代/花澤 佳代

 [協会を支えた人びと――機関誌編集を通して協会の歴史を振り返る] 
  1期 PSW独自の領域を模索し始めた保健所の活動石神 文子
  2期 横浜から札幌までの10年−活動停止から再建正常化への道程/関原 靖
     共同幻想ではなく真の希望の始まりに/助川 征雄
  3期 協会活動は私にとって最上の現任教育/門屋 充郎
     「編集後記」にみる機関誌編集/小栗 静雄
  4期 PSWのメディア・ストラテジー/古屋 龍太
     機関誌の役割と今後の課題/柏木 一恵

 [当事者の意見、声を踏まえて] 
  ソーシャル・アクションからソーシャル・チェンジへ/向谷地生良
  当事者に学ぶPSWの課題/紅林奈美夫
  「当事者」から精神保健福祉士に求められているもの/大塚 淳子
  私たちの社会性/武田 廣一

 [座談会] 協会40年の歴史に学び、これからを語り合う
  廣江 仁・西川 健一・吉家 洋・比良美千代・石黒 千花
  司会 田村 綾子/オブザーバー 佐藤三四郎

権利擁護委員会報告−2
 日常的な金銭・財産管理および成年後見制度等に関するアンケート調査結果(後編)
 社団法人日本精神保健福祉士協会 企画部 権利擁護委員会

トピックス
 「介護制度改革本部」の設置をめぐって−その問題点と課題/荒田 寛

情報ファイル

 「第1回 スーパーバイザー養成研修」報告/山本 純子
 「第19回 中四国精神保健福祉士大会(山口大会)」報告−地方大会の役割と意義/富島 喜揮
 「第6回 日・韓地域福祉国際学術大会」に参加して/松本すみ子
 「第3回 実習指導者養成研修」に参加して/西川 健一

PSWの知恵袋-10 統合失調症の治療をめぐって(その2)急性期治療から早期リハビリテーションへ/藤井 康男

リレーエッセイ 就職してからの10年を振り返って/中沢 憲子

協会の動き/坪松 真吾  投稿規定 GALLERY 読者の声


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