機関誌「精神保健福祉」

通巻103号 Vol.46 No.3(2015年9月25日発行)


目次

巻頭言 共生・創造・未来〜はじめよう,ここから!〜/鈴木 長司

第51回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会/第14回日本精神保健福祉士学会学術集会

〔基調講演〕
ソーシャルワークの使命〜困難に向き合い,未来をひらく精神保健福祉士を目指して〜/柏木 一惠

〔特別講演〕
精神保健福祉施策の動向/望月聡一郎

〔記念シンポジウム〕
被災地におけるコミュニティの再生とレジリエンス(こころの回復力)/大杉美和子・渡部 裕一・松田聡一郎・藤田 昌子・須藤 康宏

〔分科会1〕
・変わりつつある精神医療と精神保健福祉士の役割
・子ども・若者支援 ・家族・支援者・住民等のメンタルヘルス
・リハビリテーションと当事者主体のアプローチ
・実習を通じた学び合い
・スーパービジョン・権利擁護・普及啓発

〔分科会2〕
・災害支援とソーシャルワーク
・制度と向き合い改善する
・精神医療課題へのさまざまな取組み
・高齢者等への支援・連携
・精神保健福祉士の業務と実践
・就労支援の実際

〔ポスターセッション〕

〔プレ企画〕
1 精神保健福祉士の価値を実践に活かすには〜業務指針作成の意義と課題〜
2 さぁ,相談支援(せいかつしえん)の本番だ!!〜本人中心の計画相談の有効性を活用した本来あるべき相談支援(せいかつしえん)とは〜
3 精神障害者の雇用義務化に向けた就労支援の実際〜当事者と共に,障害者雇用の現状について考える〜
4 被害者の“声”に耳を傾けよう〜犯罪被害者支援における精神保健福祉士のかかわりについて〜
5 地域生活を支えるリカバリー志向の心理教育「健康自己管理」プログラムの実施方法を取得する
6 改正精神保健福祉法を現場に活かそう〜法の理念を捉え直し,運用上の課題を整理する〜
7 ヤングパレット〜想いと気付きを分かち合える場所〜

〔記念講演(一般公開講座)〕
風流に生きる〜割り切れない命の不思議〜/玄侑 宗久

〔大会報告〕
共生・創造・未来〜はじめよう,ここから!〜

〔アピール〕
第51回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会・第14回日本精神保健福祉士学会学術集会アピール

投稿規定


巻頭言

共生・創造・未来〜はじめよう,ここから!〜

第51回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会/ 第14回日本精神保健福祉士学会学術集会全国大会・学術集会長 鈴木 長司

 私たちにとって,第51回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会・第14回日本精神保健福祉士学会学術集会を東日本大震災により未曾有の被害にあった東北の福島県で開催できたことは,この上もない喜びであり,東北の仲間が福島の仲間が心底開催を念願していたことを想うと感慨に堪えません.

 そして,全国の皆様から物心両面でご支援いただきましたこと,現在も引き続きご支援いただいていることを本当に感謝いたします.誠にありがとうございました.私たちのこの想いを「おもてなし」に換えて皆様をお迎えいたしました.いかがでありましたでしょうか.

 さて本大会は,「共生・創造・未来 〜はじめよう,ここから!〜」というテーマで開催いたしました.みんなが1人ではないんだという想いで,みんながここで共に生きていくんだという想いで,そして共に生きていくにはどうすればよいかを考え,未来を共につくっていこうという想いを込めました.

 まさしく,専門職の倫理を持ち,みんなで生きていける形を創造し,実践し,共に生きる未来を築いていこうとする気概が大いに感じられた大会でありました.

 そして,「私たちは,今後も精神障害者の社会的復権の実現に向けて,まずは目の前にいるクライエントの希望や想いを丁寧に聴き取り,社会的連帯のもとに社会変革を推し進め,ソーシャルワーカーとしての使命を果たしていくことを強くアピールします」との覚悟を1,071名の参加者と共に宣言いたしました.

 また,玄侑宗久様による一般公開講座は226名の方にご来場いただき,「よってがんしょ市」は,延べ2,750名の方に各事業所の物産や作品を手に取っていただきました.誠にありがとうございました.

 結びに,多大なるご支援とご協力をいただきました北海道・東北ブロックの皆様,県内外の関係機関・団体の皆様,ボランティアの皆様,各事業所の皆様,そして,全国の精神保健福祉士の皆様に心から感謝と御礼を申し上げます.本当に,ありがとうございました. さあ,みんなで共に生きていきましょう.


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