2003/07/24-1/NEWS/トップへもどる/バックナンバーへもどる
7月22日(火)の13時30分から約2時間、砂防会館(東京都千代田区)にて「精神障害者社会復帰施設整備費補助問題を考える7.22緊急集会」(緊急集会)が開催されました。
この緊急集会は、今般の社会復帰施設整備費の不採択問題をめぐる厚生労働省の上田茂障害保健福祉部長等との会談(7月3日)を踏まえ、精神障害関係5団体(全国精神障害者社会復帰施設協会、全国精神障害者家族会連合会、全国精神障害者地域生活支援協議会、きょうされん、日本精神保健福祉士協会)が急遽組織した実行委員会主催で開催されたものです。
会場には全国から700名に近い参加者が集い、立ち見の参加者も少なくない中、不採択となった施設経営者や家族会等の関係者から、地域での混乱の様子や不安、怒りを訴える報告を中心に、各地から駆けつけた参加者からの発言も交えて、熱気あふれる集会となりました。
報告の合間には、山野井和則衆議院議員(民主党)、塩崎恭久衆議院議員(自由民主党)、朝日俊弘参議院議員(民主党)、小池晃参議院議員(日本共産党)が集会に駆けつけ、各々精神障害者施策の一層の拡充にむけた決意表明がなされました。
最後に参加者一同で「社会復帰施設の拡充を求めるアピール」が採択され、あらためて不採択分の全面的な復活が訴えられました。
集会終了後、参加者を交えた実行委員会関係者では、厚生労働省に代表団を派遣し、再度、上田部長等との会談に望むとともに、厚生労働省正門前にて約400名によるアピール行動が行われました。また、政党(自由民主党、公明党、保守新党、民主党、日本共産党、自由党、社会民主党)の代表者や衆・参議院厚生労働委員会の各議員、精神障害者社会復帰促進議員懇話会の会長・事務局長を訪問し、不採択案件の復活を求める要請行動も平行して行われました。
・社会復帰施設の拡充を求めるアピール
・平成15年度精神障害者社会復帰施設整備費不採択の復活に関する要望書
精神障害者社会復帰施設の拡充を求める中央実行委員会
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