<2017/12/12>
2017年11月13日未明にイランとイラクの国境地帯でマグニチュード7・3(米地質調査所の観測)の強い地震が発生しました。震源地はイラン・イラク国境付近で、イラク北東部ハラブジャの南西約30キロのイラン国内と推定されています。この地震による被害は、イラン、イラク両政府の発表によると、少なくとも414人が死亡、負傷者7,200人超と報道されております。
被災地では、朝夕の寒暖の気温差が大きく、住民の健康と衛生状態の悪化が懸念されています。このためイラン、イラク両政府に加え、トルコなど周辺国や国際人道組織も救助隊や支援要員を派遣して住民の救助や人道支援を行っているが十分ではないとの情報が伝えられております。
日本ソーシャルワーカー連盟(JFSW)では、このたびの地震によりお亡くなりになった市民並びに被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。
偶然ではありますが、イラン・ソーシャルワーカー協会(IASW)より木村真理子IFSWアジア太平洋地域会長宛に「ソーシャルワーク60周年記念合同会議」(2017年12月18日、19日開催)へのご招待をいただき、参加を予定しているところに今回の地震が発生しました。
11月14日に木村会長がIASWへお見舞いのメールを送ったところ11月17日にIASWから次のお返事(概要掲載)をいただきました。
とのことです。
そうした経過も踏まえ、日本ソーシャルワーカー連盟(JFSW)として、同じく国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)に加盟するIASWに見舞金(義援金)をお送りすることにいたしました。現在、UNICEFを始め各国がイランへの救援金や義援金を募集していますが、私たちソーシャルワーカー団体としましては、被害地域における今後のソーシャルワーカーによる支援活動において、その拠点となるIASWに義援金をお届けしたいと考えております。
つきましては、次により義援金を募集させていただきますので、ソーシャルワーカー並びに関係者の皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
なお、義援金は、皆様の所属する団体の指定口座にご送金いただき、その後に、JFSWの会長団体である(公社)日本医療社会福祉協会で取りまとめてIASWにお渡しする予定であります。
2017年12月12日
日本ソーシャルワーカー連盟(JFSW)
<構成団体>
特定非営利活動法人日本ソーシャルワーカー協会
公益社団法人日本社会福祉士会
公益社団法人日本医療社会福祉協会
公益社団法人日本精神保健福祉士協会
ソーシャルワーカー並びに関係者の皆さまへ
2017年イラン地震に係る
イラン・ソーシャルワーカー協会(IASW)への義援金募集集
1.募集期間
2017年12月12日(火)〜2018年1月31日(水)
2.方法
次の金融機関口座にお振込みください。
[金融機関] | 三菱東京UFJ銀行 |
[支店名] | 新宿通支店(店番050) |
[口座区分] | 普通 |
[口座番号] | 0152567 |
[口座名義] | 公益社団法人日本精神保健福祉士協会 JFSW口 会長 柏木一惠 |
※恐縮ですが、振込手数料は別途ご負担ください。 |
3.その他
匿名(匿名希望)の場合を除いて、義援金をお寄せいただいた個人・団体の氏名・名称(カタカナまたは漢字)はウェブサイトに適宜掲載させていただきます。
<問い合わせ>
[注]本義援金募集は、本協会の公益目的事業に必要な資金募集ではなく、一時的な預り金になりますので、本協会の寄付金取扱規程による寄付金募集ではありません。
以上
2017年イラン地震に係る
イラン・ソーシャルワーカー協会(IASW)への義援金状況
【義援金額】
4件 12,000円(2017年12月22日現在)
【ご協力いただいた皆さま】(義援金額・敬称略)
<12月22日掲載>
宮田英信、刑部多衣美、大泉圭亮、斉藤秀一