<2005/11/02>
時代はサービスの量に留まらず、サービスの評価、苦情解決の仕組みづくりなども進められ、質を問われる時代に突入しています。その前提となる「サービス契約」について、どれだけの人が意識して、日々の実践を行っているでしょうか。あるいは、サービスを受けているでしょうか。日々の生活も小さい契約で成り立っていますが、なかなか意識しがたい現状があります。
今回、弁護士を講演者としてお招きし、改めて「契約」について検証するとともに、シンポジウムでは、サービスの提供者、利用者の立場から、安心して提供できる、安心して受けられるサービスをめざす取り組みについて検討してみたいと考えています。
関心のある皆様のご参加をお待ちしています。
■日 時 2006年2月25日(土) 13時30分〜16時30分(受付:13時から)
■会 場 弘済会館 「萩」の間
東京都千代田区麹町5−1 (電話)03-5276-0333 (FAX)03-3261-0796
■主 催 社団法人日本精神保健福祉士協会
■参加費 <一般>1,000円 <構成員・当事者・学生>500円
※当日、受付にてお支払いください。
※構成員はメンバーシップカードまたは会章をご提示ください。
■定 員 150名(定員になり次第、締め切らせていただきます。)
■プログラム(予定)
13:30 開会(開場・受付13:00から)
13:35 講師紹介
13:40 講演「福祉サービスにおける契約について」
<講師>池田桂子さん(弁護士/池田総合特許法律事務所)
14:40 休憩
14:50 シンポジウム「安心して提供できる、安心して受けられるサービスをめざして」
<シンポジスト>
安藤 亘さん(社会福祉士・精神保健福祉士事務所「iさぽーとステーション」代表)
高橋和生さん(多摩市しょう害者支援センターのーま相談員)
伊藤亜希子さん(東京武蔵野病院/本協会 企画部 権利擁護委員)
<コーディネーター>
岩崎 香さん(本協会 企画部 権利擁護委員長)
15:50 意見交換
16:10 まとめ
16:30 閉会
■参加申込方法 「参加申込書」(PDF/180KB)をダウンロードしていただきに必要事項をご記入のうえ、FAXにてお送りいただくか、必要事項をEメールでお送りください。
■参加申込締切日 2006年2月17日(金)
■問い合わせ 社団法人日本精神保健福祉士協会 事務局
(電話)03-5366-3152 (FAX)03-5366-2993 E-mail
【講師プロフィール】
池田桂子さん(愛知県弁護士会所属)
・1956(昭和31)年生
・1980(昭和55)年10月:司法試験合格(第35期生)
・1983(昭和58)年4月:弁護士登録、
・2000(平成12)7月:現在の名古屋市中区錦三丁目に事務所を移転。同月、弁理士登録
・2002(平成14)年4月:平成14年度愛知県弁護士会副会長をつとめる(〜任期1年)
・2004(平成16)年4月:平成16年度中部弁護士連合会事務局長をつとめる(〜任期1年)
【業務内容】
◎弁護士業務一般
◎法律、経営、税務に関する相談
◎一般民事事件、無体財産権関係事件、医療過誤事件、渉外事件、労働事件、行政事件等の調停・訴訟等
【現在の役職】
*愛知県教育委員−2003(平成15)年10月〜4年間
*名古屋市行政評価委員−2002(平成14)年5月〜
*名古屋市障害者施策推進協議会委員−2003(平成15)年6月〜2年間
【高齢者・障害者問題にかかわる主な活動】
*1994年ころから、中部弁護士連合会、日本弁護士連合会等にて、成年後見制度ほか、高齢者の権利に関する諸問題につき研究調査に携わる。
*現在、愛知県弁護士会高齢者・障害者総合支援センター(アイズ)の委員長をつとめる。
*また、愛知県社会福祉協議会にて地域福祉権利擁護事業に係る運営適正化委員会、苦情処理合議体委員長をつとめる(2000(平成12)12年1月〜2002(平成14)年3月)
*「欧米6カ国の成年後見制度」日本弁護士連合会/1995年(共著)
*「高齢者等を当事者とする紛争の防止・解決のあり方」判例タイムズ926号(p.67〜/1997年)
*「Q&A成年後見制度解説」三省堂、および第2版/2003年(共著)
*「知的障害者、精神障害者、痴呆性高齢者の消費者被害と権利擁護に関する調査研究」国民生活センター(共著) ほか