<2010/10/04>
政府では、長期失業者を対象に再就労と生活再建のため、個別の相談員を派遣して就業相談に乗る「パーソナル・サポート・サービス」の導入にむけた検討を進めている。
本サービスの検討は、2009年に実施されたワンストップ・サービス・デイや年末年始の生活総合相談など貧困・困窮者支援の取り組みに端を発している。これらの取組を踏まえ、政府は、緊急雇用対策本部に「セーフティ・ネットワーク実現チーム」を設置し、「パーソナルサポート」や「居住セーフティネット」について検討を進め、中間まとめ(5月24日)を発表した。また、本年7月には本中間まとめをうけ、実現チームの元に「パーソナル・サポート・サービス検討委員会」を設置して、同サービスの実現に向けた具体的検討を開始している。
本事業では、秋以降に、北海道釧路市、横浜市、京都府、福岡市、沖縄県の全国5地域で第1次分のモデルプロジェクトを先行的に実施し、今年度中に第2次分として20ヵ所程度に拡大を予定しており、10月5日に募集に関する説明会が予定されている。
パーソナル・サポート・サービス検討委員会議事概要
第1回(2010/7/21)、第2回(2010/8/4)、第3回(2010/8/23)、第4回(2010/9/27/未掲載)
※本ページ内のリンク先は、すべて首相官邸WEBサイト