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<2005/07/27>

第4回実習指導者養成研修を開催しました
−7月16日(土)〜18日(月)まで、江東区にて−

     
(富島教育研究部長担当の講義1) (沖縄の歌をご披露頂いた懇親会の様子) (演習の一コマ)

 さる7月16日から18日までの3日間、東京ビックサイト(東京都江東区)において、第4回実習指導者養成研修を開催しました。

 当日は、岩手県から沖縄県まで34名の参加者にお集まりいただきました。協会主催の研修では、全体の人数が少なくても参加地域が多様であることが一つの特徴です。所属種別では、約70%が「病院」、約15%が「教育機関」、約12%が「精神障害者社会復帰施設」、残りの約3%が診療所とその他でした。
 今回のプログラムでは、講義及び演習の充実を図るため、日程を1日増やして演習の時間を充実させるとともに、講義を聞き続けるのではなく、講義と演習とを交互にセットし、研修内容をより深めてられるように企画されました。

 
▲修了証書授与。代表してお一人の方に
お受取いただきました。

 当日は、初日に野外ロックコンサートがあったため、音と振動の関係から急きょ会議室を変更するというハプニングがありましたが、それ以外は順調にスタートしました。
 初日は、移動の疲れもあってか緊張感が漂っていましたが、夕方の懇親会ではだいぶ打ちとけられ、最後に一言いただいた沖縄の方からは、「安里屋ユンタ」の歌をご披露いただきました。
 全体としては、初日に講義1コマ、演習と全体会1コマ、2日目に講義4コマ、演習と全体会2コマ、3日目に講義1コマ、演習と全体会1コマと、とても濃厚なプログラムでした。
 毎日最後の演習後には各班のグループワークで話し合われた内容の報告する全体会が行われ、その最終日では、「研修を受講することで、実習の意義や疑問に思っていたことが整理された」「この研修で改めてPSWの仕事の魅力を感じた」等の感想をいただき、参加者全員が修了証書を受取られ、東京を後にされました。

 
▲最後に集合写真を撮影しました。皆様お疲れ様でした!

 ご提出いただいたアンケートでは、多くの方が感想をたくさん書き込んでくださり、「実習後の事後面接の大切さを感じた。自分のところでも実施してみたい」「実習指導の難しさばかりを感じていたが、研修に参加して少し視点に幅が出てきたように思う」「この研修受講者のOB会ができたら嬉しい」などもコメントをいただきました。

 その他にも「会場がきれいでよかった」「アクセスがよく、遊びの少ない、研修という雰囲気のある会場がよい」という意見や「講義と演習とを繰り返す構成で深められた」「講義と演習は切り離し、継続する演習時間をとってほしい」といった相反するお声をいただくなど、企画運営の難しさも現れた研修でした。

 恒例の参加者からの研修報告は、「PSW通信No.138(9月1日発行)」に掲載予定ですので、どうぞお楽しみに。



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