<2005/07/27>
参議院厚生労働委員会は、障害者自立支援法案に係る法案審議を28日(木)に6時間、行うことで決定した。(タイムスケジュールは下記参照) なお、来週以降の定例日(火・木)の審議、および予定される地方公聴会、参考人質疑についての日程は、現段階では未定。
来週以降の日程は、大詰めを迎える郵政民営化法案の審議の行方に大きく左右されることとなり、国会会期末を8月13日に控え、十分な審議日程が確保できるかどうかが微妙となる。
参議院厚労委で、障害者自立支援法案が審議未了(採決まで至らない)となった場合は、秋に予定されるであろう臨時国会への継続審議か、廃案となる。
▽なぜ郵政民営化法案の審議に左右されるか?
障害者自立支援法案の審議など、委員会における審査等での政府に対する質疑は、大臣(副大臣、政務官も可)に対して行われることと決められており、大臣抜きでの法案審議は通常想定されない。
郵政民営化法案は、特別委員会(定例日の指定はなし=毎日開催可能)が設置され、そこで連日審議が行われているのだが、厚生労働大臣がそちらの委員会に出席することとなる場合は、同日同時刻に厚生労働委員会(定例日;火・木)を開催するとしても、厚労委への大臣出席が難しくなる。
このため、厚労委の予定を立てるにも、大臣の出席予定が明らかにならないことには、委員会の日程が組めなくなり、委員会日程が左右されることとなる。(Asahi21≪F&M-Letter≫2005/07/27)
【参議院厚生労働委員会】
◎障害者自立支援法案
日時;7月28日(木) 10時00分〜
○審議時間;6時間5分
・冒頭、尾辻厚労相の発言(アスベスト関連)
10:05〜10:35 清水嘉与子 君(自民)
10:35〜11:35 坂本由紀子 君(自民)
11:35〜12:00 朝日俊弘 君(民主)
12:00〜13:00 昼休み
13:00〜13:30 朝日俊弘 君(民主)
13:30〜14:25 山本孝史 君(民主)
14:25〜15:20 足立信也 君(民主)
15:20〜16:15 草川昭三 君(公明)
16:15〜16:40 小池 晃 君(共産)
16:40〜17:05 福島瑞穂 君(社民)