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<2003/07/24>

不採択案件の完全復活は極めて困難?!
−代表団交渉より−

写真/代表団、厚労省上田部長らと交渉

 7.22実行委員会では、砂防会館での緊急集会終了後、集会報告者を含む代表団を厚生労働省に派遣し、7月3日に引き続き、再度上田部長等と会談、緊急集会の状況を報告するとともに、坂口力厚生労働大臣宛の新たな要望書と緊急集会アピール文等を提出し、今後の政府の対応について説明を求めました。

 上田部長は「厳しい財政状況について説明してきたが不十分であった」として、今回の不採択問題をめぐる一連の対応について「大変申し訳ない」と陳謝されました。

 しかし、不採択案件の完全復活については「予算を調整し、少しでも対応できるよう内部で詰めを行っているところであるが、要望に十分応えられる状況ではない」と極めて厳しい発言がありました。

 一方、代表団から「不採択案件は平成16年度予算で優先されるのか」との質問には、「基本的には新たに申請することになるが、不採択案件も含めて予算を考えたい」として、「平成16年度以降はこのような事がないよう、都道府県や関係者と充分調整していきたい」と話されました。

 後半、地元関係者や業者、地域の協力者への説明のために、今回の不採択問題に係る厚生労働省の見解を「文書」で求めましたが、具体的な回答がないまま時間となり、交渉は終了しました。

平成15年度精神障害者社会復帰施設整備費不採択の復活に関する要望書


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