私たちは精神保健福祉士として、メンタルヘルスの課題を有する人々に様々な立場で関わっています。 今回は、その関与の在り方として、TIC(トラウマ・インフォームドケア)の視点から、委員会の枠を超えて横断的な議論を展開する企画を提案させていただきました。 TIC(トラウマ・インフォームドケア)は、トラウマの理解に基づいた支援を指します。
 2019年、本協会が招聘して「社会におけるソーシャルワーカーの機能と役割の可能性(YouTube)」についてご講演くださったアンナ・シャヤット博士(ジョージア大学)の話からはじまり、刑事司法精神保健福祉委員会の2019年度の成果物「生きづらさを抱えた人々の権利を守るためにSWができること:加害者(犯罪をした人)/被害者(犯罪被害にあった人)のこと知っていますか」の中でも、対象となる方たちの犯罪に絡む生い立ちや背景と絡め、TICの視点の重要性について触れました。また2021年には、TIC横断企画の第1弾として、トラウマを有した当事者の体験談のワークショップ開催、構成員誌への連載も行いました。
その中で、当事者のトラウマも大変重要な課題ですが、その支援に携わる精神保健福祉士自身のトラウマや、トラウマを生む職場環境、そのセルフケアについての課題が浮かび上がりました。
 そこで第2弾として、「支援者のトラウマとセルフケア」と題し、2回の勉強会を企画しました。構成員の皆さまからの参加申込みをお待ちしています。 
 
主 催:公益社団法人日本精神保健福祉士協会
企画・運営:公益社団法人日本精神保健福祉士協会 子ども・若者・家族支援委員会、依存症及び関連問題対策委員会、機関誌編集委員会、東日本大震災復興支援委員会、メディア連携委員会、精神保健福祉士の資質向上推進委員会、分野別プロジェクト「産業精神保健」、刑事司法精神保健福祉委員会
  案内チラシ
  
  ダウンロード(PDF/619KB
  日程・内容
  【第1回】
   2022年2月12日(土)13:00〜16:00
   テーマ: 「援助者の傷つき」
    ・構成員リレートーク
    ・グループディスカッション
  
   話題提供:大岡 由佳(刑事司法精神保健福祉委員会 副委員長)
  
【第2回】
   2022年3月19日(土)13:00〜16:00
   テーマ:「二次加害・二次被害」
    二次被害のリアル
     ・被害体験者から学ぶ
     ・グループディスカッション
  
   話題提供:菅原 朋子(メディア連携委員会 副委員長)
  
  
申込概要
  【対象】
   本協会構成員
  
【定員】
   80人(先着順になります)
  
【参加費】
   無料
  
【参加方法】
   Zoomミーティングを使用します。お申し込み後、事務局よりZoom IDをお送りします。
  
【お申込み方法】
  1.下記専用WEBフォームからお申込みください。「構成員マイページ」へログインいただきます。その後のご案内のため、メールアドレスが必須です。フォーム送信後に自動送信される申込内容の控えは保存してください。WEBフォームから申し込みいただけない方は事務局までご連絡をお願いします。(※@jamhsw.or.jpのアドレスが受信できるように事前に設定しておいてください)。
  
  2.定員に達した場合や確認等があった場合には、事務局よりメール又はお電話にてご連絡いたします。
  
【申込締切日】
   第1回(2月12日分) → 
2022年2月6日(日)まで
  
   第2回(3月19日分) → 2022年3月13日(日)まで
  
  【キャンセル】
   お申し込み後のキャンセルは、必ず事務局へご連絡ください。
  
  
【勉強会参加にあたってのお願い】
  1.受講にかかる通信料は受講者負担となります。
  2.勉強会当日における受講者側のZoom接続不具合や通信トラブル等について、事務局では対応できません。
  3.Zoomでの参加中は、氏名が全参加者に常時表示された状態になります。話題提供中は必ずビデオオフ、音声ミュートにてご参加ください。
  4.グループディスカッションのためのグループ分けを行います。グループディスカッションに支障があるため途中退席はご遠慮ください。
  5.グループディスカッション中はビデオ、音声ともにオンにてご参加ください。
  6.参加希望者はできる限り下記の構成員誌連載記事をご覧いただいたうえでご参加ください。
  
参加申し込みWEBフォーム
   参加申し込み受付はすべて終了しました(2022年3月14日)。
  
  
  ※構成員マイページを含む本申し込みフォームのデータ通信には、SSLを用いた暗号化を行っています。