日本精神保健福祉士協会
全国大会・学術集会
第60回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会・第24回日本精神保健福祉士学会学術集会

演題募集について

本協会では、2025年8月22日(金)、23日(土)の2日間(22日のプレ企画を含む)、福岡県支部並びに一般社団法人福岡県精神保健福祉士協会の協力のもと、福岡県北九州市(西日本総合展示場・新館及びAIM(アジア太平洋インポートマート))において「第60回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会・第24回日本精神保健福祉士学会学術集会」(以下「第60回全国大会・第24回学術集会」という。)を開催いたします。

つきましては、第24回学術集会プログラムとなる分科会について、演題を募集いたします。

締切日をご確認のうえ、構成員の皆さまからの多数のご応募をお待ちしています。テーマ及び開催趣旨については、こちらよりご確認ください

[演題申込締切日]2025年3月31日(月)(必着)

なお、第60回全国大会・第24回学術集会より演題募集要領、並びに抄録原稿の掲載形態が下記のとおり変更になりますのでご注意ください。

詳細は以下、演題募集要領にてご確認ください。

主な変更内容
  • 演題申込と抄録原稿を分けずに提出は一度とする。
  • 演題名は60字以内とする。
  • 抄録原稿の字数をA4半ページ800字以内(見出しを含む)とする。※これまではA4版1ページ1,800字以内
  • 原稿の構成は、見出しを【 】で表記し、本文は改行せずに記載する。次の見出しから改行となる。なお、調査研究については【目的】【方法】【結果】【考察】で構成・執筆する。
  • 全国大会・学術集会終了後に作成する全国大会・学術集会報告集(機関誌「精神保健福祉」)の字数は、従来通り1,800字とする。抄録原稿とは別途作成し、提出すること。その際、倫理的配慮等の確認のための「自己チェックシート」も併せて提出すること。

演題募集要領

演題申込者及び発表者の資格

1.筆頭演者(発表者)について

筆頭演者(発表者)は、「2024年度本協会構成員(=日本精神保健福祉士学会会員)」に限ります。

非構成員の場合は、演題応募と同時に本協会構成員(=日本精神保健福祉士学会会員)となることが資格要件となるため、本協会への入会手続きを2025年3月6日(木)までに完了し、3月8日(土)に開催される理事会にて2024年度入会承認を得てください。3月の理事会で入会が承認されなければ、筆頭演者(発表者)にはなれません。

また、協会入会手続きと並行して演題応募も期日までに必ず行ってください。申込フォーム項目にある発表者の要件は「入会手続き中」を選択してください。

2.他職種・学生等について

精神保健福祉士の資格を有さない非構成員(他職種・学生等)は、構成員との共同により発表可能です。その際、発表者総数(筆頭演者を含む)の過半数は構成員であることが条件です(合計6人ならば、過半数は4人です)。

3.精神保健福祉士の資格を有する非構成員について

精神保健福祉士の資格を有する非構成員は、筆頭演者(発表者)もしくは共同発表者にはなれません。精神保健福祉士の資格を有する非構成員は、「入会」して本協会構成員(=日本精神保健福祉士学会会員)となることが資格要件です。

共同発表者の場合には、本協会への入会手続きを2025年4月10日(木)までに完了し、4月中に開催される理事会にて2025年度入会承認を得ることを前提として、共同での演題応募資格を得てください。

4.構成員の会費未納について

2024年度の未納会費がある構成員は、筆頭演者(発表者)もしくは共同発表者にはなれません。演題申込締切日までに必ずお支払いください。

5.第60回全国大会・第24回学術集会への参加申込みについて

筆頭演者及び来場する共同発表者は、「第60回全国大会・第24回学術集会」への参加が必須です。別途、必ず参加申込みを行ってください(2025年5月下旬頃に参加申込受付開始予定)。

6.当日発表について

第60回全国大会・第24回学術集会当日の演題発表者は、筆頭演者(発表者)に限ります。

発表内容

1.発表内容について

1)発表内容は未発表のものに限ります。他の学会にて発表(予定を含む)したものはご遠慮ください。
2)発表内容が「調査研究」の場合は、審査の関係から、発表の対象は「抄録原稿の提出時点で、調査結果のまとめや考察が提示できるもの」といたします。

2.倫理上の対応について

演題申込用紙及び抄録原稿、発表に使用するPowerPointファイル等の映写資料(以下「抄録原稿等」という。)及び全国大会・学術集会報告集掲載原稿(「その他」参照)は、人権を最優先し、個人情報及びプライバシーの保護に配慮した表記として次の事項にご留意ください。

1)事例及び写真

事例及び写真(以下「事例等」という。)の使用は、演題申込前に対象者の承諾を必ず得るとともに、その旨を必ず抄録原稿等に明記すること。

2)対象者に関わる事項

3)上記の他、調査及び共同研究等に係る発表の場合、調査及び共同研究等の協力者、調査対象機関等の承諾を必ず得ること。また抄録原稿には、行った倫理的配慮の内容を記載するとともに、所属機関等において倫理委員会の審査を受けている場合は、その旨と承認番号を明記すること。

演題申込方法

1.演題申込用ウェブフォームよりお申込みください。

演題申込用ウェブフォーム
※入力途中で一時保存が可能です。

演題申込用ウェブフォーム二次元バーコード

・申込送信完了時に自動で控えと案内メールが送信されますので、「gakkai▲jamhsw.or.jp(▲は@)」のメールを受信できるように設定しておいてください。
・本申込フォームは、セキリュティ機能SSLを採用している株式会社ソフトエイジェンシーの“Qooker(クッカー)”サービスを使用しており、本協会URLとは異なるアドレスへ飛びます。

2.演題申込にあたっては、以下の点にご留意ください。

1)自動返信で確認メールが送信されます。自動返信メールが届かない場合は受理されていませんのでご注意ください。
2)「連題」となる演題申込みについては、原則、2題までとします。なお、会場設営等運営の関係上、ご希望に沿えない場合やご相談させていただく場合があります。

3.演題申込時にお知らせいただく項目に関しては、以下の点にご留意ください。

1)所属は主たる勤務先名を記入してください。なお、所属なしの場合は、抄録集は「無所属/都道府県支部」の表記になります。
2)演題名は60字以内で発表内容が分かる簡潔なものにしてください。
3)発表内容(実践報告、調査研究、文献研究、本協会または都道府県協会事業報告)を選択ください(複数選択可)。
4)発表主体(単独、集団(精神保健福祉士)、集団(多職種))を選択ください。
5)発表形式(口述発表、ポスターセッション)を選択ください。なお、ご希望の発表形式については、提出数や、会場設営等運営の関係上、別形式への変更のご相談をさせていただく場合があることをご了承ください。
6)演題に関連するキーワードを別表「募集演題キーワード一覧」から2つ選択ください。なお、「25.その他」の場合は必ず適当なキーワードをご記入ください。
7)事例等の使用承諾状況(済・未)をお知らせください。「済」の場合は、その方法(文書・口頭)を選択ください。「未」の場合は合理的理由を明記ください。
8)発表時に必要な機器(PC、その他)を選択ください。PC使用の場合は、発表用映写データを作成する予定のソフト名を記載ください。なお、当日発表時に操作に用いるソフトのバージョンについては、確定次第、発表者へご案内いたします。

4.抄録原稿執筆にあたっては、下記「抄録原稿執筆要領」に則ってください。

抄録原稿は抄録集に掲載するためのものとなりますので、発表内容を簡潔で分かりやすくまとめるようにしてください。文字数は、800字以内(見出しを含む)に収めてください。

抄録原稿執筆要領

抄録原稿等は、次の表記方法を遵守してください。

  1. 文体は「…である」調とし、新かな、常用漢字、算用数字、慣用の単位符号を用いること。
  2. 外来語、外国人名(地名)、適当な日本語訳のない述語等は、カタカナを用いること。
  3. 年号表記は、原則として西暦での表記とすること。
  4. 算用数字は、1桁は「全角」、2桁以上は「半角」とすること。
    [例]5年、15歳、1,234円
  5. 職種の表記は、初出は法律または法律に準ずる規定上の名称を使用し、以下は略称を使用すること。
    [例]精神保健福祉士(以下、MHSW)
  6. 一般に普及していない専門用語や研究方法等については可能な範囲で説明を加えること。また、略語に関しても普及していない場合は、初出に正式記述をすること。
    [例]DALY(Disability-adjusted life-years/障害調整生存年)
  7. 文献等から引用する場合、抄録集においては著者のフルネームと論文掲載年のみを記載すること。
    [例](協会太郎:2020)
    なお、配布資料と全国大会・学術集会報告集の文献記載その他の表記方法は、機関誌「精神保健福祉」投稿要項に準じて記載すること。
  8. 抄録原稿作成の際、個人情報及びプライバシーの保護等の倫理的配慮については、「発表内容 2.倫理上の対応」を参照すること。
  9. 原稿の構成及び書式について
    1)見出しを【 】で表記し、本文は改行せずに記載すること。次の見出しから改行すること。
    2)調査研究については、【目的】【方法】【結果】【考察】の順で構成し、執筆すること。
    3)見出しはゴシック体、本文は明朝体を使用すること。
    4)文字数は見出しを含めて800字以内とすること。
  10. 抄録原稿書式(見本)
    上記の制限を遵守しながら、以下のような書式の抄録原稿とすること。
    【目的(※ゴシック体)】■本文(※明朝体)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    【方法(※ゴシック体)】■本文(※明朝体)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(協会太郎:2020)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    【結果(※ゴシック体)】■本文(※明朝体)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    【考察(※ゴシック体)】■本文(※明朝体)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

抄録原稿採否の決定

  1. ご提出いただいた抄録原稿は、抄録原稿査読小委員会(5月上旬頃に開催予定)にて採否を決定し、お知らせいたします。その際、抄録原稿に倫理上不適切な用語・表現等が認められる場合や過度な重複記載、演題との不整合、表記方法が遵守されていない場合等、提出者に訂正等を求めることがあります。修正後の原稿の再提出の期日・詳細については、審査結果と併せてお知らせいたします。
  2. 発表に使用する映写資料(PowerPointファイルやスライド等)は、第60回全国大会・第24回学術集会運営委員会での内容確認及び動作確認が必要となりますので、事前提出をお願いする予定です。第60回全国大会・第24回学術集会の2~3週間前までに提出期限をお知らせいたします。
  3. 事前提出のない映写資料を当日使用することは一切認められません。ただし、発表に関連する印刷資料を配布希望の場合には、発表者自身の責任のもと、必要枚数を用意していただくことが可能です。詳細については、査読結果通知以降にお知らせいたします。

発表時間

口述発表

1)8月23日(土)、1演題22分程度(発表15分、質疑応答7分程度)を予定しています。
2)発表会場や発表順番その他必要な事項は、発表者にEメールまたは文書で連絡いたします。

ポスターセッション

1)8月22日(金)、23日(土)の2日間の展示を予定しています。
2)8月23日(土)、1ポスター15分(発表10分、質疑応答5分)を予定しています。
3)ポスター規格や展示場所その他必要な事項は、発表者にEメールまたは文書でご連絡いたします。

その他

  1. 分科会のテーマ設定及び発表者の割り振りは、抄録原稿査読小委員会が決定いたします。
  2. 査読によって採用が確定した後の抄録原稿における掲載内容の変更は、原則として、お受けできません。
  3. 所属機関名は所属する勤務先名称における法人名又は法人格、大学の学部以下は、抄録集等の紙面の都合上、削除させていただきますことをご了承ください。
  4. 第60回全国大会・第24回学術集会終了後、報告集(機関誌「精神保健福祉」)を作成しております。演題発表者には、報告集掲載用の原稿(1,800字以内)の提出も後ほどご依頼いたしますので、よろしくお願いいたします。

関係資料

演題申込から抄録原稿確定、発表までの流れが記載された進行スケジュール
 進行スケジュール概略

演題申込、入会等に関するお問い合わせ

公益社団法人日本精神保健福祉士協会 事務局

〒160-0015 東京都新宿区大京町23番地3 四谷オーキッドビル7階
(電 話)03-5366-3152 (FAX)03-5366-2993
(E-mail)office▲jamhsw.or.jp(▲を@へ変更して送信ください。)
(URL)https://www.jamhsw.or.jp/

募集演題のキーワード一覧

演題に関連するキーワードの番号を“2つ”選択し、演題申込の所定欄にご記入ください。
1. 児童福祉 2. 高齢者福祉 3. 障害者福祉 4. 地域福祉 5. 医療福祉
6. 司法福祉 7. 家族 8. 地域移行 9. 権利擁護 10. 雇用・就労
11. リハビリテーション 12. 制度政策 13. 専門職教育 14. 虐待 15. メンタルヘルス
16. 自殺対策・予防 17. アディクション 18. スクールソーシャルワーク 19. スーパービジョン 20. 災害支援
21. 産業保健 22. 居住支援 23. マイノリティ支援 24. 職能団体の取り組み 25. その他


第60回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会・第24回日本精神保健福祉士学会学術集会

開催趣旨及びテーマ

趣旨

2025年度の第60回全国大会・第24回学術集会(以下「福岡大会」という。)を、福岡県北九州市で開催する運びとなりました。福岡県で全国大会を開催するのは、1971年度の第7回全国大会、そして2001年度の第37回全国大会に続き、3回目の開催となります。今回開催にご協力をいただく一般社団法人福岡県精神保健福祉士協会は、1995年に数名の有志によって結成された日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会福岡県支部として発足しました。その後、精神保健福祉士法の施行などによりその名称を変更しながら、2011年に沖縄県とともに全国で初めてとなる一般社団法人として法人化をいたしました。2024年度現在では会員数は381名となり、福岡県をはじめ福岡市や北九州市の両政令指定都市などから委託事業を受任するなど、社会的に大きな役割を担う団体となり、この度2025年度の全国大会・学術集会をお引き受けいただくことになりました

また、本協会は、日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会として、1964年11月に発足し、翌年5月21日、22日に第1回全国大会を日本青年館(東京都新宿区)で開催しました。その後、2024年に設立60周年を迎え、2025年度の全国大会は第60回の「還暦」記念大会となります。

2001年度の第37回全国大会から約四半世紀を経て、われわれ精神保健福祉士を取り巻く環境は、大きく変化してきました。精神科医療のみにとどまらず、司法、教育、雇用・労働、自殺対策、地域保健、生活保護や生活困窮者支援、障害福祉分野、介護保険分野、児童福祉など、今や社会から求められる活躍のフィールドは多岐に渡る状況であります。他方、公認心理師国家資格の創設やこども家庭ソーシャルワーカーの認定資格、認定看護師制度や認定社会福祉士、介護支援専門員や相談支援専門員、そしてサービス管理責任者などと、われわれを取り巻く社会の資格制度も大きく変遷してきております。そして何よりも、2024年の「改正精神保健福祉士法」の施行により、われわれの支援対象者は精神疾患や障害のある方々だけではなく、「広くメンタルヘルス課題を抱える国民」ということが明記されました。本協会の英語表記も「Japanese Association of Psychiatric Social Worker(JAPSW)」から「Japanese Association of Mental Health Social Worker(JAMHSW)」へと変更されたことも周知の事実かと思います。

以上のことから、また2001年度の第37回全国大会テーマ「出会い、学び、成長するPSW~21世紀は福岡から始まる~」を踏まえた上で、今回の福岡大会テーマを「未来共創~ここから変わる、福岡から変える~」とし、キャッチフレーズを「再考、最高、さぁ行こう!」としました。

福岡大会は、精神保健福祉士としてわれわれは何をすべきか?どの方向へ進むべきか?与えられている役割や使命は何なのか?を『再考』し、兵庫大会において示された『ひらく』実践を推し進めつつ、新たに『未来を共に創る』という意識を、より良く『最高』の状況に導けるような『さぁ行こう』の機会にしたいと考えています。

さらには、これからの精神保健福祉士像を後進にしっかりと示せるよう、国家資格保持者としての希望を見出し、共有できるような、そして、全国各地の仲間に「参加して良かった」、運営委員会が「全国大会を福岡県北九州市で実施して良かった」と思えるような福岡大会を『ここから変わる、福岡から変える』という強い気持ちで創り上げたいと考えています。

テーマ

「未来共創~ここから変わる、福岡から変える~」

キャッチフレーズ

「再考、最高、さぁ行こう!」

2025/2/6現在