2008/05/07
第44回全国大会・第7回学会長/田園調布学園大学(神奈川県) 小田 敏雄
桜の花からつつじの花が咲き誇る季節になってまいりました。皆様には日々ご活躍のことと思います。
さて、いよいよあと1か月ほどで「第44回社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会」ならびに「第7回日本精神保健福祉学会」を神奈川県横浜市で開催いたします。神奈川は私たち精神保健福祉士が日々の実践のなかで重視し、専門性として培ってきた、当事者主体、そして自己決定の尊重を、先達が痛みを伴って確認してきた場所です。
現在、私たち精神保健福祉士を取り巻く状況は、障害者自立支援法や資格法の見直しなど厳しい側面がありながらも、活躍する分野、領域に大きな広がりを見せています。そこで神奈川大会運営委員会では、私たち精神保健福祉士の価値を再確認し、広がってきた実践や現在の課題を共に学び、刺激しあい、表現できればと考えました。そのため自主企画は8つのプログラムを組み、基調講演と特別講演を設けました。また分科会には多くの演題を応募いただき、土曜日1日という充分な時間を用意いたしました。
さて、学びあうだけではなく、多くの仲間との出会いの場である懇親会は、横浜港を見おろすお洒落なホテルで行います。「めくるめく夜を過ごしませんか?」ぜひご参加ください。また、会場となる神奈川県民ホールは目の前に横浜港や山下公園、裏手には中華街と横浜を満喫できる場所です。学びあう時だけではなく、思い切りリフレッシュできることと思います。神奈川大会運営委員会は大会準備作業のラストスパートに入っており、自主企画、大会当日の3日間を有意義で、豊かな時間を過ごしていただけるようがんばっております。
皆様と、港を見ながら語れる日を楽しみに、お待ちしております。