役員・顧問体制

2016年度及び2017年度役員体制
【任期】2016年6月17日から2018年度に開催される第6回定時総会の終結の時まで

役職 氏名 所属(支部) ※1、2 選出区分
代表理事
会長
柏木 一惠 浅香山病院(大阪府) 全国
業務執行理事
第1副会長
宮部 真弥子 谷野呉山病院 脳と心の総合健康センター(富山県) 全国
業務執行理事
第2副会長
田村 綾子 聖学院大学(埼玉県) 全国
業務執行理事
第3副会長
洗  成子 愛誠病院(東京都) 全国
業務執行理事
常任理事
大屋 未輝 おおや精神保健福祉士オフィス(新潟県) 関東・甲信越ブロック
業務執行理事
常任理事
尾形 多佳士 さっぽろ香雪病院(北海道) 全国
業務執行理事
常任理事
岡本 秀行 埼玉県川口保健所(埼玉県) 関東・甲信越ブロック
業務執行理事
常任理事
齊藤 晋治 健康科学大学(山梨県) 全国
業務執行理事
常任理事
水野 拓二 鷹岡病院(静岡県) 全国
業務執行理事
常任理事
渡辺 由美子 南八幡メンタルサポートセンター(千葉県) 全国
業務執行理事
常務理事
木太 直人 日本精神保健福祉士協会(東京都) 全国
理事 廣江  仁 あんず・あぷりこ/はばたき(鳥取県) 全国
理事 鈴木 浩子 とまっぷ(北海道) 北海道ブロック
理事 長谷川 治 青森市保健所(青森県) 東北ブロック
理事 伊藤 勝江 つくばライフサポートセンター(茨城県) 関東・甲信越ブロック
理事 栗原 活雄 陽和病院(東京都) 関東・甲信越ブロック
理事 井上 大輔 roots(神奈川県) 関東・甲信越ブロック
理事 中野 裕紀 サンライフたきの里(石川県) 東海・北陸ブロック
理事 鈴木  宏 めだか工房(愛知県) 東海・北陸ブロック
理事 知名 純子 まるいクリニック(京都府) 近畿ブロック
理事 中川 浩二 和歌山県福祉保健部 福祉保健政策局 障害福祉課(和歌山県) 近畿ブロック
理事 的場 律子 福永病院(山口県) 中国ブロック
理事 島内 美月 八幡浜医師会立双岩病院(愛媛県) 四国ブロック
理事 今村 浩司 西南女学院大学(福岡県) 九州・沖縄ブロック
理事 笹木 徳人 グループホームあらかき(沖縄県) 九州・沖縄ブロック
理事
(外部理事)
今福 章二 法務省保護局 学識等
理事 岩永  靖 九州ルーテル学院大学(熊本県) 学識等
理事 古屋 龍太 日本社会事業大学(東京都) 学識等
理事 松本 すみ子 東京国際大学(埼玉県) 学識等
財務担当監事
(外部監事)
梅林 邦彦 日本橋事務所・公認会計士
業務担当監事 西澤 利朗 −(東京都)
(理事29名、監事2名)

※1 所属の法人又は法人格は省略しています。
※2 2017年5月1日現在


役員(正・副会長、常務理事、常任理事、理事、監事)の紹介

  1. 所属(都道府県)
  2. 担当の部・委員会等
  3. 協会活動への抱負
  4. 構成員へのメッセージ
  5. 自己紹介

 柏木 一惠(代表理事・会長/全国選出)

  1. 浅香山病院(大阪府)
  2. 日本精神保健福祉士学会学会長、分野別プロジェクト「認知症」リーダー
  3. 社会は我々が想像する以上に厳しく生き辛い時代になりつつあります。この時代に呼応するかのように精神保健福祉士もまた大きな試練の時を迎えるのではないかと思います。協会として針路を過たないよう、情報収集と分析、意見具申や政策提言、多職種や異業種とのネットワークやソーシャルアクション、常に社会変革を意識した活動を志向していきたいと思います。個人的には次世代リーダーを育成し、今期こそ世代交代を図ることでしょう。
  4. 協会の役員をしていて思うことは、常任理事と理事、理事と一般構成員は階層構造になっていると認識されているのではないかということ。トップダウンでもボトムアップでもなく、構成員すべてが平場で考え、意見を表明し、行動につなげる意識をもつ組織体の一員として協会をまさに構成していただければと思います。そのために協会の動きに関心を持ち、様々な研修に参加し、さらに鍛えた自分を協会活動などに生かす機会を持っていただければと思います。
  5. PSW歴も40年を超えてしまいました。もう嘱託になったはずなのに認知症疾患医療センター、認知症初期集中支援チーム、特殊疾患療養病棟の退院支援、外来者のケースワークと院内業務もちっとも減らず、自立支援協議会など様々な地域のネットワークにも巻き込まれ、断れない性格が招く忙しさ。家族から見れば立派なワーカホリックのようです。

 宮部 真弥子(業務執行理事・第1副会長/全国選出)

  1. 谷野呉山病院 脳と心の総合健康センター(富山県)
  2. 担当副会長(組織部、「精神保健福祉士業務指針」委員会、業務調査委員会、東日本大震災復興支援委員会、クローバー運営委員会)、担当理事(クローバー運営委員会)
  3. 今期も、柏木会長を補佐して、「組織強化」担当の副会長をつとめさせていただくことになりました。協会がその使命を果たし、求心力と魅力のある活動を展開できるよう、組織の基盤を固めていくことが「組織強化」の目標です。そのために構成員の実践に基づく声を集約し協会活動に繋ぐ連携の強化が何よりも重要になると思います。
    また、協会活動を担っていただく次世代の人材の発掘・育成にも力を入れたいと思っています。
  4. 精神保健福祉士は、長期入院の方々の地域移行を推し進め、誰もが安心して暮らすことができる社会を実現し、当事者がその人らしく生活していくことを支援する福祉専門職です。また、「揺れ」「悩み」「葛藤」を仲間と分かち合い、常に自身の関わりを振りかえり、それを「明日」の糧とすることで、当事者と共に成長できる魅力ある職業だと思っています。
    そんな「明日」のために、ぜひ協会活動をフル活用してください。
  5. 現在は、所属法人の障害福祉サービス部門の相談支援事業所やグループホームの運営に携わっています。障害福祉サービスの貧困さに、「この制度は何かが間違っている」と落胆していますが、利用者と面接をするたびにその真摯な生き様に励まされ、また頑張ろうと思う毎日です。
    最近は、「身体によい食品」にはまっており、青汁とチアシードは欠かせません。「しなやかで良いかげん」な生き方が目標です。

 田村 綾子(業務執行理事・第2副会長/全国選出)

  1. 聖学院大学(埼玉県)
  2. 担当副会長(権利擁護部、診療報酬委員会、司法精神保健福祉委員会)、社会保障問題検討委員会担当部長、分野別プロジェクト「産業精神保健」リーダー、委員(認定スーパーバイザー養成委員会)
  3. 精神障害やメンタルヘルスの課題を抱える人と暮らしに寄り添うミクロの実践のなかで、日々、矛盾や理不尽を感じます。それを大きく確かな声に集積して発信し、社会を動かすマクロの展開につなげたい。これは、同一職種の集う全国団体であればこそできる活動です。副会長としての3期目は、PSW歴26年の実践を基盤に、他者や未来を信頼して生きられる社会の創造に向け、実態把握や課題分析、政策提言を担わせていただきます。
  4.  「この業界でY問題を知らないのは“モグリ”よ」「入会は義務」「会費が高い?お給料もらってるでしょ」と先輩たちにいわれて渋々入会した本協会で、私はPSWとして育てられ、精神保健福祉士の資格取得に至りました。構成員であることが、みなさまにとって何かしら有益であればと願っています。そして、その益は自ら動くことで手に入れられるのかもしれません。つながりを作りましょう。協会行事や研修でお会いしたらぜひ声をかけてください。
  5. バブル最盛期の大学時代、多くの企業に「社員のメンタルヘルス活動希望」と就活したものの、「そんな暗い話、しないで〜」と相手にされず。それならば、と実習で芽生えた思いをたどり、恩師と大学の先輩の紹介で精神科病院に就職しました。不思議なことに、精神保健福祉士の資格を取得した年から企業の健康管理センターで非常勤を始めて今に至ります。時代の移ろいを感じながら、ソーシャルワーカーであり続ける歩みを大事にしたいアラフィフです。

 洗 成子(業務執行理事・第3副会長/全国選出)

  1. 愛誠病院(東京都)
  2. 担当副会長(広報部)、担当部長(広報の在り方検討委員会、機関誌編集委員会)、委員長(広報の在り方検討委員会)、研修センター長、担当理事(認定スーパーバイザー養成委員会)、日本精神保健福祉士学会運営委員長
  3. 「未来を変えたければ何をすれば良いのか?」を志向する自分がいたから、今もこうして協会活動に携わっています。現場で奮闘する一人一人の精神保健福祉士が知恵を結集して自分たちの実践を検証し、「より良い社会への変革」を希求するための活力を得られる場として協会が機能し続けていけるよう、微力な自分を自覚しつつも、今期もがんばって汗をかいてみようと思います。
  4. 井上ひさしの言葉が好きです。『むつかしいことをやさしく。やさしいことをふかく。ふかいことをゆかいに。ゆかいなことをまじめに。まじめなことをだらしなく。だらしないことをまっすぐに。まっすぐなことをひかえめに。ひかえめなことをわくわくと。わくわくすることをさりげなく。さりげないことをはっきりと。』私も生きてみたいです。
    「人々が暮らす」ことへの愛着を感じながら社会福祉の実践者として身を立てていけたら素敵だと思いませんか。
  5. 「現役として仕事できるのはあと何年くらいだろう?」そんなことを考え始めるお年頃になっているのに、いつまで経っても自分の弱さや苦手なことに七転八倒しているような、これといって秀でた個性のない平々凡々な人物です。協会からは身に余りすぎる大役を仰せつかり正直に言うとビビってますが、年齢と共に鈍る頭をもう一度鍛え直す機会に恵まれたのだと、手始めに“ハッピー思考”が身に着くといいなと思っています。迷走して(パニクッて)いたら「しっかりしなよ」と皆さんどうぞ暖かく背中を押してください。

 大屋 未輝(業務執行理事・常任理事/関東・甲信越ブロック)

  1. おおや精神保健福祉士オフィス(新潟県)
  2. 担当部長(地域生活支援推進委員会)、担当理事(司法精神保健福祉委員会)
  3. 2012年度から2期4年間、新潟県支部の支部長を務めさせていただきました。各都道府県において、精神保健福祉士に共通した課題が多く存在していることはご承知のことと存じます。特に、精神保健福祉士でなくてはならないという認識が、多くの構成員の中に構築されていない現状について、残念に思っています。私が常任理事として出来ることは、既に様々な領域で活躍されている多くの構成員を結び、大きな力に変換するというお手伝いが主な職務であると考えおります。
    この2年間、本協会が他専門職団体に引けをとらないように、少しでも前進できるように尽力したいと思います。
  4. 私個人の協会運営のお手本は、欧米等に存在しているソーシャルワーカーの組織体制です。本協会には、これから明確なビジョンに向かった、精神保健福祉士を養成し、それを護り、発展させていける組織力が圧倒的に必要ではないかと思っています。勿論、日本と諸外国の実情は異なりますが、全ての精神保健福祉士が構成員となり、切磋琢磨できる機会であり、共に成長できる環境が本協会のあるべき姿であると考えています。
    ぜひ、多くの構成員の方、これから構成員になる方々と臨床と学術の双方において共有したいと思っています。
  5. 私は、新潟県の中でも佐渡ヶ島の出身です。海と山に囲まれた島は、自然の宝庫で、お米・お酒・海産物など、美味しいものを食べて、育ちました。その影響なのか、今では、「美味しい物(お店)」と「まずい物(お店)」を一瞬で見分けることが出来るアセスメント力が特技で実は周囲からも好評です。協会活動は、多くの方々と出会うことが出来る場でもあります。美味しい物を食べながら、多くの仲間たちと未来の精神保健福祉士について語りたいです。
    よろしくお願いいたします。

 尾形 多佳士(業務執行理事・常任理事/全国選出)

  1. さっぽろ香雪病院(北海道)
  2. 担当部長(精神医療・権利擁護委員会)、担当理事(診療報酬委員会)
  3. 初めて理事を務めさせていただきます。私のような若輩者が協会の重役を仰せつかるとは、これもまた時流の変化を反映しているのでしょうか。しかしながら、師父と仰ぐ谷中先生が協会を代表してあの「Y問題」と向き合っていたのが今の私と同じ年齢であることを知ると、今こうして私が協会の執行部に身を置くのは何かのご縁であると思うと同時に、何事も若さを言い訳にしてはいけないと自戒してしまいます。自身の圧倒的な能力不足を埋めるためにも、私は人一倍の熱意と努力を持って自分に与えられた使命を果たしていきたいと決意しています。
  4. PSWという職業は天職ですか?生まれ変わってもまたPSWになりたいと思いますか?この質問に「YES」と答えられるPSWはどれだけいるのでしょうか。私はそう答えられるPSWが現場に増えていくことを願って止みません。そのためには、社会を変える確かな力が必要となります。私は、PSWの苦心と努力の先にはすべての国民にとっての明るい未来が待っていると信じています。そのために、本協会はみなさんの英知と力を紡いでいく存在となれるよう尽力して参りますので、みなさんもぜひ協会活動に積極的に参画してください。
  5. 人生の半分を福島で、残りの半分を北海道で、近年になってちょっとだけ寄り道して3年ばかりを海外で過ごしてきました。好奇心と向上心こそが私の最大にして唯一の武器。それだけは褪せることなく永遠に持ち続けていたいと思っています。午年・かに座・O型、趣味は旅行です。いつか全国を、そして世界中を気ままに駆け巡りたいです。理事の職務については、やると決めたからには精一杯に頑張りますがその中に「楽しさ」も見出していきたいと思っています。

 岡本 秀行(業務執行理事・常任理事/関東・甲信越ブロック)

  1. 埼玉県川口保健所(埼玉県)
  2. 担当理事(研修企画運営委員会)
  3. 今期より常任理事として協会運営に携わらせて頂くことになりました。また、研修企画運営委員会を担当させて頂きます。精神保健福祉士としては中堅世代であると思いますが、ベテランの皆様の豊富な経験から学び、若手の皆様のエネルギッシュな勢いから刺激を受けながら、どの世代にも共通する価値や倫理を共通言語として、会員の皆様の出会いと学びをサポートさせて頂きたいと思います。
  4. ひとりでは解決できないことも、仲間が集い、知恵を出し合い、共に助け合うことで克服することができると思います。みんなが困っていることを「仕方ない」では終わらせず、「変革を求め、実現させる」ことは、ソーシャルワーカーにとって重要なことであると考えます。その為にも、協会活動と現場での実践の連動性を意識しながら、構成員の皆様と一緒に目の前のクライエントの社会的復権に向けて活動していきたいと思います。皆様の協会活動へのご参加とご意見をお待ちしております。
  5. 精神科病院での実習で、長期入院中の方や精神保健福祉士の先輩方との出会いがきっかけとなり精神科病院でキャリアをスタートさせました。その中で急性期、地域移行、デイケアなど様々な経験をさせて頂きました。その後、制度の狭間となり十分に支援が受けられない方の支援に携わりたいと考え、現職の市役所で働くことになりました。基本的に体育会系(野球をしていました)ですので、身体が丈夫なことが取り柄です。「七転び八起き」の精神で粘り強く物事に取り組んでいきたいと思います。

 齊藤 晋治(業務執行理事・常任理事/全国選出)

  1. 健康科学大学(山梨県)
  2. 担当理事(研修企画運営委員会、精神保健福祉士の資質向上検討委員会)
  3. 今回初めて理事となり、自分に何ができるだろう自問自答しています。やはり研修企画運営委員として8年間活動させていただいた経験をもとに考えて行くことだと思っています。社会からの役割期待や使命が広がっていく中で精神保健福祉士が共通言語として価値が語れるような協会運営に携わっていきたいと思います。
  4. 精神保健福祉士として、協会の活動を通して、全国に知り合いが増え、そのことが、今の自分を形成していると感じています。出会いの中で自分が認められる体験は自分自身を元気にしてくれます。お互いを認めつつ、時には意見をぶつけ合いながら成長を促していく。このように緊張感をもちつつ刺激し合う関係づくりをする精神保健福祉士の魅力を広げられたらと思っています。
  5. 広島で実践をスタートさせ、あっという間に26年が過ぎようとしています。そして、いつの間にか教員としての時間の方が長くなっていました。精神保健福祉士であり続けたいと思う根っこの部分は広島での実践なのだと思っています。高校時代の校訓であった「自主・自律」を近年よく思い出します。自主自律を自分で体現できるようになることを目標にしています。

 水野 拓二(業務執行理事・常任理事/全国選出)

  1. 鷹岡病院(静岡県)
  2. 担当部長(組織強化・災害支援体制整備委員会)、担当理事(業務調査委員会)
  3. 2期目の常任理事を務めさせていただくこととなりました。今期から組織部として組織強化・災害支援体制整備委員会の担当部長、今期新設された業務調査委員会の担当理事の任を仰せつかりました。中期ビジョン2020からも両委員会の活動は今後の本協会においての重要な役割を担うことになると考えます。業務調査内容の検討、実施、縦割りではなく横断的な組織運営、構成員数12,000人の達成を目指し協会活動に取り組んでいきたいと思います。
  4. 研修会や協会活動へ積極的に参加し、たくさんの仲間、知り合いを作ってください。協会活動への参画を通し、社会のニーズに応え、我々の長年の懸案である長期入院者の地域移行や地域生活支援の充実、本人主体の本人らしい生活の実現に向けたアクションを一緒に起こしましょう。
  5. PSW歴23年、四十半ばとなり、若い時、四十代はすごく大人のイメージがありましたが、いざなってみると「…」です。孔子曰く「四十にして惑わず」と言いたいところですが「迷い」すぎています。しかし、いろいろなことを経験し、たくさんの人に出会い、迷い、考え、助けられながらも前には進んでいると思います。「五十」まで少し時間がありますが「惑う」「迷う」ことが「天命」なのかも知れません。面倒がらずに少し先を見て邁進できればいいかと最近は考えています。

 渡辺 由美子(業務執行理事・常任理事/全国選出)

  1. 南八幡メンタルサポートセンター(千葉県)
  2. 担当理事(「精神保健福祉士業務指針」委員会、東日本大震災復興支援委員会)
  3. ブロック選出理事を2期、さらに業務執行理事として2期目となります。理事として、また一構成員として、今後の協会のあり方、資格のあり方を考えたいと思います。
  4. 協会が実施する研修等に是非ご参加ください。全国に知り合いができることで、視野が広がり、深まります。私も協会と構成員の皆様に育てていただきました。良い出会いを届けられるよう努めます。
  5. 辰年、かに座、血液型はA型です。福祉系の大学を出てから、小規模作業所、精神保健研究所のデイケア研究生、授産施設、市役所の窓口、地域活動支援センターなどで仕事をしてきました。
    猫二匹を溺愛しています。

 木太 直人(業務執行理事・常務理事/全国選出)

  1. 日本精神保健福祉士協会(東京都)
  2. -
  3. 人口減少社会に突入した今、世の中も本協会もさまざまな意味において岐路に立たされていると感じています。社会保障制度の変質を肌で感じるこの時代に、精神保健福祉士だからこそ、ソーシャルワーカーだからこそできることを発信していく2年間にしていきたいと思います。
  4. 今年度から代議員制が敷かれることとなり、総会の風景も随分と変わりました。でも代議員制に変わったからといって、皆さんが構成員であることに変わりはありません。現場の声をどうぞ協会に届け続けてください。
  5. 1999年、任意団体当時の本協会が日本精神保健福祉士協会に名称変更した年に、初めて常任理事となりました。大先輩に囲まれた理事会で何の議論をしているのか、理解できるまでにずいぶん時間がかかったことをよく覚えています。あれから17年。当時は役員の中で若手であった私もいつの間にか大古株になってしまいました。次世代にバトンを着実に渡せるように少しずつでも準備していきたいと思います。

 廣江 仁(理事/全国選出)

  1. あんず・あぷりこ/はばたき(鳥取県)
  2. 分野別プロジェクト「就労支援」リーダー 、委員(組織強化・災害支援体制整備委員会、認定スーパーバイザー養成委員会)
  3. 中期ビジョン2020“3つの柱”で掲げられた「変える(政策提言)、鍛える(人材育成)、固める(組織強化)」のうち、この度、「変える」の一端を担うことになりました。精神保健福祉士として精神障害者の就労支援にかかわる際の視点を整理し、現状の課題と対策を検討し、提言をまとめていくことを目標としています。
    また「固める」の中心的役割を担う、組織強化・災害支援体制整備委員会の一員として、全国組織としてのあるべき姿に近づけることと、災害支援体制整備をさらに推進し、災害時に公益法人として、より適切かつより有効な活動が行えるよう尽力していく所存です。
    理事は連続3期までで新たな人材と交代することが望ましいと考えています。今期は3期目に当たりますので、与えられた役割を過去の経験を活かし、全うしたいと考えています。
  4. 障害者総合支援法における障害福祉サービス事業報酬体系は、本来実践すべき支援内容と施設運営上求められる支援内容との間に葛藤をもたらしています。違和感を感じつつ業務にあたる構成員も多くいるのではないでしょうか。法律を変えるのは大変なことですが、少しでも本来あるべき支援が支障なく行えるために何が必要がを検討していきます。
     そして、構成員の皆様からも様々なご意見をいただきながら、協会として制度やしくみの改善点や新たな施策を国に提言できるようまとめていきたいと思っています。是非、ご意見をお寄せいただきますよう、お願いいたします。
  5. 機関誌「精神保健福祉」通巻102号の巻頭言で、私自身のことを『…四十にして惑い続け(・・・・)、五十にして天明をまだ知らず(・・・・・)…』と書かせていただきました。今年度から、直接支援の現場から、施設運営、法人経営の立場に大きくウェートが移り、ソーシャルアクションを意識した活動が増えました。現役で活動できる残された時間も、先が見えてきたように思います。就労支援、災害支援が、自分に与えられたライフワークのように実践してきましたが、最近は、SSWとして高校に伺ったり、医療観察法関連の会議にも参加する機会ができたりと、今まで足を踏み入れなかった領域に携わることも増え、自分にどれだけのポテンシャルが残されているのか不安になりつつ、動いています。
    天明はまだ掴めませんが、自分のできることをし、伝えることを伝え、ある程度先を見据えて物事を考えることは心がけていきたいと思います。

 鈴木 浩子(理事/北海道ブロック)

  1. とまっぷ(北海道)
  2. 分野別プロジェクト「介護保険」チーム員
  3. 北海道ブロック選出理事として4期目となりました。3期6年間、その役割を十分果たしてきたかと問われると力不足は否めませんが、今までの経験を無駄にすることなく、ブロック理事として北海道支部の組織強化と本部との連携強化、さらには協会活動に微力ながらもより一層尽力したいと思います。
  4. 私が所属している法人の理念は、「病む人と出会い 病む人を支え 病む人に学ぶ」です。時折、心の中で復唱してみます。そして、出会った方々をしっかり支えることができているだろうか、そこからしっかりと学べているだろうか、そしてそれらを次に生かせているだろうかと問い直してみます。悔恨と反省が連なるばかりですが、得たものも数多くあることに気付きます。悩み揺れながらも、これらを糧に日々頑張っていきたものです。
  5. 長い間、精神科病院で仕事をしてきましたが、2014年から相談支援専門員として計画相談に携わり3年目を迎えました。地域での仕事を始めて、病院業務ではあまり関わることがなかった方々とも連携する機会が一段と増え、改めて連携の重要性と難しさ、面白さを感じています。私のPSW人生も残すところあと数年(の予定)。カウントダウンまでもう一踏ん張り、年齢と比例して体力と気力の衰えを自覚しつつ、自らを鼓舞する日々を送っています。

 長谷川 治(理事/東北ブロック)

  1. 青森市保健所(青森県)
  2. 委員(精神保健福祉士の資質向上検討委員会)
  3. 「同じ精神保健福祉士でも、どうしてこんなに違うの?皆、専門的な勉強とトレーニングを積んだから国家試験に合格したのではないの?」と、かつての上司に言われ、言葉に詰まりました。今、精神保健福祉士は専門職としての信頼性と妥当性が問われているのかもしれません。職域が広がり、職場で少しはモノが言いやすくなっても、社会全体での認知はさほど進んでいないのでしょうか?一人一人の精神保健福祉士が自身の専門職としての仕事を説明できるよう、社会からより信頼される協会活動をしていきたいと思っています。
  4. 東日本大震災以降、私は車の給油メーターが半分になると、ガソリンスタンドに行くようになりました。守るべきものが守れないかもしれないという、あのときの無力感を二度と味わいたくないからです。日頃から自覚してやれることをやっておかないと、いざというときに動けないことは、PSW実践では何度も経験したはずなのに、私生活では生かせていませんでした。普段から自身がいかにPSWであり続けるかが、節目節目にPSWとして一歩前に踏み出せるかどうかの分かれ目になると考えています。
  5. 現実逃避したくなったときは、ストレスフリーの友達と時間を忘れてUFOキャッチャーをハシゴします。前回は、思うままに高速に乗り、県外まで行ってしまいました。午前中に出発したのに、気がつけば深夜。自分で年甲斐もないと思いつつ、「誰にも迷惑をかけていない」と開き直っています。年をとって手足が震えるような体になっても、UFOキャッチャーをするときはビシッと決められるように、健康には気をつけたいと思います。

 伊藤 勝江(理事/関東・甲信越ブロック)

  1. つくばライフサポートセンター(茨城県)
  2. 委員(組織強化・災害支援体制整備委員会)
  3. 理事となり初めて通常理事会に出席させて頂き、協会としての活動の幅の広さを改めて実感しました。理事となった以上は、しっかりと様々な課題に向き合い、意見を出していきたいと思います。また、組織強化・災害支援体制整備委員会の一員として、組織強化に向けた課題分析を始め、専門職団体として魅力ある組織づくりを目指すと共に災害対策体制整備においても昨年の常総市の水害支援での気付き等を生かし、協会が打ち出している目標達成に向けて尽力していく所存です。
  4. それぞれの地域で、たくさんの課題を抱えながら日々活動されていることと思います。地域によって課題は様々かと思いますが、そういった課題を発信していただき、皆様と共に考え、よりよい支援活動に繋げていければと考えます。また、支部においても専門職としての資質向上は重要であると考え、実践に生かせる様々な研修や活動を行っていますので、是非、ご参加いただければと思います。ブロック代表理事として精一杯努めさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。
  5. 9年間の精神科病院勤務を経て、現在勤務している社会福祉法人にて、統括施設長という立場と、相談支援事業所にて、計画相談に係る業務や市からの委託を受けて認定調査員としての業務も行っております。毎日、時間があっという間に過ぎている現状です。そんな状況もあり、好きな釣り(主に沖や磯)にも10年近く行けていません。今はもっぱら、コーヒーを飲みながら(お酒が飲めません…)サスペンス系の2時間ドラマを観賞する日々です。

 栗原 活雄(理事/関東・甲信越ブロック)

  1. 陽和病院(東京都)
  2. 委員(「精神保健福祉士業務指針」委員会、精神保健福祉士の資質向上検討委員会)
  3. 2014年度よりブロック選出理事として、業務指針員委員会や、精神保健福福祉士の認証のあり方検討委員会(今年度は資質向上検討委員会)などに参加し、貴重な経験をさせていただきました。昨今精神保健福祉士の活動領域は広がってきており、社会的な要請に応えていくためには、基本的な精神保健福祉士の業務について共通基盤を築くことや、技能を積み上げていくキャリア形成の支援が重要だと改めて気付かされました。引き続き本協会の委員会への参画やブロック会議、理事会などを通じて、会員の利益と協会の発展につながるよう、微力ながら力を尽くしていきたいと思います。
  4. 身近な実践現場の中で、また職域や組織、地域の中で、ますますソーシャルワークの有用性や「質」が問われてきています。一人でも多くの方が、都道府県支部や協会本部の活動に参画して、共に研鑽し、協会の発展にもつながることを期待しています。これまで知り合った人との絆を温めつつ、新たな出会いも楽しみにしています。
  5. 趣味は、スポーツ(テニス)や音楽(歌謡曲 弾き語り)です。
    テニスはスクールが中心となり、思うように体は動かなくなりましたが、体を動かして人と交わり、さわやかな風にあたるのは最高ですね。音楽は歌謡曲やフォークソングの弾き語りが趣味です。どちらも楽しみのレベルですが、公私で人と交わり、楽しみ、自分自身を取り戻すアイテムにもなっています。

 井上 大輔(理事/関東・甲信越ブロック)

  1. roots(神奈川県)
  2. 委員(地域生活支援推進委員会)
  3. 私自身、クライエントやソーシャルワーカーの仲間と「出会い」、「経験」、「共有」する場を持ち、活動できたことで、今もソーシャルワーカーであり続けられると思っています。
    個人でも、地域でもそのような場が少なくなっていると感じています。
    日々奮闘している仲間が、少しでも多くそのような場を体験し、理念や希望・意思を持ち続け、「成長し」、「団結し」、「元気に活動」できるよう、微力ながら尽力できれば幸いです。
  4. 禅の世界における「時熟」という言葉。この言葉の通り、世の中にはそれが一番いいタイミングで熟してくる「時」があるそうです。時の流れに身を任せることの大切さを感じつつ、昔先輩から頂いた「自発的行動により価値が生まれる」という言葉を実践するためにも、表に出ることは得意ではないけれど、縁の下の力持ちだけでなく、「時熟」を待つ間の今、縁の下から出てみようと思います。皆様も是非出てきてみませんか?
  5. 実習先の精神科病院で見た、先輩方のソーシャルワーカーとして存在する姿に「かっこいい。こういう生き方がしたい」と思い、その精神科病院でソーシャルワーカーとなり活動してきました。その中で出会った仲間と共に法人を立ち上げ、地域に飛び出し、相談支援事業所と地域活動支援センターで勤務しています。仕事においては、意思を持ち、自ら行動することをモットーとし、気は優しくて、力持ちの自分でいたいと思っていますが、自分のこととなると意志が弱く・・・目下「ダイエットします」を口癖に、少しずつ体重を増やし続けている日々です。

 中野 裕紀(理事/東海・北陸ブロック)

  1. サンライフたきの里(石川県)
  2. 分野別プロジェクト「介護保険」リーダー
  3. 分野別プロジェクト「介護保険」の担当となりました。支部組織の運営に携わった経験を踏まえ、これまで多くの先輩方が築いてきたものを大切にしながら、当事者性に基づく新たな実践課題にチャレンジしつつ協会活動に取り組んでいきたいと思います。力量不足は自覚していますので、構成員の皆さんの声を大切にしながら自分の役割が果たせるよう努力したいと思います。
  4. 一人ひとりの構成員の所属意識が高まるよう、実践部分における連携強化や課題の共有が必要であると考えています。「構成員の皆さんとともに」という姿勢を大切にし、皆さんとのつながりが深まるように身近な存在としていろいろなご意見を聞かせていただければと思います。頼りない存在だとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
  5. 自分では「人見知り」で「控えめ」な性格だと思っています。職員には自己覚知が足りないと言われますが、親しい人には理解されています。何事にもユーモアが大切だと思っていて、お笑いが大好きです。仕事においては激しさも持ち合わせており、時には攻撃的な印象を持たれますが情熱をもって取り組んでいると理解してもらえると嬉しいです。

 鈴木 宏(理事/東海・北陸ブロック)

  1. めだか工房(愛知県)
  2. 委員(組織強化・災害支援体制整備委員会)
  3. 東海・北陸ブロック選出理事として2期目になります。前期は組織強化委員会の皆様とともに「支部活動ハンドブック」の作成と「組織強化に関する都道府県支部・都道府県協会アンケート」の集計、分析を手掛け、時々固まってしまい迷惑をかけた時期もありましたが、ようやく皆様の力で報告書として完成することができました。今期は同じく組織強化・災害支援体制整備委員会に参画させていただき、協会の組織強化の手掛かりを探していけるよう新たなチームの一員として努力したいと思っています。
  4. 47都道府県の支部、県協会のアンケートを読み込む分だけ、組織運営されている都道府県協会、支部の役員の皆様は大変なご苦労をされ、自分のソーシャルワーク業務と並行して支部活動、協会活動に尽力されていることがわかりました。ぜひ『知っておきたい!支部活動ハンドブック』、『組織強化に関するアンケート調査報告書』をご一読いただき、ブロック会議や支部長会議での情報共有や隣接県同士の連携の一助にしていただければと願っています。
  5. 長年勤めた医療機関からNPO法人に転職して1年半が過ぎようとしています。めまぐるしく変わる日々の中で四苦八苦しながら管理業務をこなしている毎日です。それでも可能なところで鈴鹿や八ヶ岳、北アルプスなどの山行計画を立てて、休まずに働いているスタッフの目を気にしながら、山登りと温泉を楽しんでいます。

 知名 純子(理事/近畿ブロック)

  1. まるいクリニック(京都府)
  2. 委員(研修企画運営委員会)
  3. 理事3期目となりました。この間、組織強化委員を2期務め、協会50年史の編集委員に参加させて頂き、毎年ドキドキの全国大会の分科会座長の役を務めさせていただきました。力及ばずで、ご迷惑お掛けしてばかりですが、気が付けば全国の仲間と顔がつながっていて、多くの方の活動とご尽力によって協会が支えられていることを実感しています。今後も私が協会に出来ることを考えつつ、協会が果たすべき役割についても考え、支部やブロックのみなさんの声を元に一生懸命取り組んでいきたいと思います。
  4. 研修を受講して研鑽を積むことや、最新の情報に触れることは大切なことですが、それ以上に精神保健福祉士として問題意識を持ち寄り、仲間と課題について話し合ったり、社会に発信する力の重さを、協会活動を通じて実感しています。私たちの協会を更に育てていけるよう、どうぞご協力をお願いします。今年度から研修企画運営委員に属しています。研修の機会を通じて、みなさまにお会いできる日を楽しみにしていますし、「協会の一員で良かった」と少しでも思っていただける協会になるよう微力ですが貢献したいと思っています。
  5. 病院、精神保健福祉センターを経て、現在精神科の多機能型診療所診療所に勤務しています。これまで一人職場ばかりでしたが、現在は10人のPSW仲間と一緒に働いており、人の良さと仲の良さに支えられています。

 中川 浩二(理事/近畿ブロック)

  1. 和歌山県福祉保健部 福祉保健政策局 障害福祉課(和歌山県)
  2. 委員長(組織強化・災害支援体制整備委員会)、委員(業務調査委員会)
  3. 協会の役員をさせていただき、5期目となりました。この2年の間に精神保健福祉法の改正が見込まれています。この法律がほんとうの意味での精神障害者のための法律、精神障害者の人権が守られるための法律になるように微力ながら取り組んで参りたいと思います。
  4. この間いろいろな役割を経験させていただき、いろいろな人との出会いがありました。これまで培ってきたことを糧に今期は、組織強化・災害支援体制整備委員長を担当させていただきます。組織率の向上や本部と都道府県支部の情報共有・意見集約など本部と支部がみなさまにとってこれまで以上に近く感じていただけるようにも尽力して参りますので、構成員各位のご理解とご協力をお願いします。
  5. 精神障害者に関わる仕事を始め28年目となりました。人生の半分以上が精神障害者との関わりです。これまでも施設や医療機関、保健所等といろいろなことを経験させて頂き、人とのつながりに感謝しています。8年務めた県庁を離れ、今年度から古巣の精神保健福祉センター勤務となりました。さらに県協会長もさせていただくこととなり、新しいことをめんどうくさがらず、またみんなに支えていただき、今後とも邁進していきたいと思っています。

 的場 律子(理事/中国ブロック)

  1. 福永病院(山口県)
  2. 委員(社会保障問題検討委員会)
  3. 昨年、山口で全国大会を開催させていただき、精神保健福祉士同士のつながりの大切さ、温かさを身にしみて感じたと同時に、それは精神保健福祉士としての日常業務を行う上でとても大きな力となるものだと実感しました。このつながりが広がることが、私たち精神保健福祉士の質の向上にもつながるのではないか、理事としてそのきっかけ作りのお手伝いができればと思っております。
  4. 前期よりブロック選出理事をさせていただいております。前期は理事になった途端に全国大会を引き受けることとなり、正直大変でしたが、個人としても大切な学びと成果を得ることができました。正直、理事になるまでなかなか全国大会には参加できていませんでしたが、そこには悩みや不安を相談でき、また意識を高め合うことのできる仲間が全国各地からたくさん集まっています。みなさんも是非、全国大会に、そして協会活動に参加してみてください。
  5. 大学卒業後、精神科病院、精神科クリニックに勤務した後、過疎化の先進地である生まれ故郷に戻り、現在の職場である精神科病院にて働くようになりました。最近では相談内容も多岐にわたり、悩みや苦悩も増えていますが、院内は勿論、地域の方々の協力を仰ぎながら、日々奮闘しています。

 島内 美月(理事/四国ブロック)

  1. 八幡浜医師会立双岩病院(愛媛県)
  2. 委員(研修企画運営委員会)
  3. この度、四国ブロックより理事に選出して頂きました。委員会は、研修企画運営委員会で委員をさせて頂いております。現在、精神保健福祉士の活動する領域も広がり、権利擁護、政策提言や人材育成、精神保健福祉士の質の維持・向上など様々な課題が集積しています。私自身の力は微力です。四国の皆様のお力をお借りし、「つなぐ」役割を自覚し、県協会・支部・ブロック・全国の連動・連携を大切に活動していきたいと思っております。
  4. 倫理綱領の中で私たち精神保健福祉士は、「…クライエントの社会的復権・権利擁護と福祉のための専門的・社会的活動を行う専門職として〜」と謳われています。私は私たちの組織が、一人では難しいことでも、身近な困難なことを諦めず、繋がりながら、広がりながら、大きな力に変えていける、力を合わせることが出来る組織でありたいと思っています。そんな組織の一員として、共通の目的(社会的復権)を実現するために、一緒に頑張っていけたらと思っています。
  5. 社会人1年目は、今の勤め先でした。それ以来、24年間変わらず、精神科病院に勤務しています。毎日毎日、このまま続けていけるのかと自問自答しながら、気がつけば、「いつまで病院にいるのか」と言われながら、一つのところでずっと仕事を続けきたことになります。人を覚えるのが苦手で、人付き合いが苦手で、困ることも多くあります。そんな私ですが、「目の前のこと、自分の役割に真摯に向き合う」ということは懸命に取り組んでいきたいと思っています。

 今村 浩司(理事/九州・沖縄ブロック)

  1. 西南女学院大学(福岡県)
  2. 委員(診療報酬委員会、クローバー運営委員会)
  3. 2000年に理事に就任して、16年が経ちました。この間、協会活動で何をやってきたのか、はたまた、何をやろうとしてきたのか・・・・・。九州沖縄ブロックの精神保健福祉の発展の為・・・・・・・。診療報酬、成年後見・・・・・。いろいろな意味で沢山の課題は山積しておりますが、今期も確実にかつ誠実に、さらには丁寧に対応させて頂きたいと思っております。
  4. 九州・沖縄ブロックでは、たくさんの方々のご協力により、各県合同研修会を毎年一回開催という定例化を実現することができました。これからも継続していきたいと思います。また精神保健福祉士の活動のフィールドもかなり広がってきておりますので、さらなる配置促進と適正なる評価を、専門職団体として求めていきたいと思っております。こちらも一歩一歩確実に進んでいければと思います。
  5. 大学教員ですが、臨床出身で、現在も週一日は前勤務先の病院の顧問をさせて頂いています。また、刑務所出所者支援や成年後見活動も行いながら実践を続けています。最近は、独立型福祉士事務所に興味があります。元来とってもアバウトな男です。でも一生懸命に動こうと努力しているつもりです。今期も、体の続く限り、確実、誠実、丁寧に尽力したいと思います。

 笹木 徳人(理事/九州・沖縄ブロック)

  1. グループホームあらかき(沖縄県)
  2. 委員(クローバー運営委員会)
  3. 今回で2期目となりますが、1期目は先ず雰囲気に慣れる事で精一杯の2年間でしたが、会議や委員会に参加するにつれ、自分は何が出来るのか、何をする必要があるかが徐々にではありますが、見えてきた様な気がします。
    今回、クローバー委員会に所属することとなり、構成員による成年後見受任時の不安や悩み等を一緒に考え、被後見人等が安心して生活する事に繋がるお手伝いが出来ればと考えております。
    また、緒先輩方が担ってきた協会を今後、後輩へどの様に引き継ぐことが出来るのか、自分なりに考え行動して行きたいと思います。
  4. 今後様々な場所でお会いする機会があるかもしれません。その時は九州・沖縄ブロック理事としてだけではなく、皆さまのご意見を出来る限り聞かせて頂き、皆さまが参加しやすい協会活動に反映する事が出来ればと考えておりますので、遠慮なく声を掛けていただければ幸いです。
  5. 現在の職場は20年目を迎え、思えばあっという間に過ぎてしまったような気がします。
    個人的には今年の3月に遂に結婚し、9月には披露宴を予定しております。これからは自分の為だけではなく、家族の為にも頑張らないといけないなぁと考える毎日です。
    年齢が年齢なだけに、子育てに対する不安もありますが、自分が出来る範囲で仕事・子育て・協会活動が出来ればと思います。
    今後も皆さまのご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

 今福 章二(理事・外部理事/学識等/非構成員)

  1. 法務省保護局
  2. 助言者(司法精神保健福祉委員会)
  3. 非構成員であり、部外者の立場から理事を仰せつかり2期目となりました。1期目の経験を通しても、精神保健福祉士に対する社会からの期待はますます大きくなっており、今後、精神保健福祉士としての活躍の場は飛躍的に拡大されてしかるべしと実感しています。まだまだわからないことばかりですが、協会活動に微力ながら貢献してまいりたいと考えております。
  4. 精神障害者の人知れぬ悩みに寄り添い、足元の暗闇を優しく照らす灯火たらんと、日々葛藤しながら生き、そして活動しておられる精神保健福祉士の皆様方から、いろいろ学ばせていただければ幸いです。
  5. 行政の立場から、心神喪失者等医療観察制度の導入・実施に関わったほか、犯罪者や非行少年の再犯を防止しその立ち直りを援助する更生保護の分野で長らく仕事をしてまいりました。最近は、刑の一部執行猶予制度が始まり、覚せい剤等薬物依存からの立ち直り支援の充実が焦眉の課題となっています。また、犯罪をした高齢者や障がい者が地域で排除されることなく必要な福祉サービス・就労・居場所等を得ることのできる体制を充実させることも大きな課題です。加えてメンタルヘルスに係るニーズは、成人・少年に関わらず多くの保護観察対象者が持っています。いずれの面でも、精神保健福祉士の活動と協働すべき場面が増えているものと実感しています。

 岩永 靖(理事/学識等)

  1. 九州ルーテル学院大学(熊本県)
  2. 分野別プロジェクト「子ども・スクールソーシャルワーク」リーダー
  3. 今回、初めて学識等理事という大役を引き受けることになり、分野別プロジェクト「子ども・スクールソーシャルワーク」を担当させていただくことになりました。精神保健福祉の課題の一つとしての子どもの問題を考え、現状や課題の整理の中から、今後の子ども分野のソーシャルワークの発展につながるよう努めてまいりたいと思います。
  4. 精神保健福祉士の活動領域も広がっていっていますが、原点は同じのように感じます。それを確認できるのが協会活動だと思います。「精神保健福祉士のあるべき姿」を確認し合い、深め合い、つながり合う場として、ぜひ協会活動にご参加ください。
  5. 精神科病院で10年ほどPSWとして勤務後、養成の立場になり早いもので14年目になります。その間、スクールソーシャルワーカーとして、現場にかかわる機会も得ました。歳を重ね、今は温泉に行くのが楽しみです。セルフケアを心がけながら頑張っていきたいと思います。

 古屋 龍太(理事/学識等)

  1. 日本社会事業大学(東京都)
  2. 助言者(広報の在り方検討委員会、「精神保健福祉士業務指針」委員会)
  3. 学識等理事を拝命し3期目になる。まもなく60歳を迎えることもあり、今期限りと考えている。協会の執行体制が新陳代謝しているのは喜ばしいが、PSWの存在意義や価値をめぐって新旧の世代間葛藤が顕著になっており、原点回帰を訴える声もある。自身の位置は、協会を創り国家資格化を成し遂げた世代と、国家資格化後にPSWとなった中堅・若手世代に橋渡しをしていくことだろうか。次に繋げるバトンの中身をしっかり吟味していきたい。
  4. PSWに対する役割期待や職域の拡大と裏腹に、PSWの劣化と価値が問われている。時流に流され与えられた業務をこなすだけになっていないか、当事者と向き合うミクロな支援現場から検証し、メゾレベルの機構改革・支援環境開発から、マクロな制度変革・政策提起に向けたソーシャルアクションを果たしていくことが必要と考えている。改めてPSWのミッションと協会のポジションを考え、それぞれの場の静かな戦いを、臆せず言葉にして発信していくことを期待する。
  5. 1982年より国立精神・神経センター病院でPSWとして勤務しながら、保健所・精神保健福祉センターで相談員を兼務。2008年より日本社会事業大学大学院福祉マネジメント研究科(専門職大学院)准教授、2015年より教授。単著に『精神科病院脱施設化論』、『精神障害者の地域移行支援』、編著に『Q&Aでわかるこころの病の疑問100』、『新・精神科デイケアQ&A』、共著に『ソーシャルワーク・スーパービジョン論』(中央法規)など。ブログ「PSW研究室」配信中。

 松本 すみ子(理事/学識等)

  1. 東京国際大学(埼玉県)
  2. 委員長(精神保健福祉士の資質向上検討委員会、「精神保健福祉士業務指針」委員会)
  3. みなさま既にご存知のとおり、精神保健福祉士法が改正され、新たに「資質向上の責務」が追加となりました。条文だけを読むと、精神保健福祉士が各自で資質向上に努めなければならないような印象を受けますが、併せて、学び続けることのできる環境づくり(仕組みや内容の整備)が不可欠です。そして、そこに職能団体の担う役割があると考えております。理事及び「精神保健福祉士の資質向上のあり方検討委員会」の委員長として、今期は生涯研修の仕組みづくりの検討に丁寧に取り組んでいきたいと思っております。
  4. 「相談援助技術を向上させたい」「特定分野において、専門性の高い実践者になりたい」「ソーシャルワーク全般に対する知識や技術を高め、多様な福祉課題に対応したい」「実践研究をとおして、自分の実践を整理したい」「管理者に必要な知識や技術を学びたい」「講師やファシリテータ−の力量をつけたい」等々、精神保健福祉士としての自分なりの、そして自分らしい夢を日々追いかけていきたいですね。
  5. 精神科病院でのPSWを経て現職に就き、早いもので17年目に入りました。年数ばかりが積み重なりましたが、「精神保健福祉士の魅力を学生たちに丁寧に伝えられているのだろうか?」と自身に問う日々は、なんら変わらず今も続いています。そして、この間、たくさんの教え子たちが社会福祉士や精神保健福祉士として実践現場に羽ばたいていきました。定年退職後に、全国の教え子たちを訪ね歩くのが夢です。教え子たちはイヤでしょうが、私は楽しみです。とはいえ、現職場の定年は70歳。元気に行脚できるよう、ジム通いにいそしんでいます。

 梅林 邦彦(財務担当監事・外部監事理事会選出/非構成員)

  1. 日本橋事務所・公認会計士
  2. -
  3. 監事の職務であります会計監査及び業務監査を通じて本協会の活動に微力ではありますが、貢献する所存であります。
  4. 本協会を支えていただいている構成員の皆様とともに、日本の精神保健福祉の増進に寄与したいと思います。
  5. 私は、現在監査法人日本橋事務所の代表社員として、会社、学校等の監査に従事しております。また、知的障害者関係の社会福祉法人の監事でもあります。

 西澤 利朗(業務担当監事/理事会選出)

  1. - (東京都)
  2. -
  3. 精神保健福祉士を取り巻く状況は大きく変化しています。実践分野の広がりに伴い政策側の要請も大きく変化してきています。
    私たちの目標である精神障害者の福祉を目ざす目的から、広く国民の精神保健へと大きく変化してきているように思えます。
    協会の本来の目標を見失うことなく、先人が作り上げてきたソーシャルワークの専門性に磨きをかけ、困難な状況に対して大胆に突き進んでいってほしいと考えています。
  4. 精神保健福祉現場での実践上の困難を協会に投げかけてほしい。
    困難な状況を、ワーカー単独の取り組みで変えることは難しく、そこに専門職能集団の力が必要となります。
    一人で実践しているのではありません。一人ひとりの後方に専門職能集団がいることを忘れないでください。一人の力は皆の力であり、皆の力が一人の力になるのですから。
  5. 大学卒業後、川崎市での精神障害者リハビリテーション、保健所、精神衛生相談センター等での精神衛生相談員として27年勤務し、その間PSW協会の混乱期−再生期を過ごし、国家資格化実現まで歩んできました。資格後、PSWを多く育てたいとの思いから、精神保健福祉士養成の教員に転職しました。
    この間加齢によるのでしょうか。短気で怒りっぽく、涙もろく感情的で、持久力が衰え、飽き易く、忘れっぽいなど、元来のダメな性格、性質が強くなり、我ながら呆れています。
    間もなく定年ですから、次期の監事は若い人に交代することを念頭において、今期も引き続き、続投いたしますのでよろしくお願いいたします。

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