公益社団法人日本精神保健福祉士協会の第6回定時総会(2018年6月17日開催)において、下記の提案趣旨により「公益社団法人日本精神保健福祉士協会倫理綱領」から「精神保健福祉士の倫理綱領」への名称変更の提案があり、決議されました。
また、「精神保健福祉士の倫理綱領」への名称変更後、当該倫理綱領は都道府県精神保健福祉士協会等での使用・利用・活用等をフリーとすることが附帯決議されています。
<公益社団法人日本精神保健福祉士協会第6回定時総会議案書より抜粋>
【第2号議案】「公益社団法人日本精神保健福祉士協会倫理綱領」の名称変更に関する件(第6回定時総会/2018年6月17日開催)
<提案趣旨>
「公益社団法人日本精神保健福祉士協会倫理綱領」は、本協会に入会する精神保健福祉士を対象(に限定)とした「倫理綱領」であるのか、すべての精神保健福祉士を対象とした「倫理綱領」として位置付けているのか、名称から受ける印象が曖昧である。また、本協会名を冠した「倫理綱領」であることから、都道府県精神保健福祉士協会等における位置付けが不明確である。
精神保健福祉士を正会員とした全国組織として唯一無二の団体であり、内閣府に認定された公益社団法人として、定款上に「精神保健福祉士の倫理及び資質の向上に関すること」を公益目的事業のひとつとして掲げていることなどを踏まえ、「精神保健福祉士の倫理綱領である」ことを標榜した名称にすることが必要であるとの認識から、2018年度第1回臨時理事会における決議(書面等表決/2018年4月20日)を経て、名称変更を提案するものである。
本協会の第8回定時総会(2020年6月21日開催)において、「ソーシャルワーカーの倫理綱領」について、下記のとおり提案があり、承認されました。
<第8回定時総会議案書より抜粋>
【第4号議案】「ソーシャルワーカーの倫理綱領」(日本ソーシャルワーカー連盟)の改訂に関する件
<提案趣旨>
日本ソーシャルワーカー連盟(以下「JFSW」という。)における「ソーシャルワーカーの倫理綱領」の改訂については、その作業経過を第7回定時総会(2019年6月23日)において報告したところである。その後、JFSW倫理綱領委員会はパブリックコメントに寄せられたJFSW会員4団体(本協会、特定非営利活動法人日本ソーシャルワーカー協会、公益社団法人日本社会福祉士会、公益社団法人日本医療社会福祉協会)の会員からの意見も踏まえつつ改訂作業を進め、本年6月2日のJFSW代表者会議において倫理綱領委員会から報告のあった改訂内容を承認した。
改訂された「ソーシャルワーカーの倫理綱領」については、JFSW会員4団体が組織的に承認する手続きを踏むことが確認されていることから、本定時総会に提案するものである。
なお、本改訂が承認された後も、本協会の構成員においては本協会が制定した「精神保健福祉士の倫理綱領」が優先されるものである。
<改訂の主なポイント>