＜2016/04/18＞
14日に発生し、いまだ余震の続く熊本地震には多くの皆様が深い関心をもって注視されていることと思います。殊に、ここ数年来うちつづく地震や水害等の自然災害で大きな打撃を蒙った地域の皆さまには、他人事では済まされないお気持ちでおられるのではないでしょうか。
東日本大震災により福島での大会が開催できなくなったとき、無理なお願いを熊本県支部にお引き受けいただいたことを今も忘れることができません。その熊本を襲った災害に大きな衝撃を受けるとともに、協会をあげて支援していく決意を新たにしております。
阪神・淡路大震災、中越地震、中越沖地震そして東日本大震災と、多くの犠牲と試練を体験する中で、私たち精神保健福祉士も災害支援に関する知見や技術を獲得してきました。今後、熊本で必要とされる支援にはその経験から得られたものが生きると信じています。
自らも被災されながら、支援に奮闘されている熊本の皆様にエールを送るとともに、その健康が守られますようにお祈りいたします。そして全国の仲間が皆様とともにあり、思いを一つにしていること、いつでも手を差し伸べる準備があることをお伝えしたいと思います。
本協会では、４月15日に対策本部を設置し、今後の動向を見据えつつ、まずは情報収集・共有・発信と義捐金窓口の開設を行います。
全構成員の皆さま、ご支援・ご協力を心からお願い申しあげます。
2016年熊本県熊本地方を震源とする地震災害対策本部 本部長 柏木 一惠
＜関連情報＞
○【重要】「2016年熊本県熊本地方を震源とする地震災害対策本部」の設置について（2016/04/15）
○2016年熊本県熊本地方を震源とする地震被災地支援に係る募金へのご協力のお願い（2016/04/15）