お知らせ

<2015/11/02>

【災害対策本部】茨城県支部・茨城県士会の対応について(第3報)〜平成27年度台風第18号等による大雨等被災地支援〜

 10月31日、茨城県支部長の小橋澄江さん(茨城県精神保健福祉士会会長)より、平成27年度台風第18号等による大雨等被災地支援に係る茨城県支部・茨城県士会としての取り組みに係るご連絡をいただきました。
 以下、その概要をご報告させていただきます。


<小橋支部長より>

1.9月24日以降の状況

○ 9月末に茨城県ソーシャルワーカー協会より、茨城県社会福祉士会、当会の3団体により、避難所での支援活動を行えないかとの打診があった。

○ すでに茨城県ソーシャルワーカー協会では災害発生時よりリハビリ団体によるJRATと活動を共にされてきた中で、9月末の解散後、未だ残る避難者への支援の必要性を感じ、常総市との協議のうえ、避難所となっている石下総合体育館、あすなろの里に相談窓口を設置し、支援活動を行うことになっているとのこと。

○ 避難者の中には要援護者が多数おり、その中でも認知症、他精神疾患を有する方もいらっしゃる状況。特にあすなろの里は元々保養所であり設備も整っているため、居心地が良くなっていることが、今後の退所への長期化を招くとの懸念も一方であると聞いている。

○ 現況、茨城県ソーシャルワーカー協会の自宅会員2人が10月末より常勤で入っているが、一日3人体制で2ヶ所の避難所をフォローするため人手が確保できない状況もあり、声かけいただいた。

○ 当会災害委員会にて協議のうえ、10月中旬に石下避難所にて茨城県ソーシャルワーカー協会との打ち合わせを行い、昨日(10月30日)より当会ボランティア登録会員より派遣開始した。

2.今後について

○ 課題として、他団体との連携や、支援活動の方向性、ケースに対してどこまで介入していくのか等々あり、3団体で共有する必要があることから、近日中に話し合いをもつ予定である。

○ 今回の避難所での支援活動について、依頼元の茨城県ソーシャルワーカー協会では県内のワーカーで活動を行っていく方針のため、当会としても、茨城県支部・茨城県協会会員の中で活動を行っていくことと考えている。

○ 茨城県は10月30日、現地災害対策本部を解散すると発表し、県に設置している災害対策本部は継続とのことである。

○ 当会としても、現況の災害対策本部としての活動の終結について、明日(11月1日)予定している理事会で検討したいと考えている。

(文責:事務局)


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