<2015/10/06>
10月3日、栃木県支部長の稲見聡さん(栃木県精神保健福祉士会会長)より、平成27年度台風第18号等による大雨等被災地支援に係る栃木県支部・栃木県士会としての取り組みに係るご連絡をいただきました。
以下、その概要をご報告させていただきます。
<稲見支部長より>
1.シルバーウィーク(SW)以降の状況
○ 被害の大きかった栃木市、鹿沼市、日光市、小山市では、SW中、4,376人のボランティアが支援活動に参加した。9月12日からの延べ8,212人の約半数になる。
○ この4日間で瓦礫の撤去や泥出しなどへの対応はかなり進んだ。
○ 小山市では9月23日に活動拠点を閉鎖し、現在はボランティアを常総市へ派遣する活動を続けている。
○ しかし、10月2日現在、鹿沼市で約30件、栃木市で約25件の家屋に需要があり、今週末(3日から明日にかけて)、それぞれ鹿沼市で300人、栃木市で200人のボランティア派遣の依頼がある。
○ 9月29日までの栃木県のまとめでは、けが人が5人となり、151人が避難所8ヶ所での生活を続けている。
2.今後について
○ 被災者のニーズが孤独感や健康面の不安解消へと変わってくるので、支援体制の見直しが図られている。
○ 鹿沼市では、10月13日から「生活応援窓口」が開設され、引き続きのボランティア活動の調整と相談援助業務を通じて、関係機関や必要なサービス等につなげる支援活動が行われる予定。
◯ 現時点では栃木県士会には協力要請はないが、要請があればいつでも対応できるよう体制を維持しつつ、義援金の募金活動を続けている。
(文責:事務局)