<2015/09/25>
9月24日、茨城県支部長の小橋澄江さん(茨城県精神保健福祉士会会長)より、平成27年度台風第18号等による大雨等被災地支援に係る茨城県支部・茨城県士会としての取り組みに係るご連絡をいただきました。
以下、その概要をご報告させていただきます。
<小橋支部長より>
1.9月16日以降の状況
○ 9月16日に理事2人を常総市の情報確認のため派遣した。
○ 報告によると、浸水地区にある事業所については片付けは大方済んでいるが、家電や送迎車が浸水により使えなくなり、活動を再開するには時間がかかる状況にある。
○ 避難所へは常総市福祉課の精神保健福祉士や水海道厚生病院のスタッフが介入している。
○ 水海道厚生病院の相談科より、入院中や避難所へ避難している単身の患者の自宅の片付けができるボランティアを募りたいとの要望があった。
○ こころのケアチームについては筑波大と茨城県立こころの医療センターのスタッフにより活動していたが、水海道厚生病院をはじめとした現地近隣の病院がしっかり入り込んでおり、緊急性の高い精神医療面での支援は落ち着いてきている状況との見解で、今月一杯でチームとしての活動は収束する方向との話である。
○ 以上のような理事の状況確認から、緊急性を要する水海道厚生病院から要望があった単身者の自宅の片付けについて、シルバーウィーク中、茨城県支部より人を派遣しボランティア活動を行った。急ではあったが、茨城県社会福祉協議会のボランティアネットワークの構成団体でもあったため、ボランティア保険にも加入した。
○ 茨城県障害福祉課担当者との相談の中では、現況、医療面でのこころのケアチームは収束となる方向だが、メンタル面でのサポート、相談機能については、常総市の意向・要望をふまえ検討する必要があるとの考えは一致している。しかし、茨城県支部がそれに対応するだけの人材を派遣できるかにも不安があり、現在行っているボランティア募集の状況を見ているところ。
2.今後について
<関係者と協議が必要な支援>
<要請時への支援体制の確保>
◯ 上記について、茨城県支部・茨城県士会災害対策本部としての力量も考えながら、要請時の対応を検討したいと考えている。
◯ 現状、ボランティア募集には、茨城県出身の他県構成員も含めて、少しずつ応募がある。
(文責:事務局)