<2012/01/05>
東日本大震災と原発事故は、地域に根ざした人の営みを根こそぎ奪い取ってしまうものでした。昨年、私たちソーシャルワーカーは大災害で何ができるのかを大きく問われました。本協会も出来る限りの被災地支援活動を行いましたが、住民の皆さんの生活再建に向けた支援の取り組みはこれからが本番であり、「支援者支援」に徹した活動を継続していく所存です。
本年は障害者総合福祉法案の提出が予定されており、併せて精神保健医療福祉改革も本番を迎えます。精神障害者の社会的復権を旗印としてきた本協会は、時機を逸さず改革の推進に向けた意見を発信していきたいと思います。
皆さまの変わらぬご支援ご指導のほどお願いいたします。
社団法人日本精神保健福祉士協会
会長 竹 中 秀 彦
【週刊福祉新聞(2012年1月2日発行)より】