<2009/06/01>
“ストレングスモデル”でわが国の社会福祉関係者にも良く知られているカンザス大学のチャールズ・ラップ教授がこの夏に来日します。折しも「ストレングスモデル−精神障害者のためのケースマネジメント(第2版)」が昨年12月にわが国でも金剛出版社より翻訳出版されました。地域での精神障害者支援の専門家はもちろんのこと、広く保健医療福祉関係者の間でもこの「ストレングスモデル」が評価され、普及し始めています。
そこで、この機会に直接、C.ラップ先生にストレングスモデルの真髄を語って頂き、その実践に重要なアドバイスを頂くために専門家向けの講演及びパネル討論・研修会を開催します。また合わせて初日の夕刻からは歓迎レセプションを兼ねた出版記念パーティを開きます。
2日目は、ストレングスモデルの実践的習得をねらいとした少人数の演習も行います。
社会福祉士や精神保健福祉士を始め、ケアマネジメント従事者、臨床心理士、作業療法士、保健師、看護師、精神科医、職業カウンセラー、研究者、大学院生などの多数のご参加をお待ちして、下記のようにご案内致します。
・記念フォーラム(8月18日)
・オプション・プログラム(8月18日)
・ストレングスモデル演習(8月19日)
1.日 時
[記念フォーラム]2009年8月18日(火) 9時30分〜17時
[ストレングスモデル演習]2009年8月19日(水) 10時〜16時
2.会 場
[記念フォーラム]早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場 井深大記念ホール
[ストレングスモデル演習]早稲田大学 早稲田キャンパス 大隈記念タワー702号室
(交通アクセス)早稲田キャンパス
3.定 員
[記念フォーラム]300名
[ストレングスモデル演習]50名 ※ストレングスモデル演習参加者は1日目の記念講演・パネル討論への参加を前提とします。
4.参加費
[記念フォーラム]5,000円(学生3,000円です) ※17時30分からの出版記念パーティ参加費は別途。
[ストレングスモデル演習]7,000円
5.申し込み先
受講申込書(PDF:191KB)に必要事項をご記入のうえ、必ずFAXにてお申込みください。
6.申し込み締め切り
8月10日(月) ※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
7.主 催
早稲田大学健康福祉ネットワーク C.ラップ先生来日記念学術フォーラム実行委員会
一般社団法人日本精神保健福祉士養成校協会
8.共 催
社団法人日本精神保健福祉士協会、社団法人日本社会福祉士養成校協会、日本精神障害者リハビリテーション学会
9.後 援
ソーシャルケアサービス従事者研究協議会
<問い合わせ>
早稲田大学健康福祉ネットワーク ラップ先生来日記念学術フォーラム実行委員会
〒359-1192 所沢市三ヶ島2-579-15
早稲田大学人間科学学術院
田中英樹研究室
TEL・FAX:04-2947-6952(直通) E-mail:t-hideki@waseda.jp
プログラム
時 間 | プログラム | 内 容 |
9:30 9:50 |
開場 開会 |
受付・オリエンテーション 開会挨拶 |
10:00〜12:00 | 記念講演 | テーマ「ストレングスモデル−その思想と科学」 [演 者]C.ラップ博士(カンザス大学社会福祉学部教授・付属精神保健研究トレーニングセンター所長) [座 長]田中英樹(早稲田大学人間科学学術院教授) |
12:00〜13:15 | 昼食・休憩 | − |
13:15〜16:30 | 記念パネル討論 | テーマ「ストレングスモデル−その実践と検証」 [パネリスト]白澤政和(日本学術会議会員・日本社会福祉士養成校協会会長) 谷中輝雄(日本精神保健福祉士養成校協会会長) 野中 猛(日本精神障害者リハビリテーション学会会長) 岩上洋一(日本精神保健福祉士協会) 大島 巌(地域精神保健福祉機構代表理事) [コメンテーター]C.ラップ博士 [座 長]野田文隆(大正大学教授・ブリティシュコロンビア大学特任教授) |
17:00 | 閉会 | 閉会挨拶 |
[場 所]早稲田大学 大隈記念タワー(26号館) 展望レストラン西北の風(協賛:株式会社金剛出版)
[参加費]6,000円(先着100名)
時 間 | プログラム | 内 容 |
17:30〜19:30 | 出版記念パーティ | 司 会:助川征雄(聖学院大学教授) 歓迎挨拶:金剛出版代表取締役社長 訳者代表:田中英樹(早稲田大学) 挨 拶:C.ラップ博士、リンダ夫人 懇 談 参加者紹介 |
<講師紹介>
[メイントレーナー]
リンダ・ラップ(カンザス大学トレーニングセンター教授)
[サブトレーナー]
田中英樹(早稲田大学教授)、上野容子(東京家政大学教授)、藤井達也(上智大学教授)、助川征雄(聖学院大学大学院教授)、栄セツコ(桃山学院大学准教授)、岩崎香(早稲田大学准教授) ※演習の進め方は、サブトレーナーが入り、小グループに分かれて行います。
時 間 | プログラム | 内 容 |
9:40 10:00 |
受付 開会 |
− |
10:15〜12:00 | 第1課 | ストレングスアセスメント |
12:00〜13:00 | 昼食・休憩 | |
13:00〜14:15 | 第2課 | 個別ケアプランの立て方 |
14:15〜15:45 | 第3課 | 社会資源の活用と開発法 |
15:45〜16:00 | 全体総括 | トレーナーコメント |
16:00 | 閉会 | − |