<2008/01/07>
昨年、精神保健福祉士法制定から10年が経過しました。
この間、精神保健医療福祉施策を取り巻く環境は、障害者自立支援法や医療観察法、自殺対策基本法の成立など、大きく変化してきました。また、精神保健福祉士が担うべき役割も、法定義上の「精神障害者の社会復帰に関する相談援助」のみならず、国民のメンタルヘルスに寄与することが求められていると強く認識しています。
私たちは、常に時代の要請に応えられる高い専門性と行動力を有する福祉人材であり続けるため、構成員の育成と資質の担保にむけて、本年4月より、都道府県精神保健福祉士協会と連携した生涯研修制度を開始するなど、鋭意努力してまいります。
社団法人日本精神保健福祉士協会
会長 竹 中 秀 彦
【週刊福祉新聞(2008年1月7日発行)より】