<2004/06/24>
この半世紀、日本の精神医療・福祉の向上のために掛替えのない活動を続けてきた全国精神障害者家族会連合会(全家連)が、存亡の危機に直面しています。
精神病体験者の働く場「ハートピアきつれ川」建設資金の返済や事務局人件費など、定められた目的以外に補助金を使用し、補助金返還命令を受けたためです。精神障害者福祉向上のために使用されたことは間違いないことですが、法にふれた行為であり、家族会の活動を高く評価してきた立場からすると、断腸の思いがいたします。
全家連は、この事態を厳しく受け止め、抜本的な改革に取り組んでいます。私たちは、この時期あらためて、家族会運動の意義と全家連の役割について考える「7・17全家連の再生を考える集い」を開催いたしますので、是非ご参加ください。
《呼びかけ人》
大谷 藤郎(国際医療福祉大学総長)、大熊由紀子(ジャーナリスト)、保崎 秀夫(慶應義塾大学名誉教授)
、京極 高宣(日本社会事業大学学長)
7・17全家連の再生を考える集い
【日 時】 2004年7月17日(土) 18時〜21時
【場 所】 中央大学 駿河台記念館「2F 281号室」(JRお茶の水駅徒歩3分)
<所在地>東京都千代田区神田駿河台3−11−5(TEL.03-3292-3111)
【プログラム】※敬称略
18:00 受付
<第1部>
18:10 呼びかけ人挨拶・経過報告(大谷藤郎・寺谷隆子)
来賓の挨拶 厚生労働省精神保健福祉課長 矢島鉄也
18:25 座談会 「家族会運動と全家連に期待するもの」
調 一興(日本障害者協議会顧問)
保崎 秀夫(慶應義塾大学名誉教授)
京極 高宣(日本社会事業大学学長)
小松 正泰(全国精神障害者家族会連合会理事長)
大熊 由紀子(ジャーナリスト)
19:25 3分間リレートーク−全家連に想いを寄せる関係者によるリレートーク−
高橋清久、板山賢治、寺田一郎、竹村堅次、目黒克己、江畑敬介 他
19:55 閉会の挨拶
高橋 一(日本精神保健福祉士協会会長)
<第2部>
20:00 懇親会−音楽と歓談−
乾杯の音頭
21:00 閉会の挨拶
【参加費】5,000円 (懇親会費込) *当日受付にてお支払いください
【主 催】全家連の再生を支える会
東京都新宿区新宿1−17−11 GB6F
全国精神障害者地域生活支援協議会 気付
(電話・FAX)03-3358-6044 (携帯電話)090-4714-6857
【参加申込み】
ご参加いただける方のお名前と連絡先(住所、電話番号、FAX番号)、集い及び懇親会への各出欠の有無をご記入いただき、7月8日(木)までにFAX(03-3358-6044)にてお申込みください。