お知らせ

<2003/12/07-1>

第4回精神保健福祉士全国統一模擬試験を終了して

 模擬試験を受験された方や模擬試験開催にご協力いただきました皆さん、大変お疲れさまでした。

 今回、「会場試験」は29地区で開催し、また、養成施設等24校の参加協力を得て「養成施設等試験」も開催できましたことから、約2,800名の受験者がありました。年々国家試験の問題が難しくなってきている中で、この時期に開催する当協会の模擬試験は大変意義深いものがあると自負しております。

 今回の模擬試験問題は全体的に難しく作成されており、共通科目では社会保障論、社会学、法学、専門科目では精神医学に難問が多く見受けられました。また、精神保健福祉論や精神保健福祉援助技術論の事例問題も、事例を読み込まないと解けないような問題でもありました。

 また、問題や解答解説集の一部に誤りや誤植等があり、受験者の皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。

 試験終了後、幾人かの受験者の方から質問等があり、事業委員会で検討した結果、公的扶助論の「問題21」と医学一般の「問題80」には正答がないことから、当該解答については受験者全員を正答扱いとすることにいたしました。

 受験された皆さんは、今回の模擬試験によって自分の弱点が見つかりましたでしょうか?明年の国家試験にむけて態勢を立て直して臨んでください。

 なお、今回の試験結果につきましては、週明けから集計作業等に入り、年内に皆様のお手元にお届けいたします。

 最後になりましたが、受験いただいた皆さんが良い年をお迎えになるとともに、国家試験に合格されることを心からお祈り申しあげます。     

日本精神保健福祉士協会
事業部長 小出保廣
事業委員長 長島美奈


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