<2004/04/22>
▲国会議員を招いての意見交換会(公会堂) | ▲約4,000人が集い全国の声を発表した野外音楽堂 |
4月22日(木)、夏を思わせるような天候の中、「4.22小規模作業所の明日をひらく全国大集会」が開催されました。本集会は、日本身体障害者団体連合会、全日本手をつなぐ育成会、全国精神障害者家族会連合会、全国精神障害者地域生活支援協議会、きょうされんの5団体を構成団体とする実行委員会によって企画されたものです。当初呼びかけされていた5,000人を大きく上回り、北海道から沖縄まで、全国各地から6,000人を超える障害当事者、家族、作業所スタッフ等が日比谷公園に結集しました。
午前のプログラムは、日比谷公会堂と日比谷野外音楽堂の2箇所に分かれて開催されました。
公会堂では、座席数2,000人分のところ立ち見が出る程の参加者が集いました。主催者あいさつの後、「とどけ私たちの叫び−全国からの声」と題した5地域(静岡、宮崎、広島、福島、茨城)から、施設から地域への道を閉ざさないで!という願いや小規模作業所という場の必要性、利用者へ月1万円の工賃を支払うための苦労など、厳しい現状や切実な思いを語るリレートークが行われ、発言ごとに会場から大きな拍手がわき起こっていました。
その後、主要5政党から、八代英太衆議員(自由民主党・衆)、福島豊議員(公明党・衆)、石毛えい子議員(民主党・衆)、小池晃議員(日本共産党・参)、照屋寛徳議員(社会民主党・衆)の国会議員の方々を招いた意見交換会とアピール文の採択が行われました。
野外音楽堂では、約4,000人が集い、参加者による歌や楽器、パフォーマンスを織り交ぜ、それぞれの思いを発表しあいました。
午後は、日比谷公園から銀座、有楽町、東京駅を越えて常盤橋公園までを練り歩くパレード、5団体代表による厚生労働省、内閣府、財務省への要請行動が行われました。
●「4.22小規模作業所の明日をひらく全国大集会」ホームページ