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<2003/09/09>

第1回精神病床等に関する検討会開かれる−構成員として門屋監事が参加−


 9月9日午後、経済産業省別館にて、第1回目の「精神病床等に関する検討会」が開かれました。

  この検討会は、昨年12月の社会保障審議会障害者部会精神障害分会報告書(「今後の精神保健福祉施策について」)において示された「入院医療中心から地域生活中心へ」の方向を推進するため、本年5月に出された「精神保健福祉の改革に向けた今後の対策の方向」(精神保健福祉対策本部中間報告)で「重点施策」として優先的に取り組むこととなった、1)普及啓発、2)精神医療改革、3)地域生活の支援、における課題に対応するために設けられたもののひとつです。

  構成員は精神医療・保健・福祉に係る団体関係者や学識者、当事者等18名で、本協会からも監事の門屋充郎氏が参加しています(資料1参照)。

 今回は、座長選出(吉川武彦氏/中部学院大学)や資料説明、今後の協議に必要な資料請求、そして検討会への期待・方向性について個々の意見聴取等が行われ、門屋監事からは「精神医療の抱える問題は概ね出揃った。その問題のどこを変えるのかがこの検討会の役割と認識している。当事者にとって幸せな医療体制の構築に期待している」との発言がありました。

 今後、来夏の医療計画の見直しへの意見書提出等にむけて、概ね月1回のペースで開催される予定とのことです。

配布資料

第1回精神病床等に関する検討会次第及び席次(PDF/33.9KB)(会員ページ「精神保健福祉情報」に掲載)
資料1:精神病床等に関する検討会メンバー名簿(PDF/35.0KB)(会員ページ「精神保健福祉情報」に掲載)
資料2:精神病床等に関する検討会開催要綱(PDF/40.5KB)(会員ページ「精神保健福祉情報」に掲載)
・資料3:精神保健福祉の現状 ※省略
・資料4:社会保障審議会障害者部会精神障害分会報告書(平成14年12月19日) ※省略
・資料5:「精神保健福祉の改革に向けた今後の対策の方向」(精神保健福祉対策本部中間報告)(平成15年5月15日) ※省略
・資料6:公衆衛生審議会意見書「精神病床の設備構造等の基準について」(平成12年12月13日) ※省略


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