調査主体:公益社団法人日本精神保健福祉士協会
実施担当:公益社団法人日本精神保健福祉士協会 刑事司法精神保健福祉委員会

性被害(性暴力)・性加害に絡む支援状況調査

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実施要領

1. 調査依頼

 2021年4月に第4次犯罪被害者等基本計画のなかで潜在的な被害者の課題が取り上げられることが強調され、この12月に障害者等の性被害に対しての支援強化に向けての取り組みにも内閣府として着手することになりました。ただ、障害者らの性被害・性暴力は、実態が明らかにはなっておりません。潜在的障害被害者は多数いるのではないかと想定しており、それらの存在が軽視されることを危惧しております。また、合わせて、障害者が加害者となる実態についても被害者支援と連動して検討していくべき課題だと考えております。
 日々のご実践の中で多様な性にかかわる相談に応じておられる構成員も多いのではなかろうかと想定しております。お忙しいところ恐れ入りますが、障害者関連の性被害(性暴力)・性加害に絡む緊急調査にご協力をいただけますと幸いです。結果の取り扱いについては、本協会のウェブサイト等を通じて共有できるようにいたします。

※性被害=性に関することで相手に与えた被害のこと
  性暴力=性に関することで相手を傷つけること
  性加害=性に関することで相手に与えた加害のこと

※性犯罪具体例:無理やり他人に身体を触られる。無理やり他人と身体を触れ合わせることを命令される。無理やり性的な行為を強要される。顔や身体にキスをされる。衣類や下着で覆われている部分等を写真に撮られる。撮影した写真等をSNS等で拡散される、画像・動画を保存される。怖い言葉や脅しを受けて服を脱ぐように言われる。

2. 調査方法および期間

調査方法:Googleフォームによる構成員を対象とした任意のアンケート
回答期間:2021年12月28日(火)〜2022年1月31日(月)

3. 調査対象

日本精神保健福祉士協会 構成員

4. 調査目的

 令和3年度「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターにおける障害者、男性等を対象とした支援事例に関するヒアリング」に係る有識者検討会への参考データとして意見具申し、施策反映されるべく取り組みます。また、刑事司法精神保健福祉委員会として、今後の研修実施の参考資料といたします。

5. 注意事項

〇所要時間は約10分程度です。
〇質問紙を回答されていく中で、一部過去の嫌な経験を思い出してしまう可能性があります。こうした質問に答えたくない場合は、予め回答を御遠慮いただくか、回答いただける場合も、回答の途中であってもいつでも中止していただいてかまいません。
〇ご記入いただいた結果を開示・発表させていただく際には、個人が特定できる情報は一切表記いたしません。
〇本調査で収集したデータを、本調査の目的以外で用いることはありません。本調査では、氏名等の個人情報は収集いたしません。また、本調査で収集した個人を特定できないデータは、目的使用終了後すぐに破棄いたします。電子データは、他者が容易にアクセスできない形で保管いたします。
〇回答の「提出」をもって、調査協力にご同意していただけたものと判断いたします。
〇調査参加にご同意いただけない場合は、このまま画面を閉じてください。

6. 調査に関するお問い合わせ

公益社団法人日本精神保健福祉士協会 事務局(担当:小澤)
E-mail:office @ jamhsw.or.jp
※いただいたお問合せ内容は、刑事司法精神保健福祉委員会へ転送し、当該委員会または事務局よりご返答させていただきます。


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